7月31日(木) AndTech「抗菌・抗バイオフィルムに向けた材料・製品開発の技術動向と性能評価」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定
AndTech

麻布大学 / 名誉教授 古畑 勝則 氏、株式会社BEL 兼松 秀行 氏、就実大学 山田 陽一 氏、株式会社同仁化学研究所 中久保 政一 氏にご講演をいただきます。
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株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる抗菌・抗バイオフィルムでの課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「抗菌・抗バイオフィルム」講座を開講いたします。
バイオフィルムの基礎知識とその対策をはじめ実用的かつ先進的な抗バイオフィルム材料開発の最新動向、抗菌・抗バイオフィルム効果を有するアビエチン酸系化合物、産学連携を通じた実用化の取り組みや新たなバイオフィルム評価方法を紹介!
本講座は、2025年07月31日開講を予定いたします。
詳細:
https://andtech.co.jp/seminars/1f00a124-648d-67b8-94ee-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:抗菌・抗バイオフィルムに向けた材料・製品開発の技術動向と性能評価
~抗菌・抗バイオフィルム効果を有するアビエチン酸系化合物、マイクロプレートを用いた新たなバイオフィルム評価方法~
開催日時:2025年07月31日(木) 10:30-16:20
参 加 費:60,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :
https://andtech.co.jp/seminars/1f00a124-648d-67b8-94ee-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
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第1部 バイオフィルムの構造と形成過程およびバイオフィルム対策技術
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講師 無所属 麻布大学 / 名誉教授 古畑 勝則 氏
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第2部 抗バイオフィルム性製品の評価法と材料開発について
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講師 株式会社BEL 代表取締役社長 兼 大阪大学 特任教授 / 名古屋大学 客員教授 兼松 秀行 氏
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第3部 抗菌・抗バイオフィルム製品の開発と実用化
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講師 就実大学 薬学部薬学科 / 准教授 山田 陽一 氏
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第4部 マイクロプレートを用いた新たなバイオフィルム評価方法
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講師 株式会社同仁化学研究所 開発部部長 中久保 政一 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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・微生物、特に細菌の特性を知ることができます。バイオフィルムの正体がわかります。バイオフィルムがどのように形成されるかがわかります。バイオフィルムの形成防止、除去技術の基本が理解できます。
・バイオフィルムの基礎知識とその形成メカニズム
・バイオフィルムが引き起こす工業的・社会的課題
・ISO 4768に基づく抗バイオフィルム性の評価法とその活用方法
・学術的評価手法と工業的試験法の違いと適用範囲
・抗バイオフィルム材料の設計指針と実例(ポリマー、金属イオン、表面処理など)
・開発における課題と今後の研究・産業応用の展望
・バイオフィルムの問題点
・抗菌・抗バイオフィルム物質の利用とその波及効果
・バイオフィルムを研究するための、タイパの良い(簡便・正確・多検体処理出来る)方法をご紹介いたします。
・バイオフィルム研究をこれから始める方も、これまでやってきた方にも参考になる内容になっております。
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 バイオフィルムの構造と形成過程およびバイオフィルム対策技術
【講演主旨】
バイオフィルムはあらゆる分野で発生するため、その対策に苦慮されていることと思います。各現場で対応するには、その相手となるバイオフィルムのことを理解した上で可能な対策を取ることが得策です。バイオフィルムの主役は微生物、特に細菌です。ですからバイオフィルムを知るには細菌の特性を十分に理解する必要があります。本講演は、バイオフィルムに関する基礎的な事項を知っていただくために企画されました。是非、ここでバイオフィルムの知識を増やし、適切なバイオフィルム対策を実行していただければ幸いです。
【プログラム】
1.バイオフィルムとは何か
2.バイオフィルムの主役と、その特性
3. バイオフィルムの発生環境
4.バイオフィルムの発生事例
4-1 住環境
4-2 医療器材
4-3 環境衛生
5.バイオフィルムを調べる
5-1 バイオフィルムの観察
5-2 菌種の同定
