「神々の国出雲 海ごみゼロプロジェクト」3高校と出雲市がタッグ!高校生海ごみ調査を実施しました
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2025年6月15日(日)9時20分~11時40分開催場所:島根県出雲市三津町・三津海岸/佐香コミュニティセンター
一般社団法人 海と日本プロジェクトinしまねは、出雲市環境政策課、出雲市ポイ捨て禁止推進協議会、出雲市内の3高校(出雲西高校、大社高校、平田高校)とコラボレーションし、「神々の国出雲 海ごみゼロプロジェクト 高校生海ごみ調査」を、6月15日(日)に出雲市三津町の三津海岸で実施しました。
海岸でごみ拾いを行った後に近くのコミュニティセンターに移動して、生活ごみ、漁業ごみなどに分別する「種類別調査」、そしてペットボトルなどに書かれた言語などから国籍を推定する「言語表記別調査」を行い、調査結果をもとに意見交換を行いました。
この活動を通して、高校生が海洋ごみの現状や課題、地域環境への関心を高め、持続可能な社会づくりに向けた行動に取り組むきっかけとするための取り組みです。
このコラボレーションは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
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[表:
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様々な海洋ごみの啓発活動を実施しようと2022年度にスタートした「神々の国出雲 海ごみゼロプロジェクト」の一環として行われた「高校生海ごみ調査」には、出雲西高校インターアクトクラブ17人、大社高校JRC部4人、平田高校JRC部15人と各校の教員、出雲市環境政策課の職員、島根大学教育学部理科教育専攻の辻本彰准教授の総勢42が参加しました。2022年度に始まった「高校生海ごみ調査」は今年で4年目を迎え、参加する高校生も年々増えています。
参加者は海岸に到着すると6グループに分かれ、雨の降った後の足場の悪い岩場で約20分間ごみを拾いました。海岸には様々なごみが落ちていて、岩の隙間に挟まり拾いにくいごみもありました。
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ごみ拾いが終わると、拾ったごみを「プラスチック製の生活ごみ」「プラスチック以外の生活ごみ」「漁業ごみ」などに分別する「種類別調査」を行いました。結果は「プラスチック製の生活ごみ38%」「プラスチック以外の生活ごみ20%」「漁業ごみ23%」「その他19%」という結果になりました。
その後、ペットボトルなどパッケージに書かれた言語などから国籍を推定する「言語表記別調査」を行うため、種類別に分けたごみをもう一度袋から取り出し、調査を行いました。結果は「中国語33%」「「日本語31%」「韓国語14%」「その他と不明22%」という結果になりました。
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海洋ごみの研究に取り組む島根大学教育学部理科教育専攻の辻本彰准教授も活動に参加し、三津海岸に設置した海洋ごみ観察のライブカメラなどにより、海洋ごみを予測して天気予報のように発信する「海洋ごみ予報プロジェクト」について解説。
また、秋は中国のごみが増え冬は朝鮮半島からのごみが増えること、またパッケージに表記してあるバーコードの下の数字からも国籍が判別できることを、画像を交えて参加者に解説しました。
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グループで意見交換そして発表!
参加者からは「生活ごみや漁業ごみが多いことが分かった」「プラスチックとそれ以外に分別するのが大変だった」などの感想が聞かれました。
また海洋ごみ対策として自分たちが行う活動として「海洋ごみを減らすために定期的なごみ拾いをする」「啓発ポスターを作って掲出する」「海に行く時にはエコバッグを持参する」「漁業者の人たちと話をしてみる」などの対策とアイディアが発表されました。
今回の調査結果や意見発表の内容は、出雲市の環境施策や啓発資料にも活用される予定です。
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(関連記事)海洋ごみ予報プロジェクト
https://shimane.uminohi.jp/report/umigomiyoho/
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトinしまね
URL:
https://shimane.uminohi.jp/
活動内容:島根の海の今を伝え、未来につなぐ活動をしています。
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日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes