【戦後80年・昭和100年。祈りの夏到来】今夏、河出文庫より太平洋戦争関連本を8点刊行。第一弾は『太平洋戦争全史』『東京裁判の全貌』ほか5点を、6月26日に一挙発売!
河出書房新社

7月も『消えた春』『大日本帝国最後の四か月』『帝国海軍の最後』の3点を河出文庫で刊行予定。
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太平洋戦争関連本 6月の河出文庫刊行ラインナップ
株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区/代表取締役:小野寺優)は、河出文庫より『満州帝国』、『日中戦争の全貌』、『太平洋戦争全史』、『特攻』、『東京裁判の全貌』の5冊を、2025年6月26日に刊行いたします。いずれも太平洋戦争関連本であり、“戦後80年・昭和100年”を機に改めて世に問いたい文庫作品の新装版です。
今から80年前の1945年8月に日本の無条件降伏で終戦を迎えた太平洋戦争。以降、戦争のない80年が経過した日本では戦争を知らない世代が大半を占めており、この世代にとっては実感をもって戦争を想起することはできません。
河出書房新社では、長年多くの戦争関連書を刊行してまいりました。
そして今年“戦後80年・昭和100年”を迎えるにあたって、戦争の記憶を持たない世代にこそ、戦争の持つ悲惨さや理不尽さを知ってほしい、先人の思いを受け取ってほしいという願いから、河出文庫『満州帝国』(2005年刊)、同『日中戦争の全貌』(2007年刊)、同『太平洋戦争全史』(2006年刊)、同『特攻』(2007年刊)、同『東京裁判の全貌』(2005年刊)を6月に新装版として刊行することといたしました。これらの文庫は、もともとは、写真や地図を駆使した「図説」を特徴とする「ふくろうの本」シリーズの一環として刊行されていたものでした。文庫化にあたっても写真や地図を数多く掲載し、当時を追体験できるドキュメントとして多くの読者の支持を得るロングセラー作品でしたが、時の経過とともに近年は在庫僅少となっておりました。
また来月7月には、初文庫化となる歴戦の帝国海軍艦長による名戦記『帝国海軍の最後』のほか、傑作ノンフィクション『消えた春──特攻に散った投手 石丸進一』の復刊新装版と、時の内閣書記官長が記した昭和史の一級資料『大日本帝国最後の四か月──終戦内閣“懐刀”の証言』の新装版の3点を刊行する予定です。併せてご期待ください。
現在、世界はふたたび分断が広がりつつあって各地で戦争や紛争が起きており、予断を許さない状況となっています。今夏、これらの文庫から、この国の戦争について考え、見つめ直すきっかけとなりましたら幸いです。
■内容紹介
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『満州帝国』(太平洋戦争研究会編著)
清朝最後の皇帝溥儀を擁して、忽然と歴史の舞台に現れた満州帝国。日清・日露戦争の前史から1932年の建国宣言、終戦による崩壊までの13年という短くも激動の全歴史を、豊富な写真とともに描く。五族協和・王道楽土の夢、開拓団と移民、満鉄経営、関東軍の支配と謀略など、野望と悲劇が渦巻く巨大国家の全貌。
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『日中戦争の全貌』(太平洋戦争研究会編・森山康平)
兵力300万を投入し、大陸全域を戦場にして通算3000日も泥沼の戦いを続けた日中戦争の全貌を追う。盧溝橋事件、上海事変から、南京、武漢、広東の攻略へと際限なく進軍する日本の間違いはどこにあったのか、そして、前線では何が起こっていたのか──。
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『太平洋戦争全史』(池田清編・太平洋戦争研究会)
米英を主敵とし、広大なアジア全域を戦場に繰り広げられた太平洋戦争。当時の国際情勢と勃発の背景、真珠湾奇襲攻撃から始まる戦闘の経過、敗戦への道に至るまでの国家総力戦の全貌を、豊富な写真とともに描く。膨大な破壊と殺戮の悲劇はわれわれに何を問い続けているのか。
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『特攻』(太平洋戦争研究会編・森山康平)
起死回生の戦法が、なぜ「必死体当たりの特攻」でなければならなかったのか──。その始まりから、回天・震洋などのさまざまな特攻兵器、全戦果、「まことに遺憾であるが、しかしながら、よくやった」と言ったとされる天皇の言葉、成功の見込みがない戦法への痛切な意見まで、壮絶な全貌に迫る。
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『東京裁判の全貌』(太平洋戦争研究会編・平塚柾緒)
戦後日本に大きな影響を与え続けた東京裁判は、終戦翌年から2年半にわたり開かれた。満州事変から太平洋戦争に至る日本の指導者の「戦争責任」は、絞首刑7名、終身禁固刑16名という判決に帰結した。そこでは何がどのように裁かれたのか──。豊富な写真とともに全経過を克明に解き明かす。
■著者紹介
太平洋戦争研究会(たいへいようせんそうけんきゅうかい)=『満州帝国』、『日中戦争の全貌』、『太平洋戦争全史』、『特攻』、『東京裁判の全貌』
おもに日清・日露戦争から太平洋戦争、米軍占領下の日本にいたる近現代史に関する取材・執筆・編集グループ。『図説 第二次世界大戦』『図説 写真で見る満州全史』『図説 日中戦争』『図説 東京裁判』など。
森山康平(もりやま・こうへい)=『日中戦争の全貌』、『特攻』
1942~2024。『証言記録 三光作戦』『硫黄島・玉砕の記録』『図説 日中戦争』『図説 特攻』『図説 沖縄の闘い』など。
池田清(いけだ・きよし)=『太平洋戦争全史』
1925~2006。海軍兵学校卒。レイテ沖海戦に出撃後、海軍中尉となり、回天特別攻撃隊として出撃中に終戦。戦後、東京大学法学部卒。東北大学名誉教授。『日本の海軍』『重巡 摩耶』『海軍と日本』など。
平塚柾緒(ひらつか・まさお)=『東京裁判の全貌』
1937年、茨城県生まれ。出版プロダクション「文殊社」代表。太平洋戦争研究会、近現代フォトライブラリー主宰。『米軍が記録した日本空襲』『ガダルカナルの戦い』『図説 日露戦争』など。
■河出文庫・太平洋戦争関連本 第二弾刊行予定!
来月7月も第二弾として3点を刊行予定です。
『消えた春──特攻に散った投手 石丸進一』(牛島秀彦著) 7月8日発売
名古屋軍(中日ドラゴンズ)の若きエースは、最後のキャッチ・ボールを終えると特攻機とともに南の雲の果てに散った。戦争に青春を奪われた、あまりに短い生涯を描く傑作ノンフィクション。新装版。
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『大日本帝国最後の四か月──終戦内閣“懐刀”の証言』(迫水久常著) 7月18日発売
鈴木貫太郎内閣発足、対ソ和平工作、徹底抗戦派の反発、ポツダム宣言受諾、そして終戦の詔勅草案作成……終戦へと至る天皇、閣僚、軍人らの動向を、時の内閣書記官長が克明に記した昭和史の一級資料。新装版。
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『帝国海軍の最後』(原為一著) 7月18日発売
駆逐艦天津風、巡洋艦矢矧(やはぎ)を指揮した歴戦の艦長・原為一大佐が見た帝国海軍の栄光と終焉。英米仏伊でも翻訳され反響を呼んだ名戦記がついに文庫化。解説・秦郁彦(現代史家)。
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■書誌情報(いずれも、「河出文庫」レーベル/2025年6月26日初版発売)
書名:満州帝国
著者:太平洋戦争研究会編著
仕様:A6判/並製/272ページ
定価:990円(本体900円)
ISBN:978-4-309-42188-9
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309421889/
書名:日中戦争の全貌
著者:太平洋戦争研究会編 森山康平著
仕様:A6判/並製/360ページ
定価:1100円(本体1000円)
ISBN:978-4-309-42189-6
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309421896/
書名:太平洋戦争全史
著者:池田清編 太平洋戦争研究会
仕様:A6判/並製/312ページ *電子書籍あり。
定価:1100円(本体1000円)
ISBN:978-4-309-42190-2
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309421902/
書名:特攻
著者:太平洋戦争研究会編 森山康平
仕様:A6判/並製/296ページ
定価:990円(本体900円)
ISBN:978-4-309-42191-9
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309421919/
書名:東京裁判の全貌
著者:太平洋戦争研究会編 平塚柾緒
仕様:A6判/並製/288ページ *電子書籍あり。
定価:990円(本体900円)
ISBN:978-4-309-42192-6
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309421926/プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes