【リンデンホールスクール中高学部】イベントレポート・医師 葉田甲太氏による特別授業「あなたがこの世界にできること」を開催
都築学園グループ

グローバルな視点で物事を多面的に考察する力・本質を洞察する力を養う
2025年5月23日、リンデンホールスクール中高学部(所在地:福岡県筑紫野市、校長:都築明寿香)が、医師・葉田甲太氏による特別授業「あなたがこの世界にできること」を開催したことをお知らせ致します。
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葉田氏(中央・右)と中高学部の生徒達
リンデンホールスクール中高学部の特別授業「インサイト(Insight)」は2021年に開始され、グローバルな視点で物事を多面的に考察し、本質を洞察する力を養うことを目的としています。この授業では、様々な分野の第一線で活躍する講師を招き、社会、文化、科学、環境など多岐にわたるテーマについて講義が行われます。
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第1回 出雲氏の授業の様子
これまでにご登壇頂いた講師と授業のテーマは、以下の通りです。
・第1回:出雲充 氏(株式会社ユーグレナ 代表取締役社長)「ミドリムシで世界を救うことを決めました」
・第2回:権田幸祐 氏(漁師・一般社団法人シーソンズ 代表理事)「漁業から見える環境の変化と影響」
・第3回:古田大輔 氏(ジャーナリスト・元BuzzFeed Japan創刊編集長)「メディア・リテラシー」
・第4回:阿部遼介 氏(株式会社奇兵隊 代表取締役)「Web3とは何か?」
・第5回:中川理恵 氏(一般社団法人グラミン日本 理事・COO)「グラミン銀行と日本の支援」
【講義詳細】
https://lindenhall.ed.jp/highschool/education/insight/
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海外での医療活動の様子
医師/認定NPO法人「あおぞら」理事長
1984年に兵庫県生まれ
日本医科大学医学部を卒業後、長崎大学熱帯医学研修講座や離島での勤務を経て、現在は国内外で医療活動を展開している
2023年10月 医療/ヘルスケア機器関連製品の開発、製造、販売やヘルスケアサービスの開発、運営を行うエレコムヘルスケア株式会社 取締役社長、2025年4月 エレコム株式会社 執行役員に就任
1. カンボジアでの小学校建設と映画化
2005年、大学生だった葉田氏は「150万円でカンボジアに小学校が建てられる」と知り、仲間と共に実現。この経験を綴った著書「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」は2011年に向井理主演で映画化
2. 医療支援活動とNPO法人「あおぞら」の設立
2017年、認定NPO法人「あおぞら」を設立し、カンボジア、タンザニア、ラオス、パレスチナなどで医療支援活動を展開。2018年にはカンボジアの僻地に保健センターを、2019年にはタンザニアに5万人の命を守る病院を開設
3. 新生児の救命に貢献
エレコム株式会社は 京都大学・立命館大学と共同で、通信技術とIoTを応用した、低コストで訓練効果が高い「新生児蘇生法訓練用シミュレーター」を開発。
https://elecom-hc.co.jp/services_ncpr.html
日本の新生児蘇生法専門家やNPOと連携し、ラオス、カンボジア、ネパール、コンゴ民主共和国、モンゴルなどにこのシミュレーターが導入され、約900人以上の医療者が研修を受講
台湾や韓国でも出版され販売累計10万部を超える「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」(小学館文庫)、「それでも運命にイエスという。」(小学館文庫)、「僕たちはヒーローになれなかった。」(あさ出版)
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授業の様子
インタラクティブな授業を通し、葉田氏からは、大学在学中カンボジアに小学校を建設するに至った経緯や医師を目指したきっかけ、支援する国の現状や不足している基本的な医療サービスがあれば救える命があるということ、活動を続ける理由、生徒へ一番大切にして欲しい事、学生時代にやっておいた方が良いことなどが伝えられました。
講義後生徒からは、短期的支援と長期的支援の考え方、AIの進化により発生する懸念点についてなどの質問があがりました。
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葉田氏へ質問する生徒の様子
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葉田氏へ質問する生徒の様子
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生徒会長(左)から葉田氏へ講義の感想とお礼の言葉が伝えられた
その後、参加希望制で葉田氏との懇談会を実施。医師や起業を目指す生徒や支援活動について学びたい生徒などが参加し、一人ひとりの質問に葉田氏より丁寧に回答頂きました。
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懇談会の様子
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生徒からの質問に答える葉田氏
終了後生徒からは「救える命には限りがあると思っていたが、葉田さんの話を聞き可能性を感じた」、「人を助けたいと思える時間になった」、「死について考えることができた」、「人を救いたいと思ってもどうにもならないと思っていたが実際に行動される葉田さんの話を聞き刺激を受けた」などの感想が聞かれました。
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リンデンホールスクール中高学部 ロゴマーク
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キャンパスの風景
都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に創立。リンデンホールスクールは2004年小学部(福岡県太宰府市)、2010年中高学部(福岡県筑紫野市)を開校。昨年、開学20周年を迎えました。「和魂英才」の教育方針のもと、急速に変化し続けるグローバル社会で活躍する人材育成を目指して、小・中高12ヶ年の「英語イマージョン教育」を実践し、ネイティブレベルの日本語・英語の二言語を習得。教育課程においてはバイリンガルに日本文科省の学習指導要領に則した学びを進め、高校1年生後半からは思考力や探究力を鍛える「国際バカロレア・ディプロマプログラム」(英語)を採用しています。
また、生徒のグローバルな高い視座を養うために、早期段階からの海外留学や探究的な課外活動、独自の環境学習を展開すると共に、伝統的な教養も重要であると考えており、日本文化や伝統の習得にも力を注いでいます。
大学進学では国内の国公立・私立大学を始めとする、海外の英国ケンブリッジ大学トリニティカレッジ、インペリアル・カレッジ、米国コロンビア大学、コーネル大学等の世界の難関大学へと生徒を送り出してきました。これからも「個性を伸ばし、自信を付けて、世界に送り出す」というリンデンホールスクールのミッションを果たし、グローバルに活躍する志高いバイリンガル人材の育成に取り組んで参ります。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes