株式会社フォアーゼット、株式会社SecDevLabとAIペネトレーションテスト「RapidPen」に関する業務提携を締結
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株式会社フォアーゼットは、株式会社SecDevLabと、AIによる自動ペネトレーションテストシステム「RapidPen」に関する業務提携契約を締結いたしました。
RapidPenは、AIエージェントによる全自動のペネトレーションテストツールであり、世界で初めて初期侵入（対象システムの制御を最初に獲得する）フェーズの全自動化に成功しました。対象システムのIPアドレスを指定するだけで、初期侵入を自律的に試みます。
本ツールは現在、研究開発段階にあり、2025年内の商業化を目指して開発を加速しています。今後はセキュリティ実務での活用を前提としたプロダクト整備と、現場フィードバックに基づく改良を重ねていく予定です。
RapidPenは、セキュリティベンダーやユーザー企業の双方にとって有用なツールとなることを目指しています。セキュリティベンダーにとっては、繰り返し行われる初期侵入テストの自動化により、作業効率の向上が期待されます。ユーザー企業にとっては、専門的な知識がなくても自社のシステムに対する初期侵入テストを実施できるようになり、セキュリティ対策の強化に貢献します。
AIによるセキュリティ制御と攻撃検証の重要性が高まる中、フォアーゼットはかねてより「AIによる攻撃シミュレーション」や「能動的防御（Active Cyber Defense）」をテーマに自社製品の研究開発を進めてまいりました。
その一環として、SecDevLabが開発するRapidPenの「世界で初めて初期侵入フェーズ（IP-to-Shell）を完全自動化した」という先進性に注目しました。フォアーゼットは、RapidPenを単なる侵入テストツールとしてだけでなく、リアルタイムな攻撃対策評価やAIによる攻撃再現環境として活用できると判断し、今回の提携に至りました。
今回の提携により、フォアーゼットはRapidPenの精度向上に向けた実行環境の提供や検証、開発成果物の評価を行い、SecDevLabはRapidPenの設計・開発・運用を担います。
両社は、この協力体制のもと、以下の取り組みを推進してまいります。
- フォアーゼットが開発するAIディフェンスシステムとの統合評価- Active DefenseとAIペネトレーションを組み合わせたリアルタイム共同演習の実施- 国内外の学術機関と連携したセキュリティ教育企画の提供
RapidPenは今後もフォアーゼットとの協力を通じて実用化・高度化を進め、企業・組織の攻撃耐性向上に貢献するソリューションとしての発展を目指します。
株式会社フォアーゼット（本社：山口県大島郡、東京営業所：東京都千代田区、代表取締役CEO：田中悠斗）は、民間企業に対して、攻撃者視点でのサイバーセキュリティソリューションを提供する企業です。
脆弱性診断/ペネトレーションテスト/レッドチームオペレーションなどのソリューション提供を行うのみならず、東南アジア地域（ベトナムDuy Tan大学 等）の大学機関におけるホワイトハッカー育成の教育活動、最新のサイバー攻撃や脅威動向の調査や最新技術の研究開発を行っています。
株式会社SecDevLab（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：中谷翔）は、AI技術とセキュリティ研究開発を軸に、RapidPenの開発・展開を進めるベンチャー企業です。その他にも、セキュリティ研修、脆弱性診断、ペネトレーションテストなどのセキュリティサービスを提供しています。
「セキュリティ・ソフトウェア研究開発力で日本の安全に貢献する」を理念に掲げ、現場に根ざした技術と実践を通じて、信頼性の高いセキュリティ支援を提供しています。
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
