“備える親”が新常識に?子育て世代が考える教育資金のリアルを徹底調査!約6割が「計画通りに学費を準備できていない」と回答
レオス・キャピタルワークス株式会社

「20/60親子」は教育資金と健康不安のダブルリスクに直面しつつも、他世代よりも“備え”に積極的
SBIレオスひふみ株式会社の傘下で投資信託「ひふみ」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤野 英人、以下「レオス・キャピタルワークス」)は、2025年6月3日(火)から6月4日(水)の期間、全国の25歳~59歳の子どもを持つ(妊娠中を含む)男女を対象に「学費に関する市場の意識調査」を実施し、1,050人の回答結果をまとめましたのでお知らせします。
本調査は、高齢出産や晩婚化が進む現代において、子どもが成人する頃に親が還暦を迎える「20/60親子(ニーゼロ/ロクゼロ)」が増加している現状に着目し、教育資金、老後資金、健康不安(就労不能)、親の介護といった複数リスクが重なる親世代の実態を明らかにすることを目的として実施いたしました。
7割以上の人が「預貯金」で教育資金に備えている一方で、高額な教育費や昨今上昇する物価や学費の影響もあり、半数以上の人が教育資金の準備に不安を抱えている現状や、教育資金と健康不安のダブルリスクが懸念される「20/60親子」では、教育費に対する備えは、それ以外世代の親子を上回っており、攻めの備えをしていることが明らかになりました。
「新・教育資金プロジェクト」を推進するレオス・キャピタルワークスは、こうした「20/60親子」の実態に寄り添い、“+α”の備えを応援していきます。
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■調査結果ダイジェスト
・子育て世帯のうち、過半数の56%が「教育資金を計画通りに準備できていない」と回答。教育資金の準備が多くの家庭にとって大きな課題となっている実態が明らかになった。
・教育資金が不足する理由は、「子どもの教育費が予想より高額」(52.7%)が最多だが、「物価や学費の上昇」(47.5%)や「教育資金の必要額について、正確に見通しが立っていない」(18.1%)といった、社会情勢の変化や情報不足も要因となっている。
・子どもが成人する頃に親が還暦を迎える「20/60親子」※層では、教育資金に加え、「健康」についての項目(「自身や配偶者の病気・医療費」「自身や配偶者の怪我や事故の治療費」)への懸念も高く(合計値78.6%)、「20/60親子」に該当しない層と比較すると約20%も高くなっている。
・教育費のために現在行っている備えについては、「20/60親子」とそうでない親子ともに「預貯金」が7割以上と最も多いが、「学資保険」は「20/60親子」が44%、そうでない親子が26.9%、「資産運用」は「20/60親子」が67.9%、そうでない親子が37.1%と差が顕著であり、「20/60親子」の方が資産運用の重要性を強く認識している傾向が見られた。
・教育資金に余裕があったとしたら、約7割の人が習い事や志望校への進学、留学など何らかの経験をさせてあげたいと回答。「特にない」と答えた人は約3割にとどまり、親の多くが教育費を単なる学費にとどまらず、子どもの可能性を広げる“未来への投資”と捉えていることがうかがえる結果となった。
※本調査における「20/60親子」は、末子が20歳を迎える頃に親が60歳以上になる親子を指す。
■「投資運用に関する市場の意識調査」概要
調 査 対 象:子どもを持つ(妊娠中を含む)25~59歳の男女/全国
サンプル 数:1,050人
集 計 期 間:2025年6月3日(火)~6月4日(水)
調 査 方 法:インターネット調査
■質問項目
1.次の中で、今後の生活において金銭的に不安を感じていることをすべてお選びください。
2.上記の中で最も不安が大きいものは?
3.教育費のために現在行っている備えはありますか?
4.上記のうち、最も多くのお金をかけている(重点的に備えている)ものを1つ選んでください。
5.今後必要になる教育費について、どの程度まで具体的に想定していますか?当てはまるものを全て選択してください。
6.教育資金に関する、あなたの考え方に近いものをすべてお選びください。
7.教育資金を「計画通りに準備できている」と思いますか?
8.教育資金が不足した/しそうだと感じたことはありますか?
9.教育資金が不足した/しそうだと感じた理由で当てはまるものを全てお選びください。
10.教育資金の準備のために、しておけばよかった/金額を増やしておけば良かったと後悔していることはありますか?
11.もしも教育資金に余裕があったとしたら、お子さまのためにどのようなことに費やしたい/費やしたかったと思いますか?
12.教育資金に関する「印象的な経験」や「困ったエピソード」があればご記入ください。
■結果概要 (割合:回答数/サンプル数)
お金の不安2トップは「老後資金」と「教育資金」
健康不安も重なる「20/60親子」は“学資保険”や“資産運用”で+αの備えも
子育て世代が抱える今後の生活における金銭面の不安は、「自身や配偶者の老後資金(57.7%)」が最も多く、次いで「子供の教育費(48.2%)」で、半数以上の人が「老後資金」と「教育資金」について何らかの不安を抱いていることが明らかになりました。
また、「健康」についての項目(「自身や配偶者の病気・医療費」「自身や配偶者の怪我や事故の治療費」)の合計値は58.1%となり、実は子育て世代の多くが健康不安を抱えていることもみてとれます。
特に、子どもが成人する頃に親が還暦を迎える「20/60親子」層では、「健康」について項目の合計値が78.6%となっており、全体の回答より20%以上も「健康」に対する不安が大きいことが明らかになりました。
教育資金の準備としては、7割以上の人が「預貯金(73.5%)」を選んでおり、「準備したお金は、できるだけ手を付けず残しておくべきだ(42.1%)」という考えを持つ人も少なくありません。ここからは、教育資金に対する慎重な姿勢がうかがえます。
また、「20/60親子」層では、「預貯金(78.6%)」に加え、「学資保険(44.0%)」や「資産運用(67.9%)」で備えている割合も「20/60親子」に該当しない層と比較すると高くなっており、+αの備えをしていることが明らかになりました。
1.次の中で、今後の生活において金銭的に不安を感じていることをすべてお選びください。
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※生活全体を通じた不安についてお答えください。 ※妊娠中の方は、将来のお子さまのことを想定してお答えください。(複数回答可)(n=1,050)
▼「20/60親子」とそうでない親子の金銭的不安の違い
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2.その中で、最も不安が大きいものを1つ教えてください。
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※生活全体を通じた不安についてお答えください(単一回答)(n=1,050)
3.教育資金のために現在行っている備えはありますか。すべてお選びください。
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※妊娠中の方も、現時点で将来に向けて行っていることがあればお答えください。(複数回答可)(n=1,050)
▼「20/60親子」とそうでない親子の教育資金の備えの比較
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4.その中で、最も多くのお金をかけている(重点的に備えている)ものを1つ教えてください。
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※妊娠中の方も、現時点で最も重視しているものがあればお答えください。(単一回答)(n=1,050)
5.今後必要になる教育費について、どの程度まで具体的に想定していますか。当てはまるものをすべて選択してください。
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※妊娠中の方も、現時点で計画していることがあればお答えください。(複数回答可)(n=1,050)
6.教育資金に関する、あなたの考え方に近いものをすべてお選びください。
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※妊娠中の方は、将来の考え方としてお答えください。(単一回答)(n=1,050)
子育て世代の半数以上が教育資金を「計画通りに準備できていない」!?
社会情勢の変化や情報不足など、予期せぬ事態も資金不足の要因に
子育て世代の内、教育資金を計画通りに準備できていると「思わない(56.0%)」人は半数以上であり、教育資金が不足する理由としては、「子どもの教育費が予想より高額(52.7%)」が最多であるものの、「物価や学費の上昇(47.5%)」や「教育資金の必要額について、正確に見通しが立っていない(18.1%)」といった、社会情勢の変化や情報不足も要因となっていることが明らかになりました。
7.教育資金を「計画通りに準備できている」と思いますか。
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※妊娠中の方は、現時点で準備できているかという観点でお答えください。(単一回答)(n=1,050)
8.教育資金が不足した/しそうだと感じたことはありますか。
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※妊娠中の方は、今後の不安としてお答えください。(単一回答)(n=1,050)
9.教育資金が不足した/しそうだと感じた理由で当てはまるものをすべてお選びください。
[画像12:
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※妊娠中の方は、将来不安に感じるかもしれないと思うことをお答えください。 ※教育資金に限定した理由をお答えください。(複数回答可)(n=537)
10.教育資金の準備のために、しておけばよかった/金額を増やしておけば良かったと後悔していることはありますか。(複数回答可)(n=1,050)
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「学費」だけではない、「習い事」に「受験費」などキリがない教育資金
誰もが他人事ではない? 子育てと仕事の両立に悩むAさんのエピソード
教育資金に余裕があったとしたら、子どものために費やしたいことについては、約7割の人が「習い事・塾・課外教育(34.7%)」や「志望校への進学・受験や予備校通学(25.6%)」、「海外・国内留学(14.4%)」など何らかの経験をさせてあげたいと考えていることが明らかになりました。「特にない」と答えた人は約3割にとどまり、親の多くが教育費を単なる学費にとどまらず、子どもの可能性を広げる“未来への投資”と捉えていることがうかがえます。
習い事や進学に加え、旅行や体験、留学、起業支援、結婚・住宅資金など、挙げるとキリがない教育資金ですが、『印象的な経験』や『困ったエピソード』を募ったところ、「受験」や「習い事」による予想外の出費に関する声が多く集まりました。
具体的には、「受験」に関しては、想定外の私立進学による学費や受験料、滑り止め校への仮入学金が挙げられました。また「習い事」では、月謝に加えて教材費や追加講習費などが不定期に発生し、当初の予算を上回ったという経験談が多く寄せられています。
出産後に自身の持病が判明したというAさんは、“始めは子育てと仕事の両立ができると思っていたものの、無理ができない状況にあることが分かった”と言います。子どもとの時間や心の余裕、体調悪化時に休める環境を考えた結果、キャリアを諦めざるを得なかったそうです。収入は減少し、子どもの習い事も制限せざるを得ない状況に。3人の子どもに多くの経験をさせてあげたいという思いがありながら、生活だけで手一杯の日々が続いています。今はキャリアアップや収入増が難しい中で、仕事を抑え、子どもとの時間を優先しているというエピソードが寄せられました。
自身の病気という予想外の出来事によって、教育資金の確保が難しくなったAさんの苦悩が伺えます。
11.もしも教育資金に余裕があったとしたら、お子さまのためにどのようなことに費やしたい/費やしたかったと思いますか。
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※妊娠中の方は、将来のお子さまの教育について想像してお答えください。(複数回答可)(n=1,050)
12.教育資金に関する「印象的な経験」や「困ったエピソード」があればご記入ください。(自由記述)
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本調査では、多くの親が教育資金に対し漠然とした不安を抱えながらも、その実態や具体的な必要額を見通せず、“預貯金”という伝統的な方法で将来の教育資金に備えている現状が明らかになりました。
近年、「20/60親子」のような多重のリスクを抱える世代が増加している中で、教育資金の準備は単なる貯蓄に留まらない重要性を持っています。子どもたちが習い事や受験を通して自身の可能性を広げるために必要な費用、すなわち“+α”の投資を躊躇なく行えるよう、教育資金に対するより包括的な備えが不可欠となっています。
レオス・キャピタルワークスは、「貯蓄」や「学資保険」に頼るだけでなく、ライフプラン全体の視点から、多様な教育資金準備の選択肢を提案していくことの重要性を訴え、計画的な教育資金準備を支援することを目指します。
つみたて投資と保険が一体となったサービス、つみたて継続保険「つみえーる」は、資産形成に欠かせないつみたての「継続」をサポートする新たな金融サービスです。お客様の万が一のことがあり、つみたて資金を拠出できなくなった場合でも、保険金を元手につみたて投資を継続できます。「20/60親子」を始めとした、子どもや家族のために、お金に関わる様々な課題と向き合う方々に、レオス・キャピタルワークスは「つみえーる」で「えーる(応援)」をおくってまいります。
d49166-129-42f89b035f288c4e3e35f1939ed3fb6c.pdf
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レオス・キャピタルワークスは「資本市場を通じて社会に貢献します」という経営理念のもとに2003年に創業した資産運用会社です。運用・販売する投資信託「ひふみ」シリーズは、守りながらふやす運用でお客様の長期にわたる資産形成を応援します。また投資顧問業においては、国内外の企業年金基金、機関投資家のお客様の資産を受託、運用しております。レオス・キャピタルワークスはSBIレオスひふみ株式会社(証券コード: 165A) のグループ会社です。
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記事提供:PRTimes