LayerX、「Ai Workforce リースソリューション」の提供を開始。リース企業の資産管理をAIでサポート。アセットデータの活用を推進し、50%水準の業務時間削減を目指す。
LayerX

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株式会社LayerX(東京都中央区、代表取締役CEO 福島良典、以下「LayerX」)が提供するAIプラットフォーム「Ai Workforce(エーアイ ワークフォース)」は、リース企業の資産管理に特化した「Ai Workforce リースソリューション」の提供を開始しました。
リリース概要
LayerXは、「企業と共に成長する」をコンセプトとしたAIプラットフォーム「Ai Workforce」を提供しています。これまで、エンタープライズ企業を中心に、「AIワークフロー」機能を活用し、企業ごとに異なる業務プロセスをAIに教えることで、営業・法務・人事・研究開発といった幅広い業務におけるドキュメントの管理・作成・レビューを支援してきました。
今回新たに提供を開始する「Ai Workforce リースソリューション」は、リース企業の資産管理業務に特化したAIワークフローをあらかじめ構築しており、 導入後すぐに利用を始めることが可能です。見積書をアップロードするだけで、AIが明細データを抽出・整形し、物品の分類やコード付与を自動化。業務の内容に即してカスタマイズしたExcelテンプレートへの自動転記やCSV変換まで、ワンクリックで完了できます。
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開発の背景
リース企業では、サプライヤーが発行する異なるフォーマットの見積書から、リース料の算出や物件の法定耐用年数の特定などをおこない、システムに登録して管理をします。年間数千~数万件に及ぶ見積書を人手で処理する負担は大きく、従来のRPAやOCRでは多様な見積書フォーマットから明細データを自動で取得することが困難でした。
「Ai Workforce リースソリューション」は、リース業務における複雑な帳票処理や資産管理の効率化を目的として設計されており、AIを活用することで業務負担を軽減します。また、リース企業の多様なニーズに対応できる柔軟なカスタマイズ機能を備えており、既存の業務フローへの円滑な統合を実現します。さらに、蓄積されたデータをAIで活用することで、営業活動やリース資産のライフサイクル管理などのアセットデータの活用を可能にします。
「Ai Workforce リースソリューション」は、リース企業がAI技術を活用して業務効率を向上させるとともに、蓄積されたデータを活用して新たな価値創出を可能にする製品です。
Ai Workforceリースソリューションの特徴
特徴1.非定型の見積書の読み取り・前処理
見積書をアップロードするだけで、あらゆる様式の見積書を読み取ります。AIの自動処理により、資産管理に必要な明細データを自動で抽出・整形します。
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特徴2.マスタデータの連携による項目補完
耐用年数などを特定するために、マスタデータ(CSV形式)を連携することができます。 ルールベースでの紐付けはもちろん、LLM(大規模言語モデル)を活用して最適なデータの紐付けも可能です。
特徴3.柔軟な出力形式(エクセルテンプレートの登録)
CSV形式での出力はもちろん、エクセルテンプレートを登録することも可能です。 お使いのフォーマットを登録することもできるため、既存の業務プロセスを大きく変えることなく導入できます。
特徴4.蓄積したデータを活用できる
読み取りをした明細データは、Ai Workforce上に蓄積することができます。Ai Workforceのエージェント機能を使うことで、ユーザーが自然言語で質問を投げかけると、AIが関連するドキュメントを自律的に調査し、意思決定に役立つ情報をわかりやすいレポート形式で返答します。
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導入事例
三菱HCキャピタル株式会社様では、リース契約時に発生するサプライヤーからの見積書の処理において、「Ai Workforce」を導入いただきました。
2025年2月に実施したトライアルでは、約350件の見積書を処理し、正答率80%を超える精度となり、見積書のデータ化による省力化効果を89.7%のユーザーが実感しました。また、これまでシステムへのデータ登録作業は、枚数の多い見積書では1時間以上を要することもありましたが、導入後は見積書のアップロードから処理完了までに半分以下の作業時間で済むようになります。バックオフィス部門を中心に導入し、年間1.2万時間の業務削減が見込まれています。
詳細は以下のプレスリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000478.000036528.html
今後の展望
今後は、さらなる精度の向上・AIを活用した業務体験の向上を通じて、50%水準の業務時間削減を目指します。
1.エージェント的ワークフロー (Agentic Workflows)による精度向上
従来のワークフローエンジンでは対応できない複雑な見積書に対応するために、自律的な処理プロセスの設計やエラー内容の学習を通じて、読み取り精度のさらなる向上を図ります。
2.エージェント機能の精度向上・体験改善
営業活動やリース資産のライフサイクル管理などのアセットデータの活用のため、エージェント機能の検索精度の向上や検索体験の改善を進めます。これにより、誰でも直感的にAIを活用したデータ活用が可能な環境を提供します。
3.業務プロセスのシームレスな連携
現在は、ファイルのアップロードやダウンロードを手動で行う必要があります。今後は、メールや指定フォルダへのファイルアップロードをトリガーとして自動的に処理を開始する機能や、処理結果を基幹システムに自動連携する仕組みを実現します。
導入事例セミナー開催のご案内
この度、三菱HCキャピタル株式会社様をお迎えし、Ai Workforce導入で実現する業務効率化とアセットデータ活用についてお話しをいただくセミナーを開催します。
ご案内をご希望の方は、下記のフォームからお申し込みください。
- 日時:2025年7月29日(火)17時-19時 ※16時半開場- 場所:株式会社LayerX イベントスペース(東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹ビル 5F)- 参加費:無料- 申し込みフォーム:
https://forms.gle/sSjXRTPPMgpZB5jLA- ご案内締切:2025年7月7日(月)- 注意事項:本セミナーは、リース企業に所属している方を対象としたご案内となります。リース企業以外の方につきましては、個別にお問い合わせください。
Ai Workforce (エーアイ ワークフォース) について
Ai Workforceは、「企業と共に成長する」をコンセプトとしたAIプラットフォームです。「AIワークフロー」機能を活用し、企業ごとに異なる業務プロセスをAIに教えることで、営業・法務・人事・研究開発といった幅広い業務におけるドキュメントの管理・作成・レビューを実現します。1つのプラットフォーム上で異なる部署の幅広い業務をカバーできるため、AI活用の「サイロ化」を防ぎます。
PDFや Microsoft Word、Excel、PowerPoint 等のドキュメント処理に特化しており、生成AIでの処理に限らず、カスタマイズしたExcelテンプレートへの転記や機密情報のマスキングなど、多彩なモジュールを備えています。ドキュメントの検索機能も充実しており、社内に散在するナレッジやノウハウを利用者がアクセスしやすい形で蓄積・共有することができます。
製品紹介ページ:
https://getaiworkforce.com/
株式会社LayerX概要
LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、SaaS+Fintechを軸に、AIを中心としたソフトウェア体験を社会実装するスタートアップです。 法人支出管理や人的資源管理などの業務効率化クラウドサービス「バクラク」を中心に、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用し企業や行政における業務効率化・データ活用を支援する「AI・LLM事業」などを開発・運営しています。
設立:2018年8月
代表者:代表取締役CEO 福島良典 / 代表取締役CTO 松本勇気
所在地:東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア5階
資本金(準備金含む):132.6億円
コーポレートサイト:
https://layerx.co.jp/
採用サイト:
https://jobs.layerx.co.jp/
お問い合わせ:
https://layerx.co.jp/contact
事業サイト:
・バクラク:
https://bakuraku.jp/
・Ai Workforce:
https://getaiworkforce.com/
・三井物産デジタル・アセットマネジメント:
https://corp.mitsui-x.com/
・オルタナ(ALTERNA):
https://alterna-z.com/プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes