日中の悲劇を描いた歴史的大作 山崎豊子『大地の子』が待望のオーディオブックに!
株式会社文藝春秋

昭和の名作家・山崎豊子の代表作が、いよいよ音声コンテンツに
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)が刊行する山崎豊子著『大地の子(一~四)』(文春文庫)が、Audibleよりオーディオブック化され、6月20日より順次発売されます。
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『大地の子 (一)~(四)』と、山崎豊子さん
『大地の子』は、作家山崎豊子さんが取材から執筆完了まで8年をかけた大作です。1995年にはNHKが日中共同制作ドラマを放送し、大きな話題を呼びました。
80年前の日本の敗戦で家族と引き裂かれ中国残留孤児となった主人公の壮絶な人生と、日中合作プロジェクト宝山製鉄所完成に至るまでの40年史を描いた壮大な物語です。小説の主人公・戦争孤児の陸一心は中国人教師夫妻に愛情深く育てられますが、文化大革命など歴史の荒波の中で苦難の道のりを歩み、日本と中国の間で揺れ動きます。
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宝山製鉄所と大慶油田を取材中の山崎豊子さん
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取材が行われた1980年代の中国は自由な観光も出来ず、官僚主義が徹底していて取材は当初困難を極めました。一方で山崎豊子さんは中国でも大ヒットした小説『華麗なる一族』の著者としても知られていました。当時総書記だった胡耀邦氏の「中国を美しく書いてくれなくてもよい。中国の欠点も、暗い影もどんどん書いて結構です」との後ろ盾を得て、四度の取材旅行を行い、分厚いカーテンの陰に隠れていた中国の姿を描き出しました。
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『大地の子 一』松本勝男は、敗戦直後に祖父と母を喪い、妹と生き別れた。戦争孤児となった少年は、死線をさまよう苦難を経て、中国人教師に拾われ、中国人「陸一心」として育てられる。しかし、成人した一心を文化大革命の波が襲う。
URL:
https://amzn.asia/d/1PtvChm
配信日:6月20日
単品購入価格:3,500円
再生時間:11時間53分
『大地の子 二』養父と友人たちの尽力により、労働改造所から釈放された陸一心は、中国と日本共同のプロジェクト「宝華製鉄」建設チームに抜擢された。日本の「東洋製鉄」からは、松本耕次が上海事務所長として派遣される。
URL:
https://amzn.asia/d/cxgk9ij
配信日:7月18日(予定)
単品購入価格:3,500円(予定)
再生時間:10時間26分
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『大地の子 三』「あつ子、すまなかった、探し出すのが遅過ぎた」──陸一心こと松本勝男は、三十六年ぶりにめぐりあった妹・あつ子に泣いて詫びた。その頃、兄妹の実父・松本耕次は、生き別れた子どもたちの消息をつかめぬまま、奇しくも陸一心のたずさわる製鉄所建設に参加し、中国で苦労を重ねていた。
URL :
https://amzn.asia/d/g3YlVrn
配信日:8月15日(予定)
単品購入価格:3,500円(予定)
再生時間:9時間59分
『大地の子 四』
「松本先生どうしてここへ?」「陸さんこそ、なぜ」実の妹の臨終を看取り、悲嘆にくれる一心の前に、東洋製鉄の松本耕次が現れた。戦争孤児・陸一心の苦難に満ちた旅路、最後に選ぶのは祖国日本か中国か。血と汗と涙の傑作巨篇、完結。
URL:
https://amzn.asia/d/i6BrK2d
配信日:9月26日(予定)
単品購入価格:3,500円(予定)
再生時間:9時間5分
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山崎豊子(やまさき・とよこ)
大正 13(1924)年、大阪市に生れる。京都女子大学国文科卒業、毎日新聞大阪本社に入社。昭和 32 年、生家の昆布商を題材にした長篇「暖簾」を書下し刊行。翌 33 年、「花のれん」で第 39 回直木賞受賞。同年退社、執筆に専念。主な著書に『白い巨塔』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』など。平成 3 年に第 39 回菊池寛賞、21 年に『運命の人』で第 63 回毎日出版文化賞特別賞を受賞。25 年に逝去。
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プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes