【豊田高専】学生による科学工作講座&田植え体験(中山間地域活性化イベント)を開催!
独立行政法人国立高等専門学校機構

~授業でもない、部活動でもない、高専発のまちづくり活動~
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科学工作を楽しむ高専生と参加小学生
豊田工業高等専門学校(愛知県豊田市 校長:阿波賀 邦夫、以下「豊田高専」)では、学生有志が主体となり教職員有志の支援や地域住民の方々の協力も得て、中山間地域である豊田市笹戸町で、多世代参加型交流事業「豊田高専ドミタウン」に2015年から継続的に取り組んでいます。2025年5月25日(日)には、公募で選ばれた小学生とともに「光を使ってオリジナルの電子回路基板を作る科学工作」と「田植え体験」に取り組みました。
◆豊田高専ドミタウンについて
多世代参加型交流事業「豊田高専ドミタウン」は、高専生と教職員の有志が豊田高専ドミタウン実行委員会を2015年に結成し、活動11年目に入った活動です。ドミタウンとは、「学寮(ドミトリー)の仕組みを取り入れて多世代が交流するまち(タウン)」のことです。豊田高専ドミタウンでは、寮で決まった時間に実施されている「点呼」や高学年が低学年をサポートする「指導寮生(ドミタウンでは“チューター”と呼称)」などの仕組みを取り入れ、参加した小学生に豊田高専の学生寮の仕組みを体験してもらうことにしています。これまで、豊田市笹戸町を活動拠点として、高専生、教職員、地域住民の方々、豊田市近隣に居住する小学生たちが一つになって、休耕地を活用した稲作や畑作、科学工作などに取り組んできました。
【豊田高専ドミタウンFacebookページ】
https://www.facebook.com/dormitown/
◆5月25日実施 オリジナル電子回路工作講座と田植え体験
2025年5月25日(日)の豊田高専ドミタウンは、学生26名、教職員5名、公募した小学生11名、地域住民の方々など、総勢45名程度で活動しました。
午前中は、高専生が講師役となり、豊田高専電気・電子システム工学科の熊谷勇喜准教授のサポートを得ながら、光(紫外線)を使って身近な製品に使用されている電子回路基板に絵を描き、オリジナルの回路を作成していきました。小学生は、高専生たちと相談しながら、どのような絵を回路基板に描くか真剣に考えました。回路基板に自分が描いた絵が転写されると、「おぉ!!」と歓声が上がっていました。
また、感光紙を使って、光(太陽光)が当たることで変化が現れることや光の強さ・角度なども関係していることなどを学びました。
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感光紙を使った実験の一幕
午後には、豊田市笹戸町の休耕地となっていた田を豊田高専ドミタウン実行委員会が借り受けたうえで、田起こしや苗の準備など、地域住民の方々の多大なご支援・ご協力を得ながら、もち米の田植え体験を実施しました。地域住民の方々からレクチャーを受けながら取り組んだ「田植え体験」は、曇り空であったため暑くもなくちょうど良い気候で実施できました。泥に足を取られ、歓声を上げながらも、まっすぐに田植えできるようにみんな張り切って取り組みました。
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地域住民の方々から田植えのレクチャーを受ける小学生と高専生たち
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田植えに奮闘する様子
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参加者全員での集合写真
最後の振り返りの時間で参加した小学生の皆さんに感想を発表してもらうと、「自分の書いた絵で回路ができてうれしかった!」、「泥だらけになったけど田植えが、楽しかった!」などの感想が聞けました。「次も参加したい!」と言ってくれた小学生も多く、高専生も一緒に楽しみながら取り組む姿が見られました。高専生からは、楽しかったという感想以外にも、「科学工作を通じて高専で学ぶ技術の魅力が少しでも伝えられたと思う」、「自分自身も楽しめて地域の活性化にも貢献できる活動に参加できてよかった!」などの声がありました。
◆豊田工業高等専門学校について
高等専門学校(以下「高専」)は、社会が必要とする技術者を養成するために1962年(昭和37年)に設立されました。高専は、中学校の卒業生を受け入れて、1学科40名による5年間の一貫教育を行う高等教育機関です。
豊田高専は1963年(昭和38年)に愛知県豊田市に設立され、幅広く豊かな人間教育を目指し、数学・英語・国語などの一般科目と実験・実習を重視した専門科目に基づくカリキュラムにより、実践的、専門的な技術者教育を行っています。
卒業生は、約半数が国立大学の3年次編入学や高専の専攻科に進学し、約半数が多様な産業分野で実践的技術者として活躍しています。
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豊田高専外観
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 豊田工業高等専門学校
所在地:愛知県豊田市栄生町2-1
校長:阿波賀 邦夫
設立:1963年
URL:
https://www.toyota-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes