業界初!緩衝材にインシュレーションボードを採用転倒時の衝撃を緩和する床材『アートケア』を発売
大建工業株式会社

~木製緩衝材への切り替えで、環境配慮とともに歩行性も改善~
大建工業株式会社(大阪市北区、社長:億田正則)は、建築廃材等からつくるインシュレーションボード(以下IB)を床材の裏面に緩衝材として用いることで、ほどよいクッション性を持たせ、転倒時の衝撃を緩和しながらも歩行性を向上させた、施設向けのシート化粧床材『アートケア』を、6月23日に発売しました。床緩衝材にIB を使用するのは、業界初※1の取り組みであり、また、緩衝材に木質素材を用いることで、脱プラスチックにも貢献いたします。
※1:当社調べ(2025年5月28日時点)
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『アートケア』〈ミルベージュ柄〉空間イメージ
【概要】
幼稚園や介護・福祉施設では、転倒時のケガのリスクを軽減するクッション性を持った床材が求められています。このようなご要望にお応えするため、当社では、樹脂発泡体からなる緩衝材を床材の裏面に用いた『コミュニケーションタフ ケア』を販売しておりましたが、樹脂発泡体は、転倒時の衝撃は和らげられるものの、歩行時の沈み込みが大きく、ふわふわとした歩行感が課題の1つと考えておりました。そこで樹脂発泡体に代わる新たな緩衝材として着目したのが、軽量かつ透湿性・遮音性・吸音性に優れ、養生材や畳の芯材など幅広い用途・分野で利用されているIBです。IBは、建築廃材からなる木材チップを繊維化しボード状にした、サステナビリティ性の高い素材のため、これまで樹脂製であった床緩衝材をIBに切り替えることは、持続可能な社会への貢献にもつながります。これらのことから、これまで前例のない床緩衝材へのIB活用に向けて、当社が長年培ってきた知見をフル活用した用途開発をスタートさせました。
その後、数々の試作・検証を重ね、この度、一般フロアと遜色のない歩行性や、床暖房対応など床材に求められる性能の確保に成功。『コミュニケーションタフ ケア』のリニューアル製品として、新たに歩行性を改善した施設向け床材『アートケア』を発売することとなりました。
引き続き当社では、様々な市場ニーズにお応えした製品開発やサービスの提供を続けてまいります。
【製品特長】
●転倒時の衝撃を緩和
転倒が懸念される場所に使用される床は、Gs※2=100G(980m/s2)以下が安全上の推奨値となっています。『アートケア』は、緩衝材にIBを用いることでその推奨値を下回っており、万一、子どもやお年寄りが転倒した場合でも衝撃を吸収して怪我のリスクを低減。安全性の高い床材となっています。
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※2:JIS規格(JIS A 6519)では、人間の頭部モデルを落下させ、床との衝突時の最大加速度(Gs)を測定し、安全性を評価する
●業界初のIB緩衝材で歩行性を向上
業界で初めて床緩衝材用にIBを用途開発。一般フロアと遜色のない歩行性を実現しました。IBは建築廃材等からつくる木質素材であり、一般的に床緩衝材として使われる樹脂発泡体を使用しないため、脱プラスチックにもつながります。
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●耐薬品性能(消毒可能)
抵抗力の弱い幼児や高齢者が集まる施設においては、感染症予防として、日常的な清掃や吐しゃ物等の汚れへの対応が必要です。『アートケア』には耐薬品性能があるため、アルコールや次亜塩素酸ナトリウム等を使用した消毒が可能で、それら消毒液による床材表面の劣化を防ぎます。
●床暖房対応を標準仕様
床暖房対応を標準仕様としており、床暖房を使用しても熱による変形が起こりにくくなっています。
●空間のコーディネートの幅が広がる色柄ラインアップ
標準的な色柄をラインアップしており、当社のドアや壁材などと空間コーディネートが可能です。
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【主な製品仕様等】
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【販売目標】 4,500万円/年 (2025年度)
【記事に掲載する製品のお問い合わせ先】
大建工業株式会社 お客様センター 0120-787-505
以上
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes