Wada FoodTech、分散型ホットチェーンフードサービスプラットフォームのグローバル展開に向け500万米ドル(約7億5000万円)を資金調達
和田フードテック

特許取得済みのホットチェーン弁当自動販売機を日本からプレミアム市場へ出荷開始
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129065/15/129065-15-5677f553e63f26bf4a05ed8746396a6b-1167x898.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Wada FoodTechのホットチェーン技術を活用した温かい弁当は、累計100万食以上を販売。アジア最大級のスタートアップカンファレンス「SusHI Tech Tokyo 2025」にて、第6世代ホットチェーン弁当自動販売機を初披露。実演サービスは大勢の来場者の注目を集めました。
【東京】-【6月3日】- Wada FoodTechは、分散型ホットチェーン・フードサービスプラットフォームを展開する企業として、MindWorks ETEC FundおよびGolden Resources Development International Limited(香港証券取引所上場:0677)が共同で主導したPre-A3資金調達ラウンドにおいて、総額500万米ドル(約7億5000万円)の資金調達を完了しました。
これにより、同社の累計調達額は1,000万米ドル(約15億円)を超え、特許取得済みのホットチェーン技術を基盤としたフードサービス業界の変革に向けた取り組みが一層加速されます。
本ラウンドで調達した資金は、日本国内およびその他のプレミアム市場における分散型フードサービスプラットフォームの展開拡大に充当される予定であり、外食業界が直面する高額な出店コスト、人手不足、食品安全といった課題の解決に寄与することが期待されています。
※換算レート:1ドル=150円
特許取得済みホットチェーン技術によるフードサービスの分散化を推進
Wada FoodTechは、AIoT対応のホットチェーン物流およびホットチェーン弁当自動販売機を中核とするフードテック・エコシステムを通じて、従来の実店舗型フードサービスモデルを抜本的に変革しています。現在第6世代となるこの特許技術は、100万食を超える温かいお弁当の商業販売を達成しており、実運用において高い成果を上げています。香港での初期展開を経て、現在は東京、大阪、パース、マカオといった主要都市へと事業を拡大しており、今後は英国およびEUでの展開も予定されています。
飲食業界と消費者双方への価値提供
Wada FoodTechのプラットフォームにより、飲食事業者は新規店舗の開設や従来型のフードデリバリーサービスに依存することなく、オフィスロビー、大学、病院、建設現場など人通りの多いロケーションにホットチェーン弁当マシンを設置することで、効率的かつ迅速に販売チャネルを拡大することが可能となります。同社は、日本、米国、中国において10件以上の特許を取得しており、高い食品安全性と運用効率を実現しています。
また、消費者に対しては、ホットチェーン自動販売機を通じて、わずか9秒で温かく出来たてのお弁当を提供。従来のフードデリバリーアプリにかかる追加料金も不要で、手頃かつ迅速な食の選択肢を提供します。物流プロセス全体において温度管理を徹底することで、常に高い食品の安全性と品質を保証しています。
グローバル展開および技術革新を加速するための資金調達
今回の資金調達を受けて、Wada FoodTechは日本、英国、EU、オーストラリアなどのプレミアム市場での事業拡大をさらに加速していきます。
本展開は、以下3つの主要戦略に基づいて推進されます:
(1)日本国内におけるエンジニアリングおよび製造機能の強化
(2)AIを活用したバックエンドシステムの高度化
(3)エリア・マスターフランチャイズモデルを通じた市場浸透の促進
これらの戦略的施策を通じて、日本製の高品質なホットチェーン弁当自動販売機と最先端のフードテックを融合させたソリューションを、世界各国の先進市場へと輸出・展開する体制を確立していきます。
Wada FoodTechのCEOであるジェイソン・チェン氏は、次のように述べています。
「Wada FoodTechは6年前、大学のフリーデスクから事業を開始しました。現在では、香港、日本、オーストラリア、マカオにおいて累計100万食以上のお弁当を販売し、当社の技術および市場ニーズの検証を完了しています。特に人件費の高い市場における事業展開を強化しており、今回の資金調達により、特許技術を基盤とし、フランチャイジーの市場浸透力を柱として、飲食店を成果とするエリアマスターフランチャイズモデルの加速させます。近日中に、日本製の特許取得済みホットチェーン弁当自販機を英国市場へ向けて出荷開始する予定です。」
MindWorks ETEC Fundのマネージングディレクター、ジョー・チャン氏は次のようにコメントしています。
「Wada FoodTechがグローバルに事業を拡大する中で、当社が支援できることを非常に嬉しく思います。日本のような先進市場においても、この革新的なホットチェーン技術は際立っており、スケーラブルで手頃かつ便利な選択肢をマスマーケットに提供しています。同社は多様な料理ジャンルをカバーしていますが、特に私たちは、香港の食文化を世界に広めるポテンシャルに大きな期待を寄せています。この投資は、香港の文化的・商業的なプレゼンスを国際的に高めるというMindWorks ETEC Fundのミッションと完全に一致しています。」
Golden Resources Development International Limited(香港証券取引所上場:0677)のグループ最高経営責任者、 アンソニー・ラム氏は次のように述べています。
「当グループは長期的な投資家として、Wada FoodTechの研究開発能力および実行力に深い敬意を表します。
同社が提供する独自のホットチェーンソリューションは、人手不足やコストといった喫緊の課題に対応するとともに、常に安定した食品の品質と味の維持を実現しています。
また、Wada FoodTechが掲げるフードサービス業界の変革に向けたビジョンは、伝統産業にテクノロジーによる革新をもたらすという当グループの投資理念と完全に一致しています。」
【Wada FoodTechについて】
Wada FoodTech(www.wadafoodtech.com)は、特許取得済みのホットチェーンAIoT物流およびホットチェーン弁当自動販売機を活用した分散型ホットチェーンフードサービスプラットフォームを提供しており、飲食店の効率的な事業拡大を支援しています。現在、香港、日本、オーストラリア、マカオで事業を展開しており、本社は東京に所在しています。
【MindWorks ETEC Fundについて】
MindWorks(www.mindworks.vc)は、テクノロジーを活用し、急速な市場浸透、スケーラビリティ、そして業界の変革を実現する企業への投資を通じて、アジア全域で事業を展開する有力なベンチャーキャピタルファームです。MindWorks ETEC Fundは、エンターテインメント、文化、テクノロジーの各分野において、香港の国際的な競争力を強化する革新的な取り組みを支援することに特化したサブファンドであり、香港のグローバルな影響力およびプレゼンスの向上を使命として掲げています。
【Golden Resources Development Internationalについて】
Golden Resources Development International Limited(www.grdil.com)は、アジアにおいてFMCG(日用消費財)、コンビニエンスリテール、環境配慮型パッケージング、リテールテインメントなど多岐にわたる事業を展開する多角化グループです。また、フードテック、ロジスティクス、スマートリテールといった革新的なベンチャー企業の支援も行っています。
記事に関する連絡先:
Ms. Mie Sueno
info@wadabento.com
www.wadafoodtech.com
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes