その他 – とれまがニュース

経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信

とれまが – 個人ブログがポータルサイトに!みんなでつくるポータルサイト。経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信
RSS
製品 サービス 企業動向 業績報告 調査・報告 技術・開発 告知・募集 人事 その他
とれまが >  ニュース  > リリースニュース  > その他

令和の米騒動が直撃「2025年上半期、売れたものランキング」

株式会社インテージ

令和の米騒動が直撃「2025年上半期、売れたものランキ

圧倒的1位は米。2位・おしろい、3位・美容液、4位・パックと化粧品続く


株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下インテージ)は、全国約6,000店舗より収集している小売店販売データ、SRI+(R)(全国小売店パネル調査)をもとに、日用消費財の中で何がより売れたかを、推定販売金額の伸びから振り返る「2025年、上半期売れたものランキング」を発表しました。(データは5月分まで使用)
[ポイント]
◆ 1位は米。前年同時期比184%。社会現象ともいえる価格高騰が要因。8位にも米飯類が入る
◆ 2位~4位は化粧品。おしろいはUVケア、美容液は高価格帯の商品が寄与。インバウンドも
◆ 上位15位までに食品・飲料は過半数の8つ。値上げの影響も、新しい需要をつかんだ商品あり
◆ 販売苦戦ランキング1位・オートミール、2位・検査薬。コロナ禍で売り上げを伸ばしたものが入る


図表1
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/262/36691-262-f843d151a0bbca9c6808d12df180f776-543x471.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


データ:SRI+ 集計期間:2025年1-5月 指標:販売金額の前年同期比、2019年比(1-5月)
対象:食品・飲料・日用雑貨品などのインテージ標準カテゴリー
※小数点以下も加味したランキング、100以上を青色で表示

1位は米。前年同時期に比べ2倍近い伸び。価格高騰の影響大きく、米飯類も8位          

2023年頃から本格化してきた物価高。昨夏頃から価格が高騰し、生活者に大きな影響を与えてきた米が1位となりました(図表1)。昨年上半期は9位、昨年全体では3位と順位を上げてきていましたが、今年上半期では前年同期比で184%、2位以下に60ポイント以上をつけています。スーパーから米が消え、ついには備蓄米の放出が行われるなど、国民の最大の関心事の1つにまでなっています。米関連では8位にもパックご飯などの米飯類が115%で入りました。

では米は、いつ頃から大きく販売金額が伸びていたのでしょうか?価格の大幅値上がり前の2023年同月を基準に、販売金額の動きを月別で見てみましょう。2024年は年初から100%を上回っていましたが、米不足が大きな話題となった8月頃に1つのピークに(図表2)。新米が流通する秋に向けて落ち着くと見られましたが、9月から再度上昇が続き2025年2月には2倍超、5月には231%に達し、今後も目を離せない状況が続きそうです。

図表2
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/262/36691-262-a97fb6d1bf156aa120486b5a128c3526-872x366.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


データ:SRI+ 集計期間:2024年1月~2025年5月 指標:販売金額の2023年同月比

2位~4位は化粧品。コロナ禍初期は口紅などカテゴリー全体が大きく落ち込んだが復活              

2位に入ったのはおしろい(120%)。年々強くなる紫外線に対応したものや、化粧の上から塗りなおせるものが人気を集めて、コロナ前の2019年に比べると136%と4割近い増加となりました。3位・美容液(119%)は、アンチエイジングなどをうたった高価格帯の商品の伸びが寄与して、こちらもコロナ禍前の水準を超えています。4位・パック(119%)は昨年上半期1位、全体でも2位の2024年を代表する商品で、毎日使う新しい形が定着するなどして人気を持続しています。

化粧品は新型コロナが国内で確認された2020年、そして翌年の2021年と、外出自粛やマスク着用などもあり大幅な売り上げ減となっていました。ただ人々が外に出るようになり、さらに海外から過去最高の旅行客が訪れるなどのインバウンド需要もあって急回復。化粧品全体では2019年同期に比べ103%となっています。特に基礎化粧品は110%とコロナ前に比べて1割増加しています。

図表3
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/262/36691-262-7c0642d81a049caadf08bd9b4dea8f23-416x434.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


データ:SRI+ 集計期間:2025年1-5月 指標:販売金額の前年同期比、2019年比(1-5月)

上位15位のうち食品・飲料が過半数。好調なインバウンド需要が影響したものも         

5位のカルシウム剤(118%)は外国人旅行客にも人気で好調、9位・リップクリーム(115%)、10位・ハンド&スキンケア(114%)もインバウンド需要が後押ししました。6位・玩具メーカー菓子(117%)は、様々なIP作品の商品が好調で今年も上位に。コロナ禍の巣ごもり時にはマンガやアニメで人気となった商品が需要をけん引し、加えて昨今の推し活ブームにも乗り、販売金額は6年で2.5倍にも膨らんでいます。腸活需要を取り込んだ7位のココア(116%)など食品・飲料が上位15位までに8つと過半数を占めています。

過去3年間のトレンドを振り返ってみると、コロナの影響が色濃かった2022年、2023年上半期でしたが、2024年は外出需要とインバウンド、それに値上げの影響が大きかったことが分かります。そして今年は、その流れを受けつつも、米の強烈な値上げが加わった形となりました。
 
図表4
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/262/36691-262-e67bb421d74ab033e88c83a000b079b7-804x384.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


データ:SRI+ 集計期間:2022年、2023年、2024年(各年1-5月) 指標:販売金額の前年同期比
対象:食品・飲料・日用雑貨品などのインテージ標準カテゴリー
※小数点以下も加味したランキング
※口腔用薬(こうくうようやく):口腔内の殺菌、消毒、口臭の除去を目的として調製された噴霧液剤、またはトローチ
※鎮咳去痰剤(ちんがいきょたんざい):トローチ剤を除く鎮咳去痰に用いるために調製された内服薬、またはドロップ剤

販売苦戦は1位・オートミール、2位・検査薬。コロナ禍で売れたものが反動で上位に        

最後に今年上半期、販売苦戦したランキングを見てみましょう(図表5)。1位・オートミール(78%)は健康需要を取り込みコロナ禍に大きく数字を伸ばしましたが、その反動が出ています。それでも2019年に比べると7倍以上の販売金額となっています。同じように2位・検査薬(78%)はコロナ用の抗原検査キットの売り上げが落ち着いたこと、4位・乳酸菌飲料(87%)もコロナ禍に売れた睡眠訴求する商品の需要が一巡し前年マイナスになっていますが、2019年に比べると大幅なプラスとなっています。5位・新ジャンル(87%)は酒税法の改正による値上げで苦戦が続きます。他にも販売金額の減少が続く商品などが、ランキングに入りました。

図表5
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/262/36691-262-59418b1b743b5f955cb759c93de494b1-541x470.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


データ:SRI+ 集計期間:2025年1-5月 指標:販売金額の前年同期比、2019年比(1-5月)
対象:食品・飲料・日用雑貨品などのインテージ標準カテゴリー
※小数点以下も加味したランキング、100未満を赤字で表示
※検査薬に含まれる「コロナ用の抗原検査キット」は、医療用・一般用(OTC)で、弊社で判明できた製品のみ(研究用の抗原検査キットは除く)

日本人の主食となる米の大幅値上げに加え、生命の危機を覚えるほどの猛暑、さらには不安定な国際情勢など、生活者の購買活動や企業の経済活動に大きな影響を与える事象が続いています。そのような変化をとらえ理解していくために、インテージは今年12月にも年間の売れたものランキングを発表する予定です。


2024年、上半期売れたものランキング」をあわせてご参照ください。
2024年、売れたものランキング」もあわせてご参照ください。
使用したデータ/関連プラットフォーム
SRI+(R)(全国小売店パネル調査)】 
国内小売店パネルNo.1※1 のサンプル設計数とチェーンカバレッジを誇る、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア、ドラッグストア、専門店など全国約6,000店舗より継続的に、日々の販売情報を収集している小売店販売データです。
※SRI+では、統計的な処理を行っており、調査モニター店舗を特定できる情報は一切公開しておりません
※1 2025年6月現在
株式会社インテージ
株式会社インテージは1960年に創業。インテージグループとしてアジアNo.1*であるマーケティングリサーチ/インサイト事業に加えてマーケティングソリューション事業を展開し、9か国の海外拠点とともに国内外の企業・団体のマーケティング活動を総合的に支援しています。事業ビジョンとして“Create Consumer-centric Values”を掲げ、深い生活者理解とデータ活用の高度化による顧客企業支援を通じ、生活者の幸せの実現を目指しています。
*「ESOMAR's Global Top-50 Insights Companies 2024」に基づく(グループ連結売上高ベース)

【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当:下河原(しもがわら)/木地(きじ)
TEL: 03-5294-6000
お問い合わせ

プレスリリース提供:PR TIMES

令和の米騒動が直撃「2025年上半期、売れたものランキ令和の米騒動が直撃「2025年上半期、売れたものランキ令和の米騒動が直撃「2025年上半期、売れたものランキ令和の米騒動が直撃「2025年上半期、売れたものランキ

記事提供:PRTimes

記事引用:アメーバ?  ブックマーク: Google Bookmarks  Yahoo!ブックマークに登録  livedoor clip  Hatena ブックマーク  Buzzurl ブックマーク

ニュース画像

一覧

関連ニュース

とれまがマネー

とれまがマネー

IR動画

一覧

とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

とれまがニュースは以下の配信元にご支援頂いております。

時事通信社 IR Times カブ知恵 Digital PR Platform Business Wire エコノミックニュース News2u

@Press ABN Newswire 済龍 DreamNews NEWS ON PR TIMES LEAF HIDE

Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.