【一人暮らしがつらいと感じるのはどんなとき?】男女500人アンケート調査
Biz Hits

一人暮らしがつらいと感じるときに関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、一人暮らしをしたことがある500人を対象に「一人暮らしがつらいと感じるときに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
一人暮らしは自由や気楽な反面、孤独や不安を感じる場面も少なくありません。一人暮らし中に「つらいな」「家族や同居人がいたらな」と感じた経験がある人も、多いのではないでしょうか。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ(
https://bizhits.co.jp/ )が運営するBiz Hits Career blog(
https://bizhits.sixcore.jp/ )は、一人暮らしをしたことがある500人に「一人暮らしがつらいと感じるとき」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、哲学者で作家のひとみしょう氏よりご考察いただいております。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Biz Hits Career blog」の公式サイトURL(
https://bizhits.sixcore.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:一人暮らしをしたことがある人
調査期間:2025年4月18日~21日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性343人/男性157人)
回答者の年代:10代 0.6%/20代 17.6%/30代 39.6%/40代 22.8%/50代 15.0%/60代以上 4.4%
【調査結果サマリー】
・一人暮らしがつらいと感じることがある人は76.8%
・一人暮らしがつらいと感じるとき1位は「体調が悪い」
・一人暮らしでつらいと感じやすいタイミングは「帰宅直後」
・一人暮らしでつらいと感じるときは「親しい人に連絡をする」
一人暮らしがつらいと感じることがある人は76.8%
[画像1:
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一人暮らしをしたことがある500人に「一人暮らしがつらいと感じることはあるか」と聞いたところ、「よくある(13.0%)」「たまにある(63.8%)」が合わせて76.8%でした。多くの人が一人暮らしのつらさを感じているとわかります。
ただ、「たまにある」と答えた人が多いことから、常につらさを感じているわけではなく、特定のシチュエーションでつらさを覚える人が多いと推測できます。
一人暮らしがつらいと感じるとき1位は「体調が悪い」
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41309/251/41309-251-0f298ba72bf3c2525f50e7a45fe1859e-700x488.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「一人暮らしがつらいと感じるとき」の圧倒的1位は「体調が悪い(45.4%)」でした。
2位「話し相手がいない(13.4%)」、3位「家事をするとき(9.8%)」が続きます。
一人暮らしがつらいと感じるシチュエーションは、「体力的に負担が大きいとき」と「孤独を感じているとき」に大別できます。
大変なときや助けがほしいときに、頼れる相手がいないつらさが一人暮らしで感じやすいつらさだと言えます。
<1位 体調が悪い>
・風邪を引いたとき、誰もそばにいてくれない(20代 女性)
・病気になって寝込んでしまい、食材の買い出しや食事などの家事がまったくできなくなったとき。とくに感染症系の病気のとき(50代 男性)
体調が悪いときには、まず発熱や痛みなどの身体的なつらさがあります。またつらい状況にも関わらず、食事の支度などの家事を自分で行う必要があるのも、つらいところです。さらに「誰もそばにいてくれない」など、サポートがないことへの心細さもあります。
家族や同居人がいればあるはずの看病や助言が得られないので、身体的負担に上乗せして、強いストレスや寂しさとして表れると考えられます。
<2位 話し相手がいない>
・仕事でしんどいことがあったときに愚痴を聞いてもらいたいとき。友達や家族に連絡をとるほどではない些細な悩みを言えないとき、寂しさを感じます(30代 女性)
・誰とも話さない日に、テレビに向かって話しかけている自分に気づいたとき(50代 男性)
一人暮らしだと、一日に誰とも話さないことも。とくに悩みごとがある場合には、誰にも話せず抱え込んでしまうことで、精神的な負荷が高まります。
誰にも気軽に話せないことが、孤独感やつらさにつながっていると考えられます。
<3位 家事をするとき>
・お弁当を作るとき、とてもめんどくさくてつらい(20代 男性)
・仕事から疲れて帰ってきて、食事の用意や家事をすること(50代 女性)
日常的な家事そのものがつらい人もいますが、「疲れているとき」「時間がないとき」などにつらさを感じる人が多くなりました。一人暮らしだと疲れていても時間がなくても、代わりがおらず、自分で家事をやるしかないからです。
一人暮らしをする時点で家事を自分で担うことは覚悟しているはずですが、余裕のない状況ではつらく感じてしまうのですね。
<4位 家事が溜まっている>
・ズボラな性格のため、家事が溜まったり部屋がすごく汚れたりしてしまうとき(20代 女性)
・仕事や予定が詰まって忙しいときに、家事が溜まっていくこと。着るものがなくなったり冷蔵庫が空っぽになっていたりして、疲れていても買い出しに行く必要がある状況になったとき(30代 男性)
一人暮らしの場合には、仕事や学校が忙しくて家事がおろそかになると、家事が溜まっていきます。代わりにやってくれる人がいないのですから、当然ですね。
結果として洗濯物や洗い物が溜まってしまい、汚くなった部屋にストレスを感じる人も多くなりました。
<5位 帰宅した瞬間>
・部屋が真っ暗で、帰宅したときに寂しさをとても感じる。寒い部屋がとくに(20代 女性)
・夜遅く帰宅したときに、お風呂が沸いていないこと(60代以上 男性)
帰宅した瞬間は、一人暮らしの孤独を感じる人も多いタイミングです。
同居人がいれば帰宅時に照明や暖房がついていたり、「おかえり」と声をかけてもらえたりします。お風呂や食事の支度を整えて待ってくれている場合もあります。
しかし一人暮らしだと上記のような「出迎え」「あたたかさ」を感じることがないため「つらい」と感じる人も多くなりました。
一人暮らしでつらいと感じやすいタイミングは「帰宅直後」
[画像3:
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一人暮らしでとくにつらいと感じやすいタイミングを聞いたところ、1位は「帰宅直後(27.2%)」でした。2位「夜(12.8%)」、3位「休日(11.4%)」が続きます。
・仕事や遊びから帰宅した直後(20代 女性)
・夜、一人で家にいるとき。暗く静かな時間帯に孤独感が強まるため(60代以上 男性)
・とくに予定のない休日で副業などもない日は、周りの音に敏感になりイライラする。プラスで連休(40代 男性)
・仕事がお休みの週末。天気がいいときなどどこか出かけたいときに、誰かがいると気合も入るけど、一人だとずるずると時間が過ぎていく(50代 女性)
・平日深夜。誰にも助けを求められないので(40代 女性)
・休日の夕方。誰とも話さずにまた月曜日を迎えると、結構悲しい(20代 女性)
一人暮らしのつらさを感じやすいのは、「孤独を実感しやすいタイミング」や「静かで動きのないタイミング」だとわかります。
例えば帰宅直後は孤独を感じやすいタイミングです。自宅に帰って玄関を開けた瞬間に、部屋が無音で暗くて誰もいない状況だと、「ああ、自分は一人なんだ」「寂しい」と感じやすくなります。
また「夜」「仕事のない休日」は静かで、会社へ行くなどの行動もないので、いろいろなことを考えてしまいやすいタイミングだと推測できます。夜は時間的に余裕があるので、一人暮らしのつらさに思いを馳せてしまうことも考えられます。
一人暮らしでつらいと感じるときは「親しい人に連絡をする」
[画像4:
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「一人暮らしがつらいと感じるときの対処法」の圧倒的1位は「親しい人に連絡をする(26.8%)」。2位は「とにかく寝る(17.2%)」、3位は「動画を見る(12.2%)」でした。
「親しい人に連絡をする」など、人とのつながりを確保することでつらさを克服しようと考える人が多いとわかります。
また、寝たり、動画やテレビを見たり、外出したりして、自分で気分転換するタイプも多数いました。
<1位 親しい人に連絡をする>
・体調を崩したときは恋人や友達に助けを求めたりしています(20代 女性)
・家族や恋人に電話をして、最近起こったことや悩みを話してスッキリします(30代 女性)
具体的には「家族に電話する」「友人や恋人にメッセージを送る」などです。近しい人に気持ちを共有することで孤独感が和らぎますし、トラブルの相談もできます。
また体調不良時には、家族や友人に連絡をとって家に来てもらうなど、「連絡をとる」からさらに進んだ対処をしている人もいました。
<2位 とにかく寝る>
・何も考えずにたくさん寝て、心身共に回復させる(40代 男性)
・何もしたくなくて、とにかく寝ました(50代 女性)
つらさの原因が体調不良であれば寝ることで回復できることもありますし、しっかり寝ることで精神的ストレスが軽減されたり感じにくくなったりもします。
眠れずに深く考え続けることで不安や孤独感が増すこともありますので、ネガティブな考えを断ち切る効果もあると考えられます。
<3位 動画を見る>
・動画を流して、自分以外から発生される音で静寂をかき消しています(20代 女性)
・面白い動画を見て現実逃避する(30代 女性)
・YouTubeで頑張っている人のルーティーン動画を見て、力をもらう(40代 男性)
一人暮らしでつらいときに動画を見る目的は、大きくふたつに分かれました。
ひとつは「部屋を賑やかにして、孤独を紛らわすこと」。もうひとつは、動画に没頭することで孤独やつらさについて考えない時間をつくったり、動画の内容から元気をもらったりすることです。
「好きなYouTuber」などがいる場合には、動画を見ることでポジティブに気分転換ができると考えられます。回答からも、単に動画を見て時間を消費するだけではなく、動画からポジティブな刺激を受けている事例があるとわかります。
<4位 外出する>
・街中など人間がいる場所に出かけている(20代 女性)
・どこでもいいのでとにかく出かける。少しは気が紛れます(40代 男性)
・とにかく外に出て気分を変えるようにしています。散歩をしたり、カフェでのんびり過ごしたりすることが多いです(50代 男性)
外出すると環境が変わり、「歩く」「自転車に乗る」などの運動もついてくるので、気分転換になります。人の気配を感じられる場所に行くことで、孤独感を和らげている人もいます。
<5位 趣味を楽しむ>
・自分は趣味が多いので、趣味に没頭することで忘れます(30代 男性)
・気分転換をするために好きなこと(趣味など)をします(50代 男性)
趣味に没頭することも、気分転換になります。集中することで孤独感を忘れられますし、楽しむことでポジティブな気持ちになれることもあるからですね。
とくに、家族や同居人には知られたくない趣味などがある場合には、一人暮らしのメリットとして感じやすい部分でもあります。「つらいこともあるけど、思う存分趣味ができるからいいかな」と、心のバランスをとりやすい要素だと考えられます。
<同率5位 テレビをつける>
・テレビなどで部屋を賑やかにする(30代 女性)
・テレビを観て、ぼーっとする。何も考えないようにする(40代 女性)
テレビも動画と同じように、部屋を音や映像で満たしてくれて「人の気配」を感じやすくなります。とくに、無音の空間が精神的につらいと感じやすい人にとっては、安心感をもたらしてくれる効果的な方法です。
「テレビを見ながらボーっとする」という声があるように、趣味や勉強のように集中力を使わなくても気が紛れるというメリットもあります。
<7位 SNSを見る>
・SNSでたくさんつぶやく(30代 女性)
・SNSで似たような人を探して安心する(40代 女性)
・SNSで気を紛らわせる(60代以上 男性)
SNSを覗くことで、孤独を感じるときでも他者の存在をリアルタイムで感じられます。
例えば「寂しい」「眠れない」「体調不良でつらい」など、共感できる投稿や似た状況の人を見つけることで自分だけじゃないと思え、孤独感が軽減されます。自分の投稿に反応があれば、他者とのつながりも感じられますね。
一方で使い方によっては、「他人との比較で気分が悪化してしまう」「長時間見ていて、より眠れなくなる」などのリスクもあるため、使用には注意が必要です。
<8位 音楽を聴く>
・スマホで音楽をかけて、無理矢理テンションを上げます(30代 女性)
・気持ちを落ち着けるために、好きな音楽を聴く(50代 男性)
音楽を聴くことで気分を落ち着けたり、反対に自分を元気づけたりしている人もいました。「推しの曲を聴く」という人もいて、思い入れのある曲を聴くことで、ポジティブな気分になれる効果もあることが伺えます。
また音楽があれば部屋がシーンとならないので、孤独感を和らげることにもつながります。
まとめ
アンケートの結果、多くの人が「体調不良時」「話し相手がいないとき」「帰宅直後」などに一人暮らしのつらさを感じています。
一人暮らしは家事などを一人で担うので大変なことも多く、精神面でも時間や作業量の面でも、「しんどくて誰かに頼りたいのに頼れない状況」になってしまうと、つらさを感じます。
孤独感がつらさの原因である場合、対処法としては「家族や友人に連絡する」「SNSで誰かと交流する」など、人とコミュニケーションを求めるのがおすすめです。
必要に応じて誰かを頼りながら、快適な一人暮らしを楽しみましょう。
▽ひとみしょう氏の考察
孤独な時間は自己と向き合うための最適な時間だよね!キルケゴールならそう言うと思います。心に宿る崇高なものと邪悪なものと対話しつつ、素手で自分の哲学を立ち上げたくらいですから。
しかし、わたしたちのほとんどは哲学とは無縁に暮らしているわけですから、ひとりの時間に具体的なスキルを磨いてみてはいかがでしょうか?誰よりも美味しくポトフを作ることができるとか。誰よりもインテリアを美しく飾ることができるとか。
ひとり暮らしの「貴重な」時間を実利的なスキルを磨くために使うと、将来きっといいことが待っています。人生は具体的スキルの集積で成っているからです。具体的に生きてください。
▽監修者紹介
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ひとみしょう
哲学者、作家。専門は心の諸問題と恋愛。現在、キルケゴール哲学を中心に、ジャック・ラカン、メルロ=ポンティ、パースなどの哲学を勉強しています。主な著書は『自分を愛する方法』『希望を生みだす方法』(ともに玄文社)、小説『鈴虫』など。Yahoo!ニュースに哲学コラムを執筆中。
公式サイト:
https://www.hitomiac.com/
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記事提供:PRTimes