その他 – とれまがニュース

【国立科学博物館 筑波実験植物園】企画展「シジュウカラの社会-鳥の眼で見る植物園-」開催のご案内

• ツイート
• 
• 

文化庁

国立科学博物館 筑波実験植物園（園長 遊川 知久）において、7月5日（土）から7月13日（日）まで、企画展「シジュウカラの社会-鳥の眼で見る植物園-」を開催いたします。【詳細URL：https://tbg.kahaku.go.jp/event/2025/07natsuyasumi/】

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47048/987/47048-987-dd2571a1ee292618ffd6b042f9da7dac-1909x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
企画展「シジュウカラの社会-鳥の眼で見る植物園-」チラシ



　本企画展では、植物園で暮らす鳥をテーマとし、特に長年にわたって続けられてきたシジュウカラの生態研究にスポットを当てます。

　2012年より14年間、筑波実験植物園をフィールドとして巣箱をかけてシジュウカラの社会に関する調査が続けられてきました。シジュウカラは身近な小鳥ですが、寿命やつがいの絆の継続性は通常の観察からは明らかにすることができません。本企画展では、全国的にも類を見ない園内全繁殖個体標識調査の成果を分かりやすく紹介し、生まれ落ちてから成長し、ひとり立ちし、さらに次の世代を生み出すまで、厳しい自然のなかで巧みに生きていくシジュウカラの姿を貴重なデータから解説します。また、この展示を通じてただ植物が植栽されているだけではないフィールドミュージアムとしての筑波実験植物園の姿を紹介し、そこに生きている生き物を観察し、学ぶ、といった多面的な植物園の楽しみ方をパネル展示や剥製展示、昆虫の展示などで提案します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47048/987/47048-987-6865c6dc5192bbf19a7c2464d8a5cf91-2776x2221.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
巣箱内で育つシジュウカラのヒナ（ふ化後2日目）
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47048/987/47048-987-10ab02aa025dac656a01fea4a6068a51-2696x2157.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
早春のシジュウカラのつがい


企画展「シジュウカラの社会-鳥の眼で見る植物園-」開催概要


【目　　的】植物園内で2012年より14年間巣箱をかけて調査を行っているシジュウカラの社会
　　　　　　について、長年の貴重な蓄積データから明らかになった成果を解説します。また、
　　　　　　バードウォッチングや鳥研究への入り口を、つくば周辺のウォッチングサイトや
　　　　　　研究者が使う道具の展示、あるいは中高生の研究紹介などを通じてご案内します。
【名　　称】シジュウカラの社会-鳥の眼で見る植物園-
【主　　催】独立行政法人 国立科学博物館 筑波実験植物園
【会　　期】令和７年7月5日（土）～7月13日（日） 計9日間（期間中休園なし）
　　　　　　※一部の展示関連事業は8月31日(日)まで行います
　　　　　　※植物園の夏イベントについては、会期外に実施します
【場　　所】国立科学博物館 筑波実験植物園（教育棟、研修展示館）
【開園時間】9：00～16：30（入園は16：00まで）
【詳　　細】https://tbg.kahaku.go.jp/event/2025/07natsuyasumi/

展示構成

１.第１会場：教育棟 ‥‥‥「シジュウカラの社会」

　植物園で代々続いたシジュウカラの家系図、14年間の植物園でのシジュウカラ社会の研究によって明らかになった成果をパネルや動画で展示します。また実際の研究に使った巣箱やシジュウカラの天敵の剥製も展示します。

２.第２会場：研修展示館1F ‥‥‥「シジュウカラと生態系」「鳥の眼で見る植物園」

　シジュウカラやその他の野鳥が暮らす場という視点から、筑波実験植物園で見られる生き物のつながりをパネルや標本の展示でご紹介します。天敵のタカ（ツミ）の巣で見つかった足環からシジュウカラの生涯を追う展示や、植物園に生息し、「野鳥に狙われる存在」としての生きている昆虫の展示も行います。

３.第３会場：研修展示館2F ‥‥‥「観察、研究への誘い」

　さあ、鳥の観察を始めよう！バードウォッチングから、研究まで、「鳥類学こと始め」が学べるコーナーです。中高生の鳥研究ポスターの紹介や、研究者の道具紹介、鳥の羽の見分け方などの展示を行います。（※第３会場は会期終了後も8月31日まで展示を継続します）

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47048/987/47048-987-ab5ba8be1262ec0e3e7984ba1f132592-3610x2407.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
虫こぶを食べるシジュウカラ （第１会場・冬の暮らし）
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47048/987/47048-987-a1f892647bf0fded902960d808963525-1742x1161.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ツミの剥製 （第２会場・小鳥を襲うもの）


関連事業

１.展示関連講座

■「鳥の研究よもやま話」
企画展の展示に関連し、鳥類学の研究にまつわる現場の話をご紹介します。

日　　時：令和7年7月7日（月）、7月13日（日）※各日とも14：00～
集合場所：研修展示館3F
定　　員：各回先着20名
　　　　　（事前予約不要、各回とも10分前から研修展示館1Fで整理券を配布します）
講　　師：濱尾 章二（国立科学博物館 名誉研究員）

２.クイズラリー

園内の展示会場を巡りながら、鳥にちなんだ問題にチャレンジします。
☆挑戦者には、植物園オリジナルグッズをプレゼントします。

日　　時：7月5日(土)～8月31日(日)
受　　付：教育棟
※ペンの持参にご協力ください。

３.植物園の夏イベント

講座 子どものための植物画の描き方講座［予約制］
小学生向けの植物画入門講座です。構図や観察のポイントを描きながら学びます。

日　　時：１.7月19日（土）、２.7月20日（日）、いずれも10：00～15：00
講　　師：つくばボタニカルアート同好会（本田尚子・田島とも子）
定　　員：各日22名
対　　象：小学生（小学生2年生以下は保護者同伴）
会　　場：研修展示館3階セミナー室
費　　用：用紙代が別途かかります。

講座 植物園で昆虫を探そう！［予約制］
筑波実験植物園には昆虫の観察ポイントがたくさんあります。
博士と一緒に昆虫探しに出かけます。

日　　時： 7月25日（金）、8月24日（日）各回10：00～（45分程度）
講　　師：奥山雄大（国立科学博物館 植物研究部）
定　　員：各回15組 ※雨天の時は屋内での展示案内になります。
対　　象：小学生（小学生２年生以下は保護者同伴）
集合場所：研修展示館前

クラフトイベント めざせ！ベストどんぐリスト［事前予約不要］
木の実や葉っぱを使ったどんぐりクラフトコンテストです。
世界にひとつだけのオリジナルクラフトを作ります。

日　　時：7月23日（水）～7月25日（金）１.10：30～、２.13：30～（各回1時間）
定　　員：各回12名
対　　象：どなたでも（小学生２年生以下は保護者同伴）
会　　場：教育棟
※事前予約不要。当日、各回の開始時刻10分前より 整理券を配布いたします。



国立科学博物館：https://www.kahaku.go.jp/
国立科学博物館筑波実験植物園：https://tbg.kahaku.go.jp/
企画展「シジュウカラの社会-鳥の眼で見る植物園-」：
https://tbg.kahaku.go.jp/event/2025/07natsuyasumi/
Facebook：https://www.facebook.com/NationalMuseumofNatureandScience/
X（旧Twitter）：https://twitter.com/museum_kahaku
Instagram：https://www.instagram.com/kahaku_nmns/
YouTube：https://www.youtube.com/user/NMNSTOKYO

プレスリリース提供：PR TIMES

記事提供：PRTimes