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第2回 国際文化会館ジャーナリズム大賞、応募76作品から4作品を選出

公益財団法人国際文化会館

日本と世界との関わりの中で生じる新たな可能性と課題に光を当てた報道を表彰


公益財団法人国際文化会館(理事長:近藤正晃ジェームス)は23日、「第2回国際文化会館ジャーナリズム大賞」の受賞作品を発表しました。大賞には日本経済新聞社の「ニッポン華僑100万人時代」と読売新聞の「日本周辺での中国軍活動に関する一連の報道」の2作品を選出。オピニオン部門賞に三牧聖子・同志社大学教授、特別賞にTansa×NHK共同取材班も決定しました。応募総数76作品から選ばれました。
本賞は2024年に創設され、綿密な取材やデータに基づく調査を行い、日本と世界との関わりの中で生じる新たな可能性と課題に光を当てた報道を表彰しています。「多様にして包容力と活力のある自由主義と民主主義を育てるジャーナリズム」を力づけたいという思いから、相互理解と共存・共生のあり方について感動と洞察を与える報道を顕彰し、日本におけるジャーナリズムのさらなる発展を目指します。
「日本と世界の関わり」をテーマに、第2回となる今回は様々な観点から光を当てた計76作品の応募をいただきました。6月18日に開催された選考委員会において、様々な分野で活躍する6名の選考委員(委員長:林香里・東京大学大学院情報学環教授)が議論を重ね、3部門の受賞作品を決定いたしました。
受賞者、ファイナリストを表彰するための表彰式・レセプションを7月14日(月)に、国際文化会館(東京都六本木)にて行います。
受賞作品は以下の通りです。

大賞(賞金150万円)

「日本と世界の関わり」という観点から、日本の現代政治・経済・社会等の重要課題について、優れた検証、調査をした報道。また、世界の中における日本の課題や挑戦に光を当て、感動と勇気を与えた報道と作品。
データ・調査報道シリーズ「ニッポン華僑100万人時代」
日本経済新聞社
取材班代表:中村 裕(データ・調査報道センター 副グループ長)
浅沼直樹、岩崎邦宏、綱嶋亨(データ・調査報道センター)、清水慶正、上間孝司、釜江紗英(電子版編集センター写真映像グループ)、井上容(大阪・編集ユニット ビジュアル報道グループ)
概要:在留中国人が2026年に100万人を突破する見通しを独自予測し、教育移住、美大留学生の急増、新チャイナタウン形成、日本資産買収、伝統文化への浸透といった側面で分析した。実名証言と独自データ分析を基盤とし、リッチコンテンツとドキュメンタリー映像も制作した。

「台湾上陸1週間以内 日本政府分析」を初報とする日本周辺での中国軍の活動などに関する一連の報道
読売新聞社
取材班代表:栗山紘尚(政治部記者)
小川聡(政治部長、現グループ本社社長室次長)、黒見周平(政治部次長、現編集局管理部長)、仲川高志(政治部次長、現ソウル支局長)、大木聖馬(政治部次長)、石川有希子(政治部次長、現YD Pro営業支援部次長)、谷川広二郎、前田毅郎、大藪剛史(政治部主任)、田村直広(政治部記者)、船越翔(科学部兼データ報道ユニット記者、現ジュネーブ支局長)
概要:中国軍が2023年夏に台湾上陸を1週間以内で実施する超短期戦演習を行っていたことを日本政府分析で独自に把握。従来想定の1か月を大幅に短縮し、米軍関与前の制圧を狙う戦略変更を明らかにした。2024年12月には中国海軍・海警局が宮古海峡で海上封鎖類似の特異活動を初確認。対抗措置として海自護衛艦が台湾海峡を史上初通過した事実を当日特報した。衛星画像を活用したデータ報道で中国軍活動を可視化した。

オピニオン部門賞(賞金50万円)

日本と世界の関わりについて冷静かつ広い視野で分析し、洞察に富んだ論考、論説、コラム。
アメリカという永遠の難問...「マグマのような被害者意識」を持つアメリカと、どう関係構築すべきか
同志社大学大学院 グローバル・スタディーズ研究科 教授 三牧聖子
概要:高坂正堯氏の論考「粗野な正義観と力の時代」を現在の視点から再評価し、フィリピン政変からガザ紛争まで一貫した分析視角を提示した。アメリカの「マグマのような被害者意識」や欧米中心の国際秩序への批判を通じ、多極化時代の日本外交のあり方を問う。

特別賞(賞金30万円)

フリーランスや小規模メディアの記者等による優れた報道。
「子どもを狙う盗撮・児童ポルノの闇」に関する一連の報道
Tansa×NHK共同取材班
TansaとNHKが共同取材で、児童ポルノ取引アプリ「アルバムコレクション」の運営実態を追跡調査。ホワイトハッカーと連携してアプリ内部データを解析し、シンガポール・ハワイでの直接取材により運営者の責任を追及した。年間数億円の収益構造と、Appleが審査・手数料徴収で関与していた実態を明らかにした。

※概要いずれも、応募時の推薦文などを元に事務局が作成しました。各賞ファイナリストについては、ホームページ(https://ihj.global/journalism/)や7月14日開催の表彰式で発表する予定です。

選考委員長コメント

林香里(東京大学大学院情報学環教授 東京大学理事・副学長/日本メディア学会会長)
本賞も第2回を迎え、その趣旨である「日本と世界の関わり」に鋭く切り込む力作が数多く寄せられました。大賞2作品のうち、日本経済新聞社の「ニッポン華僑100万人時代」は、現代日本社会に拡大する“内なるグローバル化”の深層を照射した意欲作でした。同じく大賞を受賞した読売新聞社による、日本周辺での中国軍の活動に関する連続報道は、国際情勢の緊張を的確に伝え、日本の未来を左右する政策判断にも資する報道でした。
オピニオン部門(三牧聖子「アメリカという永遠の難問…」)や特別賞(Tansa×NHK共同取材班「子どもを狙う盗撮・児童ポルノの闇」)の受賞作も、執念の取材に丹念な調査、そして冷静な分析によってグローバルな難問を浮かび上がらせ、読者の心をつかむものでした。
受賞作に限らず、すべての応募作品を通じて、審査員一同、民主主義と自由社会を支えるジャーナリズムの役割を改めて確認しました。応募してくださったすべての筆者に心より敬意を表します。

参考:第2回国際文化会館ジャーナリズム大賞について
【募集結果】
- 募集期間:2025年2月18日~5月9日- 応募総数:76作品- 対象期間:2024年4月1日~2025年3月31日に公表された日本語の記事。(書籍・映像は除く)。放送法の規定による「放送事業者」によるオンラインの記事も対象とする。
【選考委員会】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/54811/table/65_1_4655a3e5fae1c87e9a6cfbd8a13f8617.jpg?v=202506230116 ]
【表彰式・レセプションについて】
- 日時:2025年7月14日(月)- 会場:国際文化会館(東京・六本木)- レセプション記念講演:Foreign Affairs編集長 ダニエル・カーツ・フェラン氏による「激動する世界秩序とジャーナリズムの役割」

公益財団法人国際文化会館について

公益財団法人国際文化会館(https://ihj.global/)は、日本と世界の人々の間の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の増進を図ることを目的に、1952年にロックフェラー財団をはじめとする内外の諸団体や個人からの支援により設立された非営利の民間団体です。
文化、学術、教育などの分野において、独自にあるいは内外のさまざまな機関と協力して各種の国際交流事業を実施するプログラム部門と、その事業を支える国際交流の場としての施設の維持運営にあたる業務部門から構成されています。この両部門が有機的に結びつき、相互に補完し合いながら効果的に事業を進めていることが、国際文化会館の最大の特色です。

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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