フェリカネットワークスとオプト、レシートを活用した新たな購買連動型CRMソリューションを提供開始
フェリカネットワークス株式会社
～ LINEミニアプリ上で ユーザーの購買分析が可能なマーケティング基盤を構築 ～
フェリカネットワークス株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長: 疋田 智治、以下「フェリカネットワークス」）は、当社の「
レシートCRM（Customer Relationship Management、以下CRM）サービス」※１の技術とノウハウを株式会社オプト（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：金澤 大輔、以下「オプト」）に提供し、多様化するユーザーニーズに対応した企業の顧客体験（Customer Experience、以下CX※２）開発を支援するオプトのサービスと組み合わせることで、新しいCRMソリューションを実現しました。
本ソリューションは、当社のレシート解析機能とオプトが開発した顧客向けLINEミニアプリを当社のAPI（Application Programming Interface、以下API）※３を介して連携させることで、LINEミニアプリ上でレシートを活用した購買連動型のCRMを実現するものです。これまで当社の「レシートCRMサービス」は、顧客向けマイページからレシートの投稿及びレシート審査※４機能をパッケージで提供しており、新たにCRMを始める企業にご利用いただいていました。
今回のレシートCRMにおけるコア機能である「レシート解析機能」は、他サービス（SNSなど）との連携をより簡易に行えるよう、新たにAPIを開発しました。これにより、「投稿機能」「審査機能」「BIツールによる購買分析」を機能単位で柔軟に提供できるようになりました。また、オプトが開発した顧客向けLINEミニアプリとこの「レシート解析機能」との連携により、LINE上でロイヤルティープログラムを検討・実施されている企業に対して、当社の「レシートCRMサービス」を簡単に導入できる環境が整いました。さらに、LINEミニアプリを通じて投稿されたレシートの購買情報を可視化することで、企業の顧客理解を深める取り組みを支援いたします。本ソリューションは、オプトより6月下旬から提供を開始いたします。
当社は、CRM領域に関する知見と実績を生かし、購買データに基づくファンマーケティングを推進しています。一人ひとりの顧客に最適化された体験と効果的なマーケティング活動を支援することで、企業の顧客戦略の高度化に貢献してまいります。
【本ソリューションで実現できること】
１. レシートを用いた購買連動型CRMの実現
フェリカネットワークスが提供するAPIを組み込むことで、LINEミニアプリ上でレシートの投稿および審査機能を実装することが可能となります。ユーザーから投稿されたレシートが応募条件を満たしているかを自動で判定できるとともに、投稿されたレシートをもとに、購買頻度・購買金額・購買回数などの購買行動を可視化・分析するCRMの構築が可能になります。
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２. 投稿されたレシートの解析データをBIツールで可視化
ユーザーから投稿されたレシートを解析することが可能です。レシートからは、購買商品や個数、購買金額、購入日時、購買店舗、併買商品といった購買情報を把握でき、顧客一人ひとりの購買傾向をより深く理解することができます。こうした購買情報をBIツールに連携させ、あらゆる視点から集計・分析できる可視化環境を提供していきます。
[画像2:
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[画像3:
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■BIツールイメージ
【レシートCRM事業の背景】
当社では、2018年より新規事業としてレシートプロジェクトを発足しました。
レシートプロジェクトは、レシート情報をビッグデータ化し分析・活用する「購買データチーム」と、レシートを購買証明として活用する「販促ソリューションチーム」で構成されており、レシートプロジェクト配下において、データ分析、仮説構築、販促アクションまでをワンストップで手掛けています。
当社の「レシートCRMサービス」は「販促ソリューションチーム」における新サービスとして2024年8月よりサービスを開始しています。
最近では、ファンコミュニティサービスがファンマーケティングの手法としてメーカー各社からの採用も多く、ユーザー同士のコメントを分析して商品企画／改善に活用されています。しかし、購買情報などのオフライン情報／ファクト情報が取得できず、定量的に顧客を可視化することができない課題があります。
当社は、こうした課題の解決に向けて、消費者の属性情報やアンケートなどの定性情報に加え、マイレージプログラムに基づく顧客ランクや、RFM (購買頻度・累積購買金額など）による定量データを活用し、それらの情報を可視化する新たなファンマーケティングの取り組みを開始しています。
当社がこれまで培ってきた技術やノウハウ、そして今回開発したAPIの提供により、各社のオウンドサービスにレシートの投稿と審査の機能を容易に連携できるようになり、購買連動型CRMサービスの導入がよりスムーズに実現可能となりました。
※１ 「レシートCRM（Customer Relationship Management、以下CRM）サービス」
レシートをスマホで撮影・投稿するだけで簡単に顧客管理（CRM）を実現できるフェリカネットワークスのサービス。
投稿されたレシートは、OCRと目視で判読。「レシート CRM」は、フェリカネットワークスが登録出願中の商標。
※２ 顧客体験（Customer Experience、以下CX）
顧客が、商品やサービスを認知する段階から、購入、利用、サポートまで、全ての接点で得られる体験やそこから得られ
る価値のこと。
※３ API（Application Programming Interface）
APIとは、異なるソフトウェアやアプリケーションが連携してデータをやり取りしたり、機能を共有したりするための仕
組みで、ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェース。
※４ レシート審査機能とは、ユーザーから投稿されたレシートが応募条件を満たしているかを自動で判定する機能。
※５ BIツール
消費者のレシートデータを活用して、購買行動や顧客像を把握するためのビジネスインテリジェンス（BI）ツール。レシ
ートデータを分析することで、商品の買われ方、顧客のニーズの変化、競合との比較など、様々な分析データを可視化す
ることが可能。
【本件に関する問い合わせ先】プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
