インドネシア特定技能1号人材2名が介護福祉士国家試験に合格!
株式会社シノケングループ

― 持続可能な介護サービス提供体制を強化 ―
株式会社シノケングループ(東京本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 貴史 以下、グループを総称して「当社グループ」)は、当社グループの介護施設で活躍するインドネシア特定技能1号人材の2名が、この度、介護福祉士国家試験に合格したことをお知らせいたします。
これは、介護人材不足という社会課題をふまえ、当社グループが取り組む特定技能1号人材の育成と定着に向けた大きな一歩となるものです。介護福祉士資格の取得により在留期間が無期限となることで、今後も長く専門職として活躍できる環境が得られ、持続可能な介護サービス提供体制の強化に繋がります。
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■ 介護福祉士合格の意義
介護福祉士資格は国家資格であり、介護分野における専門知識と技術を証明し、介護職として働く上で高い専門性を持つことを示します。この度、介護福祉士国家試験に合格した2名は、必要な登録申請を行い、特定技能「介護」の在留資格から、在留資格「介護」へ移行することで、日本において介護福祉士として永続的に介護業務に従事することが可能となりました。これにより、在留期間の制約なく、専門性を活かして長く活躍することが期待されます。
■ 当社グループの取り組み
日本の社会課題である介護人材不足への取り組みとして、当社グループは2019年4月より特定技能「介護」の特定技能1号人材の受入れを開始し、これまで4度にわたる採用を実施、現在ではライフケア事業に従事する従業員全体の10%を超える人員数となっております。大きく環境の異なる日本で、長期的に活躍していただけるよう、受入れにあたっては個室完備の専用寮を新築し、入国後も定期的な面談を行うなど、生活環境の整備と安心して過ごしていただくためのサポートの両面からグループ一体の支援を行ってきました。
この度、2025年1月に実施された第37回介護福祉士国家試験において、特定技能1号の合格率は約3割*と合格が容易ではないとされる中、当社グループのインドネシア特定技能1号人材2名がこの難関を突破しました。
■ 合格までの道のり
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日常の介護風景
この度、介護福祉士国家試験に合格した2名は、来日当初からひたむきに業務と学習に取り組んで
きました。先輩職員からの教えをすぐにメモに取
るなど意欲的に取り組みつつ着実に業務を習得
し、ケア記録の入力も翻訳アプリを活用しながら
iPadで行うなど、積極的に新しい方法を取り入れ
る姿勢は、周囲の職員にも良い影響を与えていま
す。
今回の国家資格取得は、2人が「合格する」という明確な目標に向かい、互いに励まし合いながら真摯に学習に取り組んできた成果に他なりません。当社グループは、今回の合格者はもちろん、当社グループで働く特定技能1号人材が専門性をさらに向上させ、活躍の場を広げられるよう、継続的に支援してまいります。
■ 今後の展望
当社グループは、社員ひとり一人が長期的なキャリアを築けるよう努めており、特定技能1号人材の初期メンバーも、将来的に現場のリーダーを担う人材となる見込みです。こうしたキャリアパスをさらに広げるべく、従業員の資格取得への意欲と専門性・キャリアの向上を支援する目的で、従前より支給している資格手当に加え、新たに介護福祉士合格報奨金制度を創設しました。
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特定技能1号人材の採用は、今後も積極的に行い、今年中に50名を超える規模として全国の介護施設で活躍していただく計画です。2025年4月21日からは、制度改正により特定技能1号人材による訪問系サービスの提供が可能となりました。
今後も、特定技能1号人材が重要な戦力となることを見込んでおり、多様な人材がそれぞれの能力を発揮し、共に成長できる環境づくりを推進することで、持続可能な質の高い介護サービスの提供を目指してまいります。
https://www.shinoken.co.jp/
*厚生労働省「介護福祉士国家試験の受験者・合格者・合格率の推移」受験者全体の合格率が78.3%であるのに対し特定技能1号の合格率は33.3%。
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes