【北海道白糠町】累計販売数20万件突破!ふるさと納税返礼品として人気のたらこ・明太子。機械化できない「人の手仕事」に、ブランドの魂が宿る!
北海道白糠町

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北海道・白糠町。太平洋を望むこの町は、水産資源の宝庫であり、古くから漁業とともに生きてきたまちです。町内で製造されている「たらこ・明太子」は、粒立ちの良さ、深い味わい、そして何より“おいしさの余韻”に、ふるさと納税返礼品としても人気が高く、2025年6月時点で、販売累計数は20万件※を突破しました。
※2017年7月から2025年6月15日までのふるさと納税返礼品としての「たらこ・明太子」全アイテムの累計お申込み件数
今回、町内でたらこ・明太子を製造する二つの企業――「広洋水産株式会社」と「東和食品株式会社」にインタビューを行いました。製造工程、品質へのこだわり、そして製品に込めた想い。普段なかなか見えない“中の人の声”を通して、その魅力を深掘りします。
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明治時代以降、北海道を中心にたらこの親魚であるスケソウダラの漁が発展しました。スケソウダラは「捨てるところがない魚」とも言われ、身の他、頭、骨、卵、白子まで無駄なく加工されます。卵(たらこ)は塩漬けにすることで保存性が高まり、伝統的な保存食として定着しました。鉄道や冷蔵技術の発展により、都市部へと出荷されるようになり、全国的に普及しました。これがのちに、博多の明太子文化や、現代の多様なたらこ料理へとつながっていきます。
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東和食品株式会社 矢澤有司さん。たらこを担当して20年のベテラン。
両社に共通するのは、製造工程に対する誠実な向き合い方。たらこ・明太子づくりは、まさに「一週間かけた丁寧な仕事」です。
まず届くのは、冷凍されたスケソウダラの卵。季節や室温に応じて調整された環境の中で一晩かけてじっくり解凍されます。「冬は工場内も寒くなるので、解凍温度を少し高めに設定するなど季節に合わせて微調整をする」と東和食品でたらこを担当して20年のベテラン・矢澤さんは語ります。
解凍された卵は、翌日に調味液に漬け込まれます。実はこの漬け込みも、ただの「味付け」ではありません。東和食品では、専用の“回転樽”を使用。「漬け込み中の卵の状態を見て回転数を変える」など、微細な調整が必要とされる職人技が光ります。
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東和食品の「回転樽」。たらこ全体にまんべんなく味がまわるように調整されている。
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広洋水産株式会社 横川流生さん。入社5年目で入札から製造管理、営業までこなす。
一方、広洋水産では、大きな「メリーゴーランドのような」装置が回転しながら、卵一粒一粒にまんべんなく味を染み込ませていきます。「工場見学でこの機械をみると皆さん、驚きます」と語るのは、広洋水産入社5年目の横川さん。
調味液に漬け込まれた卵は、この後は、熟成・液切り・選別と続き、最終的には急速冷凍されて出荷されるわけですが、その間にも“鮮度との戦い”は続きます。
広洋水産が特に重視しているのが「室温管理」。二重扉を設置し、外気をシャットアウト。作業スペースも常に一定温度を保つよう設計されています。「でも寒すぎると、女性スタッフの手がかじかんで作業効率が落ちる、という声もあり、絶妙なバランスが求められます。」(横川さん)
一方、東和食品では「品温管理」に力を入れています。工場内で作業中のたらこは、定期的に温度を測定。「出してから規定時間以内には必ず冷蔵庫に戻す」というルールを徹底しており、温度による品質の劣化を極力防いでいます。
このように、両社とも見えないところで細かい努力を積み重ね、“おいしいたらこを食卓に届ける”ことを実現しているのです。
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東和食品の箱詰め作業。デリケートな食材のため人の手で優しく丁寧に、そして手早く作業を進める。
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広洋水産では30種類もの等級にたらこを分けていく。全ての規格を頭に入れて素早く選別するには熟練の技が必要とのこと。
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「選別」作業の担当者は10年選手も多い。経験に加え、きっちりとした性格など適正もあるとのこと。
広洋水産の最大の特徴ともいえるのが「選別力」。なんと、たらこは30種類もの等級に分けられているのです。形、大きさ、張り、色味……。一つとして同じたらこは存在しません。それを一つひとつ、人の目で選び分けていきます。
この「選別」担当者は現在約10名。全ての等級を頭に入れて素早く手を動かしていくこの作業は、誰もができるものではなく「熟練の技」と言えます。
この選別作業を理解することは、“商品の顔”を知ることでもあるといいます。
実際、広洋水産では営業部と生産の担当が分かれていますが、助子(たらこ・明太子)の生産担当のみ、営業や販売も兼務しています。つまり、横川さんを始め工場長など生産現場を知る人が、仕入れから営業・販売も担当するのです。
「お客様のニーズを現場にすぐ反映できるのが強み」と語るその姿は、まさに“現場を知る営業”そのものです。
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広洋水産の作業の様子。原材料由来の付着物などは人の手で一つ一つ取り除かれる。
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美しく並べられた、東和食品のたらこ。
一方の東和食品では、10年ほど前に外食業界向けに開発された「減塩たらこ」がヒット商品になっています。きっかけは、釧路や札幌に店舗展開する寿司チェーン「まつりや」への営業でした。
「寿司ネタにするなら、酢飯に合う味じゃなきゃダメ」。そこでたどり着いたのが、塩分を抑えた減塩たらこ。ところが、塩分が少ないと卵の粒が締まらず、仕上がりがぼやけてしまう。だからこそ、使える卵は“粒立ちがしっかりしている高品質なもの”に限られます。
「安さではなく、質で勝負する」。この姿勢が評価され、健康志向が高まる今では、ふるさと納税返礼品として人気の品に。スーパーや家庭向けにも広がりを見せています。
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入札の様子(東和食品株式会社提供)
両社とも、たらこの原料であるスケソウダラの卵は、アメリカ・シアトルと韓国・釜山で買い付けています。注目すべきは「目利きの社員が現地に足を運ぶ」ということ。
3月と4月のシアトル、2月~5月の釜山での入札に参加し、1年分の契約を結びます。広洋水産は特に「船上凍結された卵」にこだわりがあり、「漁獲してすぐ、船の中で内臓を取り出し凍結するから色味が違う」とのこと。
「入札では“この船の卵はいい”という目利きが問われる。うちの製品に合わないものは最初から選ばない」という姿勢は、まさに職人魂。
東和食品も同様に、製品に合わせた品質の買付を行っており、減塩製品においても減塩に耐える卵の粒感を事前に想定した買い付けを行っています。「仕入れから勝負は始まっている」と語る矢澤さんの言葉が印象的でした。
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広洋水産のたらこ・明太子は、やや塩味と辛味が強め。これは「ご飯と一緒に食べること」を想定しているから。「唐辛子を数種類ブレンドして、最後に“ふりかける”ことで仕上げている」のがポイントで、「酒のつまみにもぴったり」とのこと。
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対して東和食品の目玉商品はやはり「減塩たらこ」。同社の他の製品に比べ塩分30%カットで、無着色。焼いても塩辛くなりすぎないのが特長です。お弁当やおにぎりにも相性がよく、パスタやポテトサラダなど料理へのアレンジにも向いています。
どちらの味付けも、“使うシーン”を考え抜いた設計。だからこそ、食卓での満足感が違います。
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「自分は“丸かじり”が好きですね。皮まで美味しいんですよ」と話すのは広洋水産の横川さん。一般的には皮に生臭さを感じる方も多い中、「広洋水産のたらこは皮も美味しい」と自信をのぞかせます。
東和食品の矢澤さんは「減塩製品に関して言えば、やっぱり焼きたらこです。減塩だから焼いてもしょっぱくなりすぎない。子どもにも安心」と太鼓判。
それぞれの“作り手”が語る食べ方には、説得力があります。
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東和食品の矢澤さんは、「たらこは原料の供給が安定している唯一の魚卵。もっと可能性がある」と語ります。寿司ネタとしての新たなマーケットを捉えたように、今後も新たな挑戦をしてくれることでしょう。
一方、広洋水産の横川さんは「職人の技をどう次世代に継承するか」が課題とのこと。「10年以上選別を担っているベテランがいるが、今後も同じ人がずっとやれるわけではないので、後進を育てなければいけない。機械化できない作業をしっかりと受け継いでいくことがブランドになる」と語ってくれました。
たらこや明太子は、ただの保存食品ではありません。目に見えない技術とこだわりが支える、“地域の誇り”なのです。
ふるさと納税を通して食卓に届く白糠町のたらこ・明太子。
その一粒一粒に込められた職人の手間と想いを、ぜひ味わってみてください。
リピーターが絶えない理由が、きっと口にした瞬間わかるはずです。
東和食品株式会社
ふるさと納税サイト:
https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/8700-30009010/
〒088-0592 北海道白糠郡白糠町西庶路東3条北3丁目2番地1号
TEL:01547-5-2014
URL:
https://kyokuichi.com/company/touwa/
広洋水産株式会社
ふるさと納税サイト:
https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/8700-30008917/
〒088-0598 北海道白糠郡白糠町庶路甲区6-584
TEL:01547-5-2241
URL:
https://koyo-suisan.co.jp/
*取引申し込み等に関しては事前連絡の上、了承を得たのちに訪問してください。
■北海道白糠町のご紹介
北海道白糠町は北海道の東部に位置する人口約7,000人のまちです。
豊かな自然に恵まれ漁業、林業、酪農などが盛んです。太平洋沖の暖流と寒流が交わる絶好の漁場にあり、1年を通じて様々な海産物が獲れ、茶路川、庶路川、音別川と鮭が産卵に帰ってくる川が3本もある恵まれた立地から「秋鮭」「いくら」の漁獲量が高く、ふるさと納税の返礼品としても高い人気を誇っています。近年は「ブリ」の漁獲量が増え、「極寒ぶり(R)」として新たな名産品の一つになっています。
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白糠町ホームページ:
https://www.town.shiranuka.lg.jp/
白糠町公式note:
https://note.com/_shiranukacho/
Instagram:
https://www.instagram.com/shiranukacho_hokkaido/プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes