<自社による独自開発で実現>AI通訳機「ポケトークS2」が、ハイチ・クレオール語に対応
ポケトーク株式会社

~米国におけるハイチ系移民をサポート~
ポケトーク株式会社(本社:東京都港区芝二丁目 2 番 12 号 浜松町 PREX4階 取締役 代表執行役社長:松田 憲幸)は、米国におけるハイチ系移民の増加を受け、本事案をサポートすべく、ハイチ・クレオール語に対応する翻訳システムを独自で開発し、「ポケトークS2」での利用が開始されたことをお知らせいたします。
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米国では、フロリダ州、マサチューセッツ州、ニューヨーク州を中心に、約100万人のハイチ系移民が暮らしています。その多くは英語をはじめとする米国の公用語を母語とせず、公共サービスや地域社会とのコミュニケーションにおける「言葉の壁」が大きな課題となっています。
当社は、こうした方々が必要な情報に迅速かつ安全・確実にアクセスできるよう、高精度な翻訳と音声読み上げ機能を備えたハイチ・クレオール語対応の翻訳システムを独自に開発し、このたび正式にリリースいたしました。これにより、91言語を音声・テキストに翻訳し、1言語をテキストのみに翻訳できるようになりました。
これまで、ハイチ・クレオール語に対応した翻訳技術の中で、高精度な翻訳と音声読み上げの両機能を兼ね備えたサービスはごく限られており、当社は米国で広がるニーズに応えるべく、言語・文化の専門家であるKerby Magoph氏(InCreole Translation シニア翻訳者)と連携し、自社による独自開発で実現しました。
Pocketalk Inc.社 取締役兼ゼネラルマネージャーであるJoe Miller(ジョー・ミラー)は、次のようにコメントしています;
「政府機関や大手企業からの要望が急増する中、ハイチ・クレオール語に対応することは私たちにとって自然な選択でした。正確で文化的背景にも配慮した翻訳を提供することは、すべての人が会話に参加できる社会をつくるために欠かせません。このプロジェクトに真摯に取り組めたことを誇りに思います。」
InCreole Translation シニア翻訳者であるKerby Magophy氏(カービー・マゴフィー)は、次のようにコメントしています;
「本開発に携われたことを、大変光栄に思います。ハイチ・クレオール語は文脈や使われる場面によって意味が大きく変わる、非常に繊細な言語です。そのため、これまで正確に翻訳されることが少なく、誤解されることも多くありました。今回の取り組みは、単なる技術革新ではなく、私たちのコミュニティが社会の中でより深く関わっていくための大きな一歩だと感じています。」
ポケトーク株式会社は「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、相手の言葉を話せなくても互いに自国語のまま対話でき、深くわかり合える世界の実現を目指して「ポケトーク」シリーズの提供を世界中に広げてきました。今後も、急速に変化するグローバル社会のニーズを的確に捉え、技術とサービスの進化を通じて、より多くの「言葉の壁」の解決に取り組んでまいります。
【 AI 通訳機 「ポケトーク S2」とは 】
「ポケトーク S2」は 2024 年 10 月に販売を開始した最新機種で、91言語を音声・テキストに翻訳し、1言語をテキストのみに翻訳できます。従来機種より Wi-Fi がなくても通信可能な国と地域を拡大し、世界 170 以上の国と地域で、Wi-Fi のない所でもそのまま使えるモバイル通信機能を内蔵しています。また、バッテリーの持続可能時間も大幅に改善し、あらゆるシーンでお使いいただけるようアップデートいたしました。
「ポケトーク アナリティクス」との連携によりセキュリティ面もさらに強化され、グローバルにおけるセキュリティ基準に準拠することで、個人でのご利用はもちろん、企業や団体、自治体での導入において安心してお使いいただけます。
詳細 URL:
https://pocketalk.jp/deviceプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes