厚生労働省「医療系ベンチャー・トータルサポート事業(MEDISO)」を受託
株式会社三菱総合研究所
医療系スタートアップの医薬品等シーズ実用化支援を拡充し、国際競争力を強化
株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:籔田健二、以下 MRI)は、厚生労働省から、医療系ベンチャー・トータルサポート事業に係る調査・広報・運営業務を受託しました。本事業では、医薬品等の実用化を目指す医療系スタートアップやアカデミアに対する相談助言、伴走支援、アクセラレーションプログラム等の支援を通じて、革新的な医薬品、医療機器、再生医療等製品(以下 医薬品等)の実用化の促進を目指します。
近年、科学技術が進化し、専門性が増していく中で、革新的な医薬品等の創出におけるスタートアップやアカデミア(以下 スタートアップ等)の重要性が増しています。そのため、厚生労働省は、医療系スタートアップ等を育てるエコシステムを確立し、「保険医療水準のさらなる向上」と「経済成長への貢献」を目指すため、2018年2月に医療系ベンチャー・トータルサポート事業(MEDISO: Medical Innovation Support Office)を開始し、医療系スタートアップ等が有するシーズの実用化を支援する体制を構築しました。
MRIはこれまで、MEDISOの受託事業者として事務局を担い、延べ1,000者以上の日本の医療系スタートアップ等を支援してきました。
このたび、厚生労働省は、「経済財政運営と改革の基本方針2024 ~賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現~」(骨太方針2024)を受け、2025年度から3年度の事業として、MEDISOの支援機能を拡充することにしました。
MEDISOでは、令和7年度から9年度までの3年度、これまでの相談助言、知財戦略ならびに出口戦略に関する調査支援、各種セミナーやイベントの開催等に加えて、以下のさまざまな支援を展開し、医療系スタートアップ等のシーズの実用化を強力に促進します。
・ 米国トップインキュベータを含む国内外のステークホルダーと連携したアクセラレーションプログラム
・ 米国等の現地サポーターと連携した海外展開支援
・ 米国等のVCと国内の医療系スタートアップ等とのマッチングイベント 等
MRIは、MEDISOをはじめとするさまざまな医療系スタートアップ支援事業において、国内外のパートナー機関と連携し、日本における医療系スタートアップエコシステムの構築を進め、日本の医薬品・医療機器産業の国際競争力を強化し、日本発の革新的な医薬品、医療機器、再生医療等製品の創出に貢献します。
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