【環境省】人と動物の共生パートナーシッププロジェクト「つなぐ絆、つなぐ命」に基づき「ロイヤルカナン PROactive (プロアクティブ)プログラム」が本格稼働
ロイヤルカナン ジャポン合同会社

全国の自治体に向けてドッグトレーナーの派遣をスタート~“安心でしあわせ”な保護犬譲渡を推進する専門家による支援~
栄養学に基づいて犬と猫の健康を実現する企業(Health Through Nutrition Company)として、プレミアムペットフード および食事療法食を展開するロイヤルカナン ジャポン(本社:東京都港区、社長:日下部 真一、以下、ロイヤルカナン)は、環境省による人と動物の共生パートナーシッププロジェクト「つなぐ絆、つなぐ命」の一環となる「ロイヤルカナンPROactive(プロアクティブ)プログラム」(以下、「PROactiveプログラム」という)を通じて、自治体(動物愛護管理センターを含む、以下「自治体等」という)に向けたドッグトレーナー・犬訓練士の専門家派遣を開始しました。
ロイヤルカナンは、昨年12月に環境省の人と動物の共生パートナーシッププロジェクト「つなぐ絆、つなぐ命」に賛同し、パートナーシップを締結しました※1。これに伴い、「PROactiveプログラム」では、専門家であるドッグトレーナーや犬訓練士による「保護犬の馴化訓練※2」並びに「飼育方法のアドバイス」を全国の自治体等に向けてより一層幅広く提供・展開し、動物愛護管理センター内での保護犬の飼養管理の質を高めてもらうことで、その譲渡を促進し、殺処分ゼロに繋げていくことを目指しています。
※1 環境省 人と動物の共生パートナーシッププロジェクト「つなぐ絆、つなぐ命」(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/project2/partner.html)におけるロイヤルカナンの取り組み
※2 犬の馴化訓練(じゅんかくんれん): 人に馴れていない犬や問題行動のある犬に対して行うドッグトレーニング
令和5年度(2023年度)の全国の犬の年間引取り数(保護犬頭数)は19,352頭で、そのうち9割近くは譲渡・返還されていますが、いまだ約1割強の保護犬が殺処分(2,118頭)されています※3。譲渡・返還は、都心部では順調に進んでいますが、地方においてはまだ充分とは言えない現状です。特に野犬が残る地域の自治体等では、保護した後の犬の社会化や問題行動、飼育方法に苦慮しており、専門家の介入が求められています。
「PROactiveプログラム」では、そうした保護犬の社会化や問題行動等の解決を早期に促し、保護期間の短縮を図ることで、保護犬が適切な迎え主に出会える機会創出を促します。
※3 環境省 動物愛護管理行政事務提要(令和6年度版)より: 環境省_統計資料 「動物愛護管理行政事務提要(令和6年度版)」 [動物の愛護と適切な管理](
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/gyosei-jimu_r06.html)
全国の犬の年間引取り数:2_4_3a.pdf(
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/files/r06/2_4_3a.pdf)
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153701/10/153701-10-b99b0454c9d3fa1b370b734a50196517-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 自治体等専用の「トレーナー予約サイト」を開設
「PROactiveプログラム」では、自治体等が全国で活動しているプロのドッグトレーナーや犬訓練士を照会し、トレーニング予約ができる「トレーナー予約サイト」を開設しました。これにより、地域それぞれの保護犬の状況や事情を熟知した専門家や野犬の馴化訓練に詳しい専門家等によるトレーニングが各地域で始まっています。
- 派遣するプロトレーナーのトレーニング内容: 保護犬の馴化訓練の実施、および自治体職員による犬の訓練方法や飼育方法等に関するアドバイス- お問い合わせ:「PROactiveプログラム」事務局 E-mail(support@matchingtrainer.jp)
なお、「トレーナー予約サイト」は、自治体等のみが利用することができます。なお、本サイトの登録料や利用料、および専門家の訓練費用(アドバイス含む)は無償で、ロイヤルカナンが負担します。(但し、実地訓練や視察等のための専門家の移動費は除く。)
■高い訓練技術と豊富な知識を持つ専門家(ドッグトレナー・犬訓練士)が参加
「PROactiveプログラム」では、特定非営利活動法人日本ペットドッグトレーナーズ協会(神奈川県相模原市、理事長:鹿野正顕)、および一般社団法人犬訓練士連合協会(東京都千代田区、代表理事:進藤誠)で活動する日本でも有数のドッグトレーナーおよび犬訓練士の方々の協力を得て実施しています。なお、「PROactiveプログラム」に参加するドッグトレーナーおよび犬訓練士は、訓練技術向上の勉強会や野犬のトレーニング方法の実演講習、日本の法令遵守に関する研修を行い、自治体等に求められる要件に遵守した支援活動を行います。
- 「PROactiveプログラム」に参加するプロのドッグトレーナー・犬訓練士(所属団体)
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/153701/table/10_1_105cc72cdeb1f021497218e2ebd195a5.jpg?v=202506240117 ]
特定非営利活動法人日本ペットドッグトレーナーズ協会理事長の鹿野正顕氏は、「今回の『PROactiveプログラム』の取り組みは非常に画期的であり、現代社会で求められる保護犬の譲渡促進を強力に支援してくれる取り組みだと思います。自治体の職員の皆さまは日々本当に情熱をもって保護犬の譲渡に取り組んでいます。しかし、野犬をはじめ、問題行動を持つ犬の社会化には、やはり専門的な知識と経験が必要です。それが『PROactiveプログラム』により、我々プロのトレーナーや訓練士と自治体の皆さまがつながり、協力し合えるようになったことで、より多くの保護犬が新しい家族と出会えるようになると信じています」と述べています。
ロイヤルカナンは、本プログラムを通して、全国の自治体等との連携を深めながら、一頭でも多くの保護犬が人と暮らしていくための社会化を身に付け、より良い迎え主に出会い、しあわせな生涯を送れるよう取り組んでまいります。
ロイヤルカナン社について
ロイヤルカナン ブランド(ROYAL CANIN(R))を展開するロイヤルカナン社は、栄養学に基づいた犬と猫の健康において世界を牽引する企業であり、マース インコーポレイテッドの一員です。1968年、フランスの獣医師ジャン カタリー博士によって設立されたロイヤルカナンは、ペットの専門家との連携を通じて「ペットのためのより良い世界」というパーパス(存在意義)の実現を目指し、栄養と知識の限界を継続的に押し広げています。
ロイヤルカナンは、ブリーダーや獣医師などのパートナーと協力し、科学に基づいて個々の犬と猫のニーズにきめ細やかに応える栄養バランスのフードをつくるだけでなく、ペットの健康にとって大きなプラスとなる様々なツールやサービスを展開しています。ペット、人々、地球を尊重し、責任ある持続可能な方法でビジネスを実践しています。
世界120以上の市場で事業を展開し、400名以上の獣医師と栄養士を含む8,000名を超えるアソシエイト(従業員)が活躍しています。世界各地に17の工場、2つのペットセンター(イノベーションセンター)、1つの研究開発センター、そしてマースのネットワークから7つの研究所を運営しています。
また、日本をはじめヨーロッパ以外では、ユーカヌバ ブランド(EUKANUBA(TM))を展開しています。ユーカヌバは愛犬の健康とアクティブな毎日をサポートするドッグフードブランドです。そして米国を拠点とする消費者直販のペットフード会社として急成長を遂げているNOM NOMの事業展開も行っています。
ロイヤルカナンに関する詳細:
https://www.royalcanin.com/jp/
ユーカヌバに関する詳細:
https://www.eukanuba.com/jp/
ロイヤルカナン ジャポン企業サイト:
https://royalcanin.jp/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes