【新刊発行】人事・年金の今が分かる「三菱UFJトータルリワードレポート(旧三菱UFJ年金情報)7月号」発刊
三菱UFJ信託銀行株式会社

三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長:窪田 博)はこの度、弊社ホームページで「三菱UFJトータルリワードレポート7月号」を公表しました。
当月刊誌を一部抜粋したものを皆さまへお届けいたします。
■2025年 年金改正法が国会で成立・公布
- 6月13日、「社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律(以下、年金改正法)」が国会で成立、同20日に公布されました- 国会提出時の本法案に対して、マクロ経済スライドの調整期間に関する検討条文が追加されました- 社会保障審議会年金部会及び企業年金・個人年金部会で、2022年10月及び11月から約2年超にわたり議論されてきたものが、ようやく日の目を見ることとなり、今後、政省令等の改正に向けて、施行日に併せて順次、パブリックコメントが発出されていく見込みです<2025年年金改正の基本的な考え方>
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出所:厚生労働省「年金制度改正の概要」(2025.6.13)より筆者作成
■もう一度考える タレントマネジメント ~自社戦略に連動する人材セグメント設定を考える~
- タレントマネジメントは、「才能」に深く着目することが最大の特徴です- より効果的なタレントマネジメントのためには、人材セグメント設定が重要なアジェンダです- 人材セグメント設計の方向性は、自社のタレントに関するスタンスやマネジメント目的等に応じて「戦略・職務機軸のセグメント」と「人機軸のセグメント」の2パターンが考えられます- タレントマネジメントにおける人材セグメントの設計は、人材ポートフォリオの構築・運用とも関連性が深いアジェンダです- 経営・事業戦略と連動した人材戦略に基づき人材セグメントを設計することが重要です<人材セグメントの主な類型※>
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出所:筆者作成
※図で示したものはあくまで例である。セグメントの分け方やグルーピングの軸およびその名称は、企業やプロジェクトによって様々なものが見られる。
■日本におけるサステナビリティ情報の法定開示の動向2. ~金融庁、ISSBの動向を中心に~
- 金融庁の動向SSBJ基準を法定開示基準として採用する方向で、開示/保証の両面から議論中です開示については、プライム市場上場企業へ時価総額の大きい方から段階的に適用する方向です保証については、開示から1年遅れで適用する方向で検討されています- ISSBの動向SSBJの基準開発は「ISSBの基準開発に追随する方針」のため、ISSBの動向には要留意ですISSB基準開発の次テーマ候補は人的資本、生物多様性で、近々調査レビュー実施予定ですSASBスタンダードの改訂について、近々公開草案を公表する見込みです<主要論点>
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出所:サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ資料に基づき筆者作成
■他制度掛金相当額について
- 2024年12月から他制度掛金相当額は「原則的な算定方法」で算定する必要がありますこれまで「簡易的な算定方法」で算定していた企業・基金は、今後、他制度掛金相当額が減少する可能性があります- また、企業型確定拠出年金の拠出限度額を月額5.5万円から6.2万円に引き上げる検討がされています- 他制度掛金相当額減少の可能性や、企業型確定拠出年金の拠出限度額拡大の可能性を踏まえて、より良い退職給付制度に見直す検討が望まれます<企業型DCの拠出限度額>
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出所:厚生労働省「第16回社会保障審議会企業年金・個人年金部会」(2020年10月14日)資料2を基に筆者作成
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【本件に関するお問合せ先】
三菱UFJ信託銀行 トータルリワード戦略コンサルティング部
https://safe.tr.mufg.jp/cgi-bin/ippan/contact_01.cgi?qid=neプレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes