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〈医師の半数以上がオートファジーの健康寿命の延伸や予防医学の活用に期待〉

一般社団法人 日本オートファジーコンソーシアム

〈医師の半数以上がオートファジーの健康寿命の延伸や

~医師227名に「オートファジーの認知度と理解度と、医学への活用意向」を調査~


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オートファジー研究成果の産業活用推進を行っている一般社団法人 日本オートファジーコンソーシアム(代表理事:順天堂大学主任教授 小松 雅明)は、日本全国の医師227名に「オートファジーの認知度と理解度、並びに見解や医学への活用意向」に関する調査を実施しました。

<調査背景・調査意図>
オートファジーは我が国が誇る基礎研究から見出された新たな生理現象であり、このオートファジーを制御することで各種の疾患やストレスを抑制ならびに軽快させることを謳ういくつかの商品群が既に市販されています。
一方、オートファジー現象をヒトにおいて定量する科学的基準やその際の測定ルールが存在しないことから市場浸透や消費者/生活者からの反応が良好とは言えません。
そのような背景から、日本オートファジーコンソーシアムは消費者/生活者の健康的な生活として間に立っている、医療従事者(医師)の認知度、理解度に加えて、オートファジーに対する見解や活用意向を調査することが、現在課題となっている『人間=ヒト個体におけるオートファジー活性を科学的に定量解析する測定手法の開発及びフォーラム標準化』を実施していくうえでの指針と、その後の市場創造につながると考えました。

<調査結果>

Q1:オートファジーの理解度と認知度についての質問

2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した研究、『オートファジー』は、細胞内を正常な状態に保つために、細胞内の物質を分解、リサイクルする仕組みのことで、生命維持に欠かせない細胞がもつシステムだと知っていますか?

最も多い回答は「概要は知っている」でした。「詳細を知っている」「概要を知っている」と合わせると47%。特に内科医・小児科医は半数以上が詳細もしくは概要を知っていると回答しました。過去に日本オートファジーコンソーシアムにおいて、消費者/生活者への調査を行った際は「名前は聞いたことがある」と回答した方が半数を占め、「概要を伝えられるくらい知っている」と回答した人が10~20%程度だったため、医師は消費者/生活者よりも倍以上の方がオートファジーについて理解していると言えます。
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Q2:オートファジーの理解項目に関する質問

オートファジーについて知っている内容について、下記の当てはまる部分にチェックをつけてください。

「あてはまるものはない」と回答した方は2名のみなので、オートファジーの機能について何らかの理解はいただいていると言えます。「細胞内の不要な物質を分解・再利用する仕組みである」が最も多いことから、ノーベル生理学・医学賞を受賞した研究であり、その関与研究ということを一定程度は理解されていると言えます。
それ以外の項目においては、免疫などの指標が高く出ており研究における期待度なども含め評価いただいていると言えます。
一方、消費者/生活者に認知されている「断食やカロリー制限で活性化される」というオートファジーダイエットの評価が低く出ていることから医師においてはオートファジーを正しく理解をしていることがわかります。
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Q3:オートファジー活性を活用した指標についての質問

オートファジー活性という指標は、健康診断などのヒトの健康度を表す指標として、今後有効となりえると思いますか?

「非常に有効になる可能性がある」と「有効になる可能性がある」を合わせると40%を超える結果となりました。
現状、オートファジー活性のヒトにおける指標は標準化を進める段階であるため、現時点で、この結果が出ていることから、将来的な可能性を非常に好意的に受け止めている医師が多いと言えます。
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Q4:健康寿命の延伸や予防医学への活用についての質問

オートファジーが健康寿命の延伸や予防医学に活用される可能性について、どの程度期待していますか?

最も多い回答は「ある程度期待している」でした。「非常に期待している」と合わせると52%と半数を超える結果となりました。
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Q5:オートファジー活性による身体的変化(マーカー)についての質問

オートファジーが活性することによって、見込まれる身体的変化として考えられるものにはどのようなものがあると思いますか?

「免疫に関する指標」が最も高いという結果となりました。これは、ノーベル賞受賞時のオートファジーに関する報道等によるものがあると考えられます。
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Q6:オートファジー活性によって見込まれる副次的な変化についての質問

オートファジーが活性することによって、見込まれる副次的な変化として、健康維持のために期待される指標として有効と考えられるものにはどのようなものがあると思いますか?

全体的に高い評価となっていますが、特に認知機能の改善、疲労感の軽減、内臓脂肪を減らすという項目について高く評価されています。現在そういった研究が行われているという点なども認知されている方が多いのではないかと推察されます。
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Q7:オートファジーの知見を活用した今後の治療法への期待についての質問

オートファジーの知見を活用した新規治療法(例:薬剤、遺伝子治療)が今後開発される可能性について、どの程度期待していますか?

全体を通して、「非常に期待している」「ある程度期待している」が半数を超える結果となり、内科医・小児科医に限定すると60%近くとなりました。
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Q8:オートファジー研究や応用に関して、期待や懸念点についての質問

オートファジー研究や応用に関して、特に期待している分野や疾患、または懸念点があればお聞かせください。

全体を通じ、内科医・小児科医には比較的前向きな回答が多く見られました。一方で、「わからない」という回答も多くありました。
期待に関する声としては「免疫やアルツハイマーなど脳に関する開発が進んでほしい」「感染症やがん領域の治療につながることを期待する」という医療や創薬への応用に関するものがあり、他にも「オートファジーでのダイエットがよいと言われている」という疾病の予防や健康対策に関する回答がありました。
懸念点としては「ガンが促進されるリスクがあるのでは?」などといった安全性に関する回答や「正しい情報が不足している」といった啓発に関する意見がありました。

以下に回答を一部抜粋しました。

●医療や創薬に関する意見
 ・オートファジーが関与している希少疾患の治療に期待している
 ・感染症やがん領域の治療につながることを期待する
 ・糖尿病治療への応用
 ・アルツハイマー病の進行抑制に期待します
 ・認知症、老年医学分野に対する貢献を期待しています
 ・難病指定されている疾患に対しての治療効果を期待したい
 ・免疫系に関与することで原因不明の心臓病(心筋症)への治療が期待できる
 ・難病指定されている疾患に対しての治療効果について
 ・がんの発見や治療に効果が出る
 ・再生医療

●その他の期待に関する意見
 ・認知症の予防につながる
 ・ダイエットに効果的である
 ・不定愁訴の改善に期待
 ・老化現象の改善
 ・免疫力を高め、健康な身体を保つことができる
 ・日本人が大きく基礎研究に携わっており、基礎だけでなく臨床応用に期待している
 ・ヒトへの応用がうまくいくか

●懸念に関する意見
 ・老化抑制に伴う癌化リスクは懸念点である
 ・神経細胞再生、再機能獲得による認知症や神経難病の回復。細胞の暴走やガン化が心配
 ・安全性
 ・危険性がわからない時があると思われる
 ・オートファジー関連の似非科学というか詐欺話が横行してしまいそうなことが懸念

●その他の意見
 ・詳しい情報がなくわからない
 ・プライマリーケアレベルでの啓蒙
 ・わかりやすく説明してもらえる番組があると嬉しい


回答割合
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Q9:オートファジー活性のヒト測定に関する質問

健康診断などのオプションとして「オートファジー活性に関する検査」が提供された場合、あなたは自身の患者に対してこの検査を推奨しますか?

 現状では何のマーカーが取れるのかわからないということもあり「どちらともいえない」が半数近くを占める結果となりました。
一方、34%の内科医・小児科医が「どちらかといえば推奨する」「とても推奨する」と回答していることから、オートファジー研究に好意的な意見を持っていると見受けられます。
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<調査に関する評価>
医師の認知度・理解度について
以前、消費者/生活者へのアンケートを取ったところ、認知度は約50%であり、理解度は10~20%程度でした。このことから、医師の理解度の高さがうかがえます。しかし、消費者/生活者よりも正しく理解されていると評価されるもののダイエットの言及を含む誤解が一部存在していることもわかりました。
一方、医師に関する調査のQ3、Q7、Q9では、新規治療を含む社会実装の可能性について、半数以上の医師が好意的に評価しています。これらの結果から、社会実装とその後の活用については、非常に期待されていると考えられます。
その背景にあるものとして、ノーベル生理学・医学賞を受賞した研究であることから注目度が高く、今後、高齢化社会における健康寿命延伸へのニーズの高まりとともに、医療業界でも関心が増していくと考えられます。

社会実装への期待
Q5のマーカーに関して「不明」という回答が少なく非常に関心を持っていただいていることがわかります。今後は世界に先駆けたフォーラム標準の策定が重要になるだけでなく、医療現場における健康指標などの副次的なマーカーの策定とその活用への期待が高いことがわかりました。そのため、現在行っている、オートファジー活性の直接的なマーカー以外に、相関性のある副次的なマーカーのデータも必要であることが明確になりました。

「標準化」に関してのポイント
前述の通り、社会実装に向けては『フォーラム標準化のためのマーカー』と長期的には『副次的マーカー』の2つが重要と考えられます。
その観点から、コホート研究によって、オートファジー活性の高い食生活を行い中長期的な影響を検証するような取り組みも必要になると考えます。そのため、現在オートファジーの社会実装に貢献している企業会員メーカーの認証※サプリについて、継続利用者に対する定期調査を行うことも検討しています。

医師のオートファジーに対する認識、理解度の高さからもこれまでの啓発活動が届いていると考えられますが、より一層正しい認識、理解を広めるためにも、ヒト個体標準の重要性に関しても訴求していく必要があります。

※日本オートファジーコンソーシアムが制定する「オートファジー表示ガイドライン」における認証

<アンケート調査概要>
アンケート実施日:2025年2月10~13日
有効回答:日本全国の医師227名
内科:105名 小児科:25名 外科:21名 整形外科:18名 産婦人科:6名 耳鼻咽喉科:3名 眼科:4名 皮膚科:4名 精神科:19名 救急科:5名 放射線科:11名 麻酔科:6名
回答方法:Webを利用したアンケート調査

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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