5-3 分離菌種の特性
6.バイオフィルムの構造と形成過程
6-1 走査電子顕微鏡所見
6-2 バイオフィルムの模式図
6-3 バイオフィルムの形成過程・形成機構
6-4 クオラムセンシング
7.バイオフィルムを退治する
7-1 バイオフィルムの発生防止ポイント
7-2 バイオフィルムの形成防止技術
7-3 バイオフィルムの除去技術
【質疑応答】
【講演のポイント】
専門外の方にも理解しやすいように、できるだけ見やすいスライドの作製に気を付けています。また、写真や図を多用し、イメージしやすいように工夫しています。さらに可能な限り微生物用語の使用を避け、一般的な表現を心がけています。
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第2部 抗バイオフィルム性製品の評価法と材料開発について
【講演主旨】
本セミナーでは、抗バイオフィルム性材料の評価法とその開発手法について解説します。2023年にSIAAの協力のもと国際標準化されたISO 4768(ポリマー材料のバイオフィルム評価法)を中心に、工業製品における実用的な評価手法に加え、学術的な視点からの評価アプローチも紹介します。さらに、これらの評価結果をもとに、抗バイオフィルム性を有する新規材料の設計・開発にどのように応用できるかについても具体例を交えて議論します。
【プログラム】
1. はじめに
講師自己紹介と講演の目的
抗バイオフィルム性が求められる背景と社会的意義
2. バイオフィルムとは?その学術的な背景と意義,そして研究展開の経緯
バイオフィルムの定義と形成メカニズム
医療・環境・材料分野におけるバイオフィルム研究の発展
3. バイオフィルムが引き起こす工業的な問題点
配管閉塞、腐食、製品劣化などの具体例
バイオフィルム制御の困難さと産業的ニーズ
4. バイオフィルム評価法
ISO 4768(ポリマー材料に対する評価)の概要
SIAAとの取り組みと標準化プロセス
その他のアカデミックな評価手法との比較
5. 抗バイオフィルム材料開発のこれまでの経緯といくつかの実例
材料表面設計の工夫(親水性/疎水性、微細構造など)
金属イオン、ポリマー、ナノマテリアルの応用例
3Dプリンティング技術などとの融合例
6. 問題点と将来展望
評価法の限界と改善の方向性
今後求められる多機能性材料と評価基準
国際的な標準化と産学連携への期待
【質疑応答】
【講演のポイント】
本講演では、2023年に国際標準化されたISO 4768に基づくバイオフィルム評価法を中心に、実用的かつ先進的な抗バイオフィルム材料開発の最新動向を具体例とともに分かりやすく解説します。
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第3部 抗菌・抗バイオフィルム製品の開発と実用化
【講演主旨】
細菌は、自身を守り、物質の表面に定着するために「バイオフィルム」と呼ばれる粘着性の高い構造を作ります。バイオフィルムの形成を防ぐことは、工業設備の劣化防止、環境保護、感染症対策に役立ちます。本講演では、講師らが発見した抗菌・抗バイオフィルム効果を有するアビエチン酸系化合物について紹介します。また、産学連携を通じた実用化の取り組みや、将来的な応用の可能性についても紹介します。抗菌・抗バイオフィルム技術の発展により、よりクリーンで安全な生活環境や産業・医療現場の実現を目指します。
【プログラム】
はじめに
1.微生物(細菌)の基礎知識
1.細菌の特徴
2.バイオフィルム
2.抗菌・抗バイオフィルム形成物質に関する研究
1.アビエチン酸系化合物の抗菌効果
2.アビエチン酸系化合物の抗バイオフィルム効果
3.抗菌・抗バイオフィルムの実用化事例 ―産学連携による「抗菌シート」の開発―
1.抗菌シートの原理と効果
2.抗菌シートの活用
4.今後の展望 ―産学連携による知財化・実用化―
1.抗バイオフィルム樹脂の開発・試作
2.微生物対策の展望
【質疑応答】
【講演のポイント】
積極的に共同研究を行い、講師の専門とする微生物の知見と共同研究先の技術を組み合わせることで、新技術や知財を考案してきた。最近では、産業技術総合研究所との共同研究の成果を「繊維やシートにも短時間で抗ウイルス薬剤をコーティング」としてプレスリリースした。
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第4部 マイクロプレートを用いた新たなバイオフィルム評価方法
【講演主旨】
バイオフィルムは、微生物とその代謝物である細胞外多糖等から構成される集合体で、あらゆる環境に存在しています。近年、バイオフィルム形成阻害能を有する薬剤や、食品成分の探索が注目を集めており、また、素材に形成されるバイオフィルムの量やバイオフィルム形成阻害能を有する薬剤を評価するニーズも増えています。ただ、既存の方法では、洗浄操作等でバイオフィルムが剥がれて測定値にばらつきが出る、複数のサンプルや条件での多検体測定が出来ない、水に浮くような浮力のある素材での評価が出来ない等の課題がありました。弊社ではそれらの課題を解決した新たなバイオフィルム評価方法を開発しましたので、紹介致します。
【プログラム】
1. バイオフィルム測定における課題と注意点
2. バイオフィルム形成量・形成阻害測定
3. バイオフィルム内微生物の生存率や活性度合測定
4. 任意の素材におけるバイオフィルム形成量・形成阻害測定
【質疑応答】
【講演のポイント】
お風呂場の赤いぬめりや歯の歯垢など、実はみんな知っているあいつがバイオフィルムです。ただ、悪いイメージの多いバイオフィルムも、農業利用(根粒菌の共生)、環境浄化等への活用も検討される良い一面も持っています。これら多岐にわたるバイオフィルム研究ですが、評価が面倒で、多検体処理が出来ませんでした。今回、画期的な方法にて、それを解決しました。バイオフィルムに興味のある方は、是非ご参加下さい。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes