Confluent、Confluent Cloud for Apache Flink(R) およびTableflowを日本で提供開始
Confluent Japan合同会社

リアルタイムな AI と次世代アプリケーションの開発を加速する、シンプルなストリーム処理と文脈情報を活用した分析機能
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データストリーミングのパイオニアである Confluent, Inc.(本社:カリフォルニア州マウンテンビュー、NASDAQ:CFLT、以下 Confluent)の日本法人、
Confluent Japan 合同会社は本日、「Confluent Cloud for Apache Flink(R)」および「Tableflow」の日本国内で提供開始したことを発表しました。Confluent Cloud for Apache Flink は、ストリーミング処理を大幅に簡素化し、高品質で再利用可能なデータストリームを実現します。さらに Tableflow は、これらのデータストリームを分析システムに効率的かつ容易に連携させる方法を提供します。これらは完全なデータストリーミングプラットフォーム(DSP)を構成する重要な要素であり、リアルタイムで信頼性の高いデータを活用した AI や次世代アプリケーションを支えるために欠かせない機能です。
Confluent Japan のカントリーマネージャーである石井 晃一は次のように述べています。「データストリーミングは、日本企業にとって競争優位性を新たな次元へと引き上げる原動力となります。新サービスの提供開始により、日本がリアルタイムな AI 主導の未来へと進むうえで、大きな一歩となります。データストリーミングの複雑さを取り除くことで、企業の業務のあり方や顧客の期待を超えていくための取り組みにおいて、可能性に満ちた新たな世界が開かれます」
完全な DSP で次なるイノベーションをより速く実現
Confluent Cloud は、業務全体で扱われるデータをリアルタイムでストリーミング、接続、処理、管理する、完全マネージド型のデータストリーミングプラットフォームです。Confluent を利用することで、リアルタイムな顧客体験の提供、業務の劇的な効率化の実現、生成 AI やエージェンティック AI における最先端の技術革新の加速が、これまで以上に容易になります。今回の提供開始により、Confluent の完全な DSP を構成する主要な 2 つのコンポーネントである Confluent Cloud for Apache Flink と Tableflow が日本でも利用可能となり、データストリーミングがより身近なものになります。
ストリーム処理の可能性と課題
データストリーミング基盤におけるコンピュート層として、ストリーム処理は、チームがデータをリアルタイムでフィルタリング、結合、強化し、下流工程のアプリケーションやシステムでより活用しやすい形に変換します。こうして生成された高品質なデータストリームは、複数のプロジェクトで再利用可能であり、従来のバッチ処理ソリューションと比較して、対応の柔軟性とスピードの向上、データの一貫性、コスト削減といった利点をもたらします。
Apache Flink は、ストリーム処理における事実上の標準であり、Airbnb、Uber、Netflix、Stripe などの企業で、ミッションクリティカルなストリーミングワークロードを支えるために採用されています。Flink により、ライドシェアリング企業がドライバーと乗客をマッチングしたり、銀行がユーザーに不正取引を通知したり、ソーシャルメディア企業がパーソナライズされたコンテンツを推奨したりすることが可能になります。しかし、オープンソースの Flink を自社で運用することはハードルが高く、高度な専門知識と大規模な投資を必要とし、また重大な運用リスクを伴います。
Confluent Cloud for Apache Flink を利用することで、顧客は手間をかけずに高品質で再利用可能なデータストリームを簡単に構築することができ、次のことが可能になります。
- ストリーム処理の事実上の標準である Flink を使用して、データストリームのフィルタリング、結合、強化を簡単に実行できます- インフラ管理の複雑さを伴うことなく、あらゆるスケールで高性能かつ効率的なストリーム処理を実現できます- Apache Kafka と Flink を組み合わせた単一プラットフォームとして利用でき、監視、セキュリティ、ガバナンスが統合されます
Confluent Cloud for Apache Flink は、Amazon Web Services(AWS)東京リージョンで一般提供が開始され、今後さらに多くのクラウドサービスでも利用可能になる予定です。
Tableflow で分析システムと業務システムの垣根を取り払う
最新のアプリケーションと AI に関する取り組みが真の価値を提供するためには、企業と顧客の現在の状況を把握し、即座に対応することが求められます。このレベルのスピードと効率性は、業務データがリアルタイムで分析システムや AI システムに届かない限り、実現することができません。従来のバッチ処理では正確な結果が得られず、手動によるデータの複製は不安定で拡張性がなく、データサイロの問題を助長させます。
Tableflow は、業務データと分析システムとの統合を簡素化します。Confluent Cloud に接続された業務アプリケーションから取得したデータを用いて、分析や AI に使用されるテーブルを継続的に更新し最新の状態に保ちます。Confluent 内では、データが生成される段階で処理とガバナンスが実行され、これらのタスクは上流行程に移されるため、データレイクやデータウェアハウスに取り込まれるのは、高品質で一貫性のあるデータのみとなります。これは AI にとって画期的な進歩です。なぜなら、AI の力は、それを形作るデータの質にかかっているからです。
Tableflow を使用することで、顧客は以下のことが可能になります。
- Kafka トピックを、Apache IcebergTM(一般提供中)および Delta Lake(早期アクセス)のテーブルとして、関連するスキーマとともに、ワンクリックで利用可能にできます。- Iceberg テーブルを、エンタープライズおよびソースシステムからの最新のストリーミングデータで継続的に更新し、常に最新の状態に保つことができます。- Stream Governance とサーバーレス Flink を使用したデータストリーミングプラットフォームを活用して、データをストリーム内でクリーンアップ、処理、エンリッチすることで、高品質なデータプロダクトを提供し、データレイクに届くのは高品質なデータのみとなります。
補足情報
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Apache Flink のリリースブログをお読みください-
Tableflow 製品のリリースブログで新機能に関する詳しい説明をお読みください-
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Confluent について
Confluent のデータストリーミングプラットフォームは、あらゆる場所から絶え間なく生成され、常に進化する躍動的なデータ(Data in Motion)に対する連続的なストリーム処理を行う新たなデータインフラストラクチャの分野を開拓しています。Confluent のクラウドネイティブなプラットフォーム製品はストリーム処理基盤として、複数のソースからのリアルタイムデータを有機的かつインテリジェントな接続を実現することで、組織全体としての瞬時な対応を可能にします。Confluent のプラットフォームは、組織がリッチでデジタルなフロントエンドのカスタマーエクスペリエンスを提供するだけではなく、洗練されたリアルタイムのソフトウェア主導のバックエンドオペレーションへの移行も支援しています。
https://www.confluent.io/ja-jp/
当社のロードマップは将来変更される可能性があるため、ここで言及されている機能は変更される可能性があり、期限内に提供されない、または全く提供されない可能性があります。本情報は、いかなる機能を提供することを約束するものではなく、お客様は現在利用可能な機能に基づいてご購入を決定してください。
Confluent と Confluent に関連するロゴマークは Confluent, Inc. の商標または登録商標です。
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プレスリリース提供:PR TIMES
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