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アークエッジ・スペース、超小型衛星AE2a、AE3Vaの打上げ、運用開始

株式会社アークエッジ・スペース

アークエッジ・スペース、超小型衛星AE2a、AE3Vaの打

~6U衛星汎用バスの実証が着実に進行中、累計5機の衛星運用実績~


超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を行う株式会社アークエッジ・スペース(本社:東京都江東区、代表取締役 CEO :福代孝良、以下「アークエッジ・スペース」)は、2021年度より開発を進めてきた6U衛星の汎用バスシステムを採用した超小型衛星AE2a・AE3Va2機の打上げが成功し、試験電波による通信確立により初期チェックアウトを開始したことをお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73065/52/73065-52-2e9584c3b821f53542a10fc5fe7aedd3-3900x2193.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(左から)AE2a・AE3Va 外観

AE2a・AE3Vaは、日本時間2025年6月24日6時25分に、SpaceX社のFalcon 9ロケットTransporter14にて打ち上げられ、所定の軌道に投入された後、同日、当社が保有する牧之原地上局(静岡県牧之原市)にて試験電波による通信を確認しました。
これら2機の衛星は、数か月の初期運用を行ったのち、それぞれのミッション部に設定されたサクセスクライテリア(成功判断基準)の達成を目指します。

本プロジェクトは、2021年度に経済産業省の支援を受けて採択された後、2023年度以降はNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援)/迅速かつ効率的な多種類複数機生産を実現する6U標準汎用バスとその生産・運用システムの開発・実証」の一環として推進されています。その成果として、10kg級の6U衛星の標準汎用バスシステム、量産システム、および複数衛星の自動運用システムを構築するとともに、これらのシステムを利用した7機の衛星による多目的衛星コンステレーションの軌道上実証を段階的に実施します。

2024年12月9日に国際宇宙ステーションから放出されたAE1b、2025年1月15日にFalcon 9ロケット Transporter12より軌道投入されたAE1c・AE1dに加え、今回のAE2a・AE3Vaの運用開始により、7機のうち5機までの軌道投入が完了したことになります。

これらの6U衛星汎用バスシステムの運用を通じて、軌道上における電力・熱・通信・姿勢制御など衛星の基本機能が安定して動作していることを確認しています。これら汎用バスとしての運用実績と技術的な信頼の蓄積は、今後の衛星開発におけるコストの削減、スケジュールの短縮、リスクの低減につながる成果です。

今後は、この汎用バスを軸に複数機の衛星を効率的に設計・製造・運用し、政府・研究機関・民間企業など多様なプレイヤーによる宇宙利用の加速を支援していきます。また、災害監視、海上安全、環境観測、IoT通信や低軌道測位など、社会課題の解決に資する幅広い用途に対応可能な共通プラットフォームとして、継続的な発展を目指してまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73065/52/73065-52-b278491b2651b9f7bc9527a0de13594e-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(参考)当社の6U衛星汎用バスシステムの各モデル

■AE2aについて
本ミッションでは6U衛星汎用バスの「リモートセンシングモデル」を使用しており、ハイパースペクトルカメラの軌道上実証実験を行います。姿勢制御機能を中心としたリモートセンシングモデルとしての衛星バス機能の確認に加え、ハイパースペクトルカメラを用いた撮像運用および画像データのダウンリンク運用を予定しています。
ハイパースペクトルカメラは、数十以上の波長バンドを連続的に撮影し、物質ごとの固有スペクトルを取得できることから、光学衛星やSAR衛星では捉えにくい鉱物の種類、森林の樹種、大気中のガスの識別などが可能となります。この特性を活かし、水資源管理や気候変動、温室効果ガス(GHG)モニタリングなどへの応用が期待されています。
また、搭載されているIoT通信機により、LoRa通信を活用したテキストデータ及びセンサ読み値データの交換や、S&F微弱信号受信システムを用いた衛星間通信実験、地上からのコントロール動作実験も実施予定です。


■AE3Vaについて
本ミッションでは6U衛星汎用バスの「大型アンテナ搭載モデル」を使用し、2025年1月に軌道投入されたAE1dと合わせて、本モデルの実証を行います。超小型衛星ならではの短い開発サイクルを活かし、AE1dで得られた成果を踏まえて、当社が展開するVDES (VHF Data Exchange System、海洋向け衛星通信) 事業向け展開アンテナの実証に加え、VDES受信機の要素技術の改良および実証を行う予定です。
VDESは、衛星を活用した海上の船舶と双方向のデジタル通信を行うことができる次世代の海洋情報インフラとして、さらなる船舶の安全航行、海上のデジタル化に貢献することが期待されています。


■参考:6U衛星汎用バスの概要について
先日公開した以下記事に詳細を記載しておりますので、是非ご参照ください。
【プレスリリース】アークエッジ・スペース、6U衛星汎用バスシステムの開発を完了~7機の小型衛星が打上げ・軌道上実証フェーズへ移行~
https://arkedgespace.com/news/multipurpose6usatellite


■株式会社アークエッジ・スペースについて
アークエッジ・スペースは、超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を行う宇宙スタートアップ企業です。

“衛星を通じて、人々により安全で豊かな未来を”実現することを目指し、今後は地球観測、船舶向け衛星通信(衛星VDES)、光通信、低軌道衛星測位等に対応した超小型衛星コンステレーションの構築を実現するとともに、月面活動にむけた衛星インフラ構築や深宇宙探査など、多様なミッションニーズに対応する宇宙の開発利用を推進します。


本社所在地   :東京都江東区有明一丁目3番33号ドーム有明ヘッドクォーター3階
代表取締役CEO :福代 孝良(ふくよ たかよし)
設立 :2018年7月
WEB :https://arkedgespace.com/ 

プレスリリース提供:PR TIMES

アークエッジ・スペース、超小型衛星AE2a、AE3Vaの打

記事提供:PRTimes

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