Interop Tokyo 2025『ShowNet』における国内初のウルトライーサネット検証で『Best of Show Award』審査員特別賞を受賞
東陽テクニカ

展示製品ではテスティング部門で準グランプリ受賞
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、「Interop Tokyo 2025」の『Best of Show Award』において、ShowNet コントリビュータ部門で審査員特別賞を、テスティング部門で準グランプリを受賞したことをお知らせいたします。
『Best of Show Award』は、有力メディアや学術界の専門家で構成される審査委員会が、Interop出展各社の製品から優れた技術や製品を「今年の一品」として選出し、表彰する制度です。
ShowNet コントリビュータ部門では、ジュニパーネットワークス株式会社(以下 ジュニパーネットワークス社)との合同実証環境を構築し、国内初(※1)となる「Ultra Ethernet 機能検証」で審査員特別賞を受賞しました。
また、展示製品では、Spirent Communications社製「Spirent TestCenter 800G AI/MLネットワークインフラ・テストソリューション」がテスティング部門で準グランプリを受賞いたしました。
※1 2025年6月13日現在、東陽テクニカ調べ
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75068/197/75068-197-0d0ddcc1f150f7eb42cbfa901ba5ed36-420x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ShowNet会場での「Ultra Ethernet 機能検証」展示の様子
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75068/197/75068-197-c1a3f2ee7fbb334a64b7516db6c0e68d-110x110.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「UltraEthernet 機能検証」 ※ジュニパーネットワークス社との合同受賞
ウルトライーサネットは、AIとHPC(高性能コンピューティング)のネットワーク需要の増大に対応する次世代のイーサネットです。業界団体UEC (Ultra Ethernet Consortium)において、活発な議論が続けられており、その動作や相互互換性の検証において業界内でも要望が高まっていました。今回、東陽テクニカは、「Spirent TestCenter 800G UECスタック パフォーマンステストソリューション」を提供し、ジュニパーネットワークス社との合同実証環境を会場内のライブネットワーク『ShowNet』上に構築。ウルトライーサネットの転送試験や機能試験、既存イーサネット技術であるRoCEv2との共存試験などを行いました。
AI/HPCワークロードに最適化された次世代通信規格「UECスタック(Ultra Ethernet Consortium Stack)」を活用し、RoCEv2ネットワークとの混在構成や、次世代DC(データセンター)ネットワーク構築への応用を視野に入れた内容で、業界の未来を切り開く先進的な取り組みとして高く評価されました。
<審査コメント>(抜粋)
RoCEv2のネットワークとウルトライーサネットのネットワークの混在に関して、いち早くUECのネットワークを使った未来のDCネットワークへの取り組みを実施したのが大きなポイント。また、日本初となる動作環境の設定を、NOCと連携して実現したことにより、今後のUECの発展、DCネットワークに向けた取り組みをスタートすることができました。今後のUECへの業界としての取り組みに期待して特別賞としたいと思います。
・審査員:北陸先端科学技術大学院大学(JAIST) 次世代デジタル社会基盤研究領域 宇多 仁 准教授よりコメント
「AI/HPCの台頭で爆発的に増え続けるDCネットワーク需要への対応として、Ultra Ethernet技術に大きな期待が寄せられています。UEC Specification 1.0の公開により、UECは日本国内でも注目を集めていくことになります。ShowNetでの東陽テクニカ、スパイレント、ジュニパーネットワークス 3社の活動を契機に、UECの実装が加速することを期待します。」
<参考情報>
UECによる「Ultra Ethernet Specification v1.0」公開について (2025年6月11日)
「Ultra Ethernet Consortium (UEC) Launches Specification 1.0 Transforming Ethernet for AI and HPC at Scale」
https://ultraethernet.org/ultra-ethernet-consortium-uec-launches-specification-1-0-transforming-ethernet-for-ai-and-hpc-at-scale/
「Spirent TestCenter 800G AI/MLネットワークインフラ・テストソリューション」
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75068/197/75068-197-2e6205d01651d6384442be686c729b01-1714x348.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AI/MLネットワークインフラ・テストソリューション800GbE多ポートモデル。AIワークロードを高精度で再現。
「Interop Tokyo 2025」会期中は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のブース(ブース番号:4G32)にて実証実験のため稼働中です。
製品ページURL:
https://www.toyo.co.jp/ict/products/detail/testcenter.html
<審査コメント>(抜粋)
AI/MLノードのトラフィックをエミュレーションし、ネットワーク構成の導入前検証が可能。AI基盤の投資対効果を最大化できる点を評価し、準グランプリとしました。
【 東陽テクニカ出展概要 】
◆開催展名:Interop Tokyo 2025
◆会期:6月11日(水)~6月13日(金) 10:00~18:00 ※最終日のみ17:00まで
◆会場:幕張メッセ(国際展示場)
◆ブース番号:4U11(東陽テクニカ/Spirent Communicationsブース)
◆公式サイト:
https://www.interop.jp/
◆出展製品詳細:
https://www.toyo.co.jp/ict/seminar/detail/interop_tokyo2025.html
<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新を推進しています。その事業分野は、脱炭素/エネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC、ソフトウェア開発、防衛、情報セキュリティ、ライフサイエンスなど多岐にわたり、クリーンエネルギーや自動運転の開発などトレンド分野への最新計測ソリューションの提供や、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力しています。新規事業投資や M&A による成長戦略のもと国内外事業を拡大し、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:
https://www.toyo.co.jp/プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes