株式会社スマート・フォレスト、無償で使える森林吸収系Jクレジット創出支援ツール「CO2吸収量試算ファイル（北海道版）」を開発
株式会社スマートフォレスト
森林吸収系Jクレジット創出支援ツール「CO2吸収量試算ファイル」を無償公開。順次47都道府県版に対応へ。
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脱炭素支援及びコンサルティングなどを手掛ける株式会社スマート・フォレスト（本社：東京都千代田区、代表取締役：佐藤 貴史）は、森林吸収系Jクレジット創出を支援する「CO2吸収量試算ファイル（北海道版）」を新たに開発し、6月25日にWeb上で無償公開いたしました。
CO2吸収量試算ファイル開発の経緯
近年、森林Jクレジット制度を活用した脱炭素の取り組みが各地で進むなか、「CO2吸収量の算定作業」そのものが大きな課題として浮き彫りになってきました。
具体的には、森林経営計画に基づいて吸収量を正確に試算するには高度な専門知識と多くの時間を要するため、多くの自治体や事業者が外部の専門コンサルタントに依頼することを前提とした運用に頼らざるを得ない状況が続いています。
こうした現場の課題を受け、株式会社スマート・フォレストでは、誰もが手軽に、そして正確に吸収量を試算できるツールの必要性を強く感じ、本ファイルの開発に着手いたしました。
開発にあたっては、林野庁が公開している吸収量試算に必要な支援ツールをベースに、自治体ごとに定められた「収穫予想表」を反映し、地域の実情に即した試算が行える仕組みを構築しています。これにより、専門家でなくても算定作業を行えるようになり、より多くの地域・団体がJクレジット制度に参入しやすくなることを目指しています。
CO2吸収量試算ファイルについて
本ツールは、Jクレジット制度に基づく森林管理プロジェクトの登録を検討している自治体・森林組合・事業者等が、プロジェクトによるCO2吸収量を簡易かつ正確に試算できることを目的とした支援ツールです。林野庁が公開している吸収量試算表をベースに、北海道が定める「収穫予想表」のデータを入力可能な構成とし、森林経営計画の数値を反映することで、試算の精度を高めています。
高度な専門知識が必要なため、従来はコンサルタント等に依頼が必要だった複雑な算定作業を、最短5分程度で完了させることができるようになります。
森林経営計画のデータをコピーするだけで、クレジット算定に必要な森林経営の実績と計画を自動で分析します。CO2吸収量算定を経費や運用面で取り組みに消極的だった団体や事業者様にも気軽にご利用いただけます。
サービス料金
どなたでも無償でご利用いただけます。
今後の展開
今後、全国47都道府県のファイルを公開予定
今回の北海道版に続き、全国47都道府県それぞれの地域特性に応じた試算ファイルを以下の予定で順次公開してまいります。
九州エリア 2025年8月
東北エリア 2025年9月
中国四国エリア 2025年9月
近畿エリア 2025年10月
中部エリア 2025年11月
関東エリア 2025年12月
Jクレジット制度の活用が進む中、地域主導での取り組みを支援するツールとして、
広くご活用くださいませ。
株式会社スマート・フォレストについて
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・会社名：株式会社スマート・フォレスト
・所在地：東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F
・代表者：代表取締役 佐藤 貴史
・設立日：2017年3月1日
・事業内容：
林業並びに山林管理業務の受託及び請負
山林立木の売買及び植林、その伐採、製材、加工、販売
林業関連事業に関する企画、調査及びコンサルティング業務
温室効果ガス排出権の売買及び仲介並びに植林業
IoT機器とAIを使用した業務の改善・効率化等のコンサルティング
ドローンによるによる写真撮影、計測、地理空間情報の取得、解析
・企業HP：
https://smart-forest.co.jp/
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
