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世界難民の日:暴力と差別に直面する難民の若者、特に女の子の権利と未来を守るために #UniteForPeace

国際NGOプラン・インターナショナル

世界難民の日:暴力と差別に直面する難民の若者、特に

プラン・インターナショナル、「世界難民の日」にあわせ難民支援強化のための啓発キャンペーンを展開 ~南スーダン難民のナイヤバンさんの活動事例に見る難民の若者たちのレジリエンス~


国際NGOプラン・インターナショナル(所在地:東京都世田谷区 理事長:池上清子 以下、プラン)は、毎年6月20日の「世界難民の日」にあわせ、紛争や人道危機下で避難を余儀なくされた若者たち、特に女の子の権利擁護と支援強化を訴えるグローバルキャンペーン #UniteForPeace を展開しています。

日本でも、InstagramのストーリーズやXなどで関連投稿を行います。ぜひプランの投稿へのいいねや、#UniteForPeace でのメンションで応援してください。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12939/262/12939-262-088be04c8b4503d6dd1a8fa8519b905c-3900x2579.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


世界の強制移動人口は増え続け、2023年時点で1億1,700万人を超え、その半数以上が子どもたちです。難民の約70%が5年以上の長期にわたる避難生活を送っており、多くが開発課題を抱える低・中所得国に受け入れられています。難民の保護と支援は、単なる人道問題ではなく、世界の安定に直接関わる地球規模の課題です。

特に、子どもとりわけ女の子の難民は多くの複合的な課題に直面しています。難民キャンプやホストコミュニティにおいてはしばしば、サービスや機会への安全かつ平等なアクセスが制限されています。教育機会の喪失は深刻で、UNHCRによれば、難民の子どもの就学率は小学校でわずか65%、中学校では41%に留まります。特に危機下の女の子は、危機的状況にない女の子と比較して、学校に通えない可能性が2.5倍も高く、教育を受けられないことで搾取、児童労働、児童婚、早すぎる妊娠のリスクが高まります。

また、難民は、排外主義や誤った情報に基づく否定的なステレオタイプや差別に直面し、地域社会での統合や福祉の享受が阻害されています。彼らは決して受動的な支援の受け手ではなく、学び、働き、貢献したいという意欲を持っていますが、サービスへのアクセスや移動の自由がなければ、その潜在能力を発揮できません。

このような困難な状況下にあっても、難民の子どもや女の子たちはレジリエンスと前向きさを示し、私たちと同じように将来への夢と希望を抱き、その実現を固く決意しています。

南スーダン難民 ナイヤバンさんの決意

エチオピアのガンベラに暮らす南スーダン難民のナイヤバンさん(19歳)もその一人です。彼女は9歳で故郷を追われ、この地へ避難してきました。幼い頃、女の子が学校へ行くのを止められる一方で、男の子は教育を続けられる状況を目の当たりにし、「他の女の子たちが同じ運命に直面しないように行動を起こそう」と決意しました。当初は大人たちに真剣に受け止められないという困難に直面しましたが、知識とスキルを広げる必要性を感じ、学校のクラブに参加して啓発活動を行い、女の子の教育を推進するコンテストで優勝するなど、粘り強く活動を続けました。彼女の活動は、声を出せなかった女の子たちが自分の声を見つけ、不正義に立ち向かうきっかけとなりました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12939/262/12939-262-667be452826be7e7e88778e6e98e3800-400x533.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
南スーダン難民のナイヤバンさん(19歳)


ナイヤバンさんは現在、プランの「人道行動計画における思春期の子どもの参加」プログラムのアドバイザーとして活動し、危機下にある若者たちのエンパワメントと変化の実現を目指しています。彼女は将来、学校を中途退学する女の子を減らし、早すぎる結婚(児童婚)や強制結婚をなくしたいと考えており、意思決定者に対して思春期の子どもや若者のためのより良い支援を提供するよう働きかけたいと願っています。ロールモデルの存在も、彼女のビジョン形成に重要な役割を果たしました。「国連で人類のために良いことをしている女性たちを見ることで、私も行動を起こし、自分のコミュニティを変える決意をしました。彼女たちができるなら、私にもきっとできるはず。不平等から私のコミュニティを救う手伝いができるはずです」。

プランの #UniteForPeace キャンペーンは、ナイヤバンさんのような難民の若者たち、特に女の子や女性たちの声に光を当て、彼らが直面する課題への社会の関心を高めることを目的としています。私たちは、難民の若者たちが地域社会やその先の意思決定プロセスに意味ある形で包摂されるべきだと訴えています。政策を形作り、自らのコミュニティで変化を推進する積極的な主体として、サポートされるべきです。

世界難民の日を前に、プランは国際社会に対し、以下の積極的かつ実践的な行動を強く求めます。
- 女の子のための政府開発援助(ODA)を維持・継続、さらに拡充し、教育資金へのコミットメントを再確認すること- 女の子の権利とリーダーシップを、国際開発および人道支援政策の中心に据えること

女の子の教育は、単なる人権であるだけでなく、包摂的でレジリエンスのある平和な社会を築くための最も効果的な方法の一つであり、平和と発展への戦略的な投資です。難民の若者たちが持つスキル、希望、貢献の可能性を認識し、政策的・実際的な障壁を取り除くことは、権利の問題であると同時に、社会の結束を強化し、共有された発展を推進するための戦略的な投資です。

「世界難民の日」を前に、プランは、未来への希望を持つ難民の若者、特に女の子たちが、安全に暮らし、学び、自らの権利を行使し、意思決定プロセスに包摂され、未来を築けるよう、グローバルキャンペーン #UniteForPeace を通じた啓発活動と支援に、継続的に取り組んでまいります。

日本における難民の実態調査
難民の問題は決して遠い世界の話ではありません。
ウクライナから日本に避難した子どもたちの教育とウェルビーイングの現状~最新調査より~


難民の日に寄せて~アンナ・シャルホロドウスカー職員のコメント~

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12939/262/12939-262-d47db770094ba28071caff63d4600757-640x485.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

毎年、紛争や迫害、人道的危機によって、ますます多くの人々が故郷を離れざるを得なくなっている現実に、本当に胸が痛みます。私自身もウクライナから避難してきた経験があり、見知らぬ国で一から生活を立て直すことの大変さを身をもって感じています。

新たな土地での暮らしは、困難の連続です。そのようなとき、避難してきた人々に必要なのは、食料や住まいといった物質的な支援だけではありません。心の支えや、精神的・社会的なつながりも、とても大切です。



「世界難民の日」は、家を追われた人々に対して私たちが何ができるかを考える大切な日です。私は、思いやりと人間らしい温かさ、そして地域社会による支えこそが、避難者が新しい社会の中で居場所を見つけ、前向きに生きていくための力になると信じています。

#UniteForPeace

国際NGOプラン・インターナショナルは、誰もが平等で公正な世界を実現するために、子どもや若者、さまざまなステークホルダーとともに世界80カ国以上で活動しています。子どもや女の子たちが直面している不平等を生む原因を明らかにし、その解決にむけ取り組んでいます。子どもたちが生まれてから大人になるまで寄り添い、自らの力で困難や逆境を乗り越えることができるよう支援します。
https://www.plan-international.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

世界難民の日:暴力と差別に直面する難民の若者、特に世界難民の日:暴力と差別に直面する難民の若者、特に

記事提供:PRTimes

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