SUS創業者 故・石田保夫がアルミニウム建築構造協議会「協議会賞功労賞」を受賞
SUS株式会社
アルミ建築構造の普及と発展に果たした長年の功績を評価
FA（ファクトリーオートメーション）向けアルミプロファイルメーカー大手のSUS（エスユウエス）株式会社（本社：静岡県静岡市 代表取締役社長：石田琢志、以下、SUS）は、2025年6月11日、東京都大手町で開催されたアルミニウム建築構造協議会（※1） 2025年度定時総会において、同協議会よりSUS創業である故・石田保夫の生前の功績を称えた「協議会賞功労賞」を受賞しました。
本賞は、アルミ建築構造協議会の会員でありSUS創業者である、故・石田保夫生前のアルミ建築構造の普及と発展に果たした功績を評価いただいたものです。同じくアルミ建築の発展に多大な貢献をされた、故・飯嶋俊比古氏（前・飯島建築事務所代表）とともに、同協議会より表彰をいただきました。表彰式では、SUS代表取締役社長 石田琢志が登壇し、角慎一郎 同協議会会長より表彰状を受け取りました。
SUS代表取締役社長 石田琢志 受賞のコメント
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このたびはアルミニウム建築構造協議会賞功労賞という栄えある賞を賜り、誠にありがとうございます。故人に代わり、心より御礼申し上げます。
“アルミ建築の普及を通じて日本の社会を豊かにしたい”という故人の想いが、無二の盟友であり、二人三脚でアルミ建築への挑戦の道を歩んできた故・飯嶋俊比古様らをはじめとする、多くの方々の共感を生み、その普及につながってきたのだと思います。しかし、まだ道半ばです。我々SUSは、先達らが灯し、紡いできたアルミ建築の火を絶やすことなく、さらに大きな炎へと成長させる所存です。故人同様、私もまた“アルミの可能性”というものを強く信じ、その可能性に挑戦していきたいと思っています。我々SUSの、アルミ建築の普及と発展に向けた挑戦の第二章を温かく見守っていただければ幸いです。
■ SUS創業者 故・石田保夫が描いた「アルミが世界を変える」 ～ 「アルミ建築」の発展に向けて
1992年の創業以来、アルミという素材に向き合い、生産現場の自動化・省力化を支えるさまざまなアルミプロダクトやソリューションの開発・製造・販売を行ってきたSUSは、FA分野で培った技術を活かし、「アルミ建築」の研究・開発・普及にも積極的に取り組んできました。その始まりは、建築基準法の改正によりアルミニウム合金が建築構造材料として認可された2002年5月にさかのぼります。
学生時代に学んだ建築に対する情熱を胸に、SUS創業当時より「アルミ建築の実現」という夢を描いていた故・石田保夫は、先の建築基準法の改正と時を同じくした、2005年10月にアルミ建築事業ecoms（エコムス）（※2）を立ち上げ、アルミ建築への挑戦をスタートさせました。翌2003年5月には、アルミ構造材として確認申請物件第一号となるアルミ建築「ecoms hall」を完成させています。
その後、アルミ素材ならではの軽量性や高耐食性、アルミ押出材の高い寸法精度といった優位性を生かしつつ、熱伝導率の高さなど建材としての課題を克服する試行錯誤を重ね、建築分野での実績を重ねてきました。現在では、アルミのスタイリッシュな外観と軽量性を活かした施工性、耐候性の高さを強みとするメンテナンス性など、アルミの優位性を活かした駅ホームの「待合室」や高速道路のサービスエリアなどで使用される「喫煙ブース」がそれぞれ200棟以上、全国に設置されています。
快適で豊かな居住空間を「アルミ」で実現する ― アルミという素材が持つ力を誰よりも信じ、アルミ建築の普及と発展に情熱を注いだ創業者 故・石田保夫の夢を引き継ぎ、SUSは、これからもアルミ建築の可能性に挑戦してまいります。
※1 「アルミニウム建築構造協議会」 について
アルミニウム建築構造の技術基盤の構築と普及を通して、経済発展と生活向上に寄与することを目的に活動しています。
名 称： アルミニウム建築構造協議会
所在地： 〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目2番15号(塚本素山ビル 7階)
設 立： 平成6年12月15日 アルミニウム建築構造推進協議会設立
平成11年6月9日 アルミニウム建築構造協議会に名称を変更
役 員： 会 長：角 慎一郎（日本軽金属株式会社 執行役員）
副 会 長：花木 悟（三協立山株式会社 執行役員）
会員数： 24 (19社、3団体、2名)
※2 「ecoms（エコムス） ― Ecology and Economy Modular System ―」 とは
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FA分野で培ったアルミ素材やオートメーションに関する技術・知見を元に、アルミ製住宅や建築用アルミ構造材・アルミ製家具などの設計開発、製造販売を行う、SUSの建築関連事業です。一般住宅・オフィス向けから、商業施設・鉄道・高速道路の施設まで、アルミの特性を生かしたご提案を行っています。
URL：
https://ecoms.sus.co.jp/
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■ アルミの可能性を追求し、生産現場の自動化・省力化を推進するSUSのアルミソリューション
SUSは1992年の創業以来、アルミという素材に向き合うことで、自動車、半導体、食品加工から物流に至るまで、さまざまな生産現場の自動化・省力化を支えるアルミプロダクトの開発・提供に取り組んできました。近年では、個々の製品提供にとどまらず、それらを組み合わせたソリューション提案により、お客さまの課題解決を後押ししています。また、現場の電動化やIoT化を簡単・低コストで実現する独自のコントローラなどもラインアップし、サポート体制の多角化にも取り組んでいます。このほか、建築用アルミ構造材や建材、ハウジング製品の開発・生産、DIY用途への展開など、FA事業にとどまらない新たな市場開拓にも積極的に挑戦しています。
■ ＳＵＳ（エスユウエス）株式会社 概要
本 社： 静岡県静岡市駿河区南町14-25 エスパティオ6F
設 立： 1992年6月19日
資 本 金 ： 2億9,000万円
売 上 高 ： 332億9,000万円（2025年2月期連結売上 単体では281億7,000万円）
従業員数： 1,060名（内、正社員891 名。2025 年6 月現在）
事業内容： FA向け機械装置およびユニット機器製品の設計開発・製造・販売。
アルミ製住宅および建築用アルミ構造材の設計開発、製造販売。
アルミ製家具およびアルミ建材の製造販売。
U R L：
https://www.sus.co.jp/ プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
