「宇宙・防衛事業準備室」を開設
株式会社ビーマップ
株式会社ビーマップ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：杉野文則、以下当社）は、2025年7月中旬を目途に、「宇宙・防衛事業準備室」を設置することといたしましたのでお知らせいたします。
近年、宇宙空間は安全保障・経済・科学技術において戦略的な重要性を増しており、また防衛技術と民生技術の融合も加速度的に進展しています。これらに対応するべく日本政府の防衛関連予算も2027年度までに対GDP比2.0％の達成を目指して増額が続いております。その最先端の技術は、当社の主要な事業分野であるITサービスにおいても活用できる可能性があります。また、当社の事業機会の拡大にも寄与する可能性があります。
今般、こうした潮流に的確に対応するため、当準備室を設置し、まずは宇宙関連事業および防衛関連技術の調査研究、情報交換に取り組みます。事業性を確認できた場合は、将来的な事業基盤の構築も目的としてまいります。
我が国を取り巻く防衛環境を鑑みると、近年は特に、ミサイルなどの飛翔物が不定期に日本近海に着弾し、これらに対する防衛技術に注目が集まっております。これに対して各国の動静に目を転じると、特にイスラエルは武装組織等からの脅威に取り組む中、ミサイル迎撃の独自かつ強力なノウハウを有しております。
このたび、イスラエルのミサイル迎撃の先端企業の一つであるTOMER社（TOMER社日本代表 小宮久氏）が日本へ進出するにあたり、その支援を行うことを通じ、当社事業に活用可能な技術を獲得し、事業可能性を検討していくために、宇宙・防衛事業準備室を開設することといたしました。
■イスラエル TOMER社について
ロケット推進技術の開発・製造や防衛関連を専門とするイスラエル国営の企業です。特に、ミサイルやロケットエンジンの開発で知られています。
具体的には、アローミサイルやシャビットロケットランチャーの開発に関与しています。また、高速度ロケット推進システムも開発しています
・会社名：Tomer Government Security Company
・所在地：イスラエル
・事業内容：ロケット推進技術の開発・製造、防衛関連事業
・URL：
https://en.tomer-rs.co.il/
■当社代表取締役社長 杉野文則よりコメント
私は、2023年9月に日本のスタートアップ企業十数社と共にイスラエルを訪問しました。その際、イスラエルの企業・スタートアップ企業との交流を行い、政府関係者にもお会いする機会を頂きました。イスラエルは、国土は狭く、人口もそれほど多くないのに、世界を圧倒的にリードする技術に驚きました。
残念ながら、私が訪問した翌月から軍事紛争が始まり、イスラエルの方々との交流が止まっておりましたが、2025年3月に当社の第三者割当増資を引き受けていただいた株式会社HAMAメディカルサービスの役員であり、TOMER社の日本代表でもある小宮さんとのご縁で、情報収集や研究から始めてみましょうということとなり、今回、当社の宇宙・防衛事業準備室の開設に至りました。
プライベートな話をするのも恐縮ですが、私の父は二度に渡る徴兵で過酷な戦場を経験しております。また、南洋で戦没した親族もおります。このため、人一倍、反戦への思いは強いと自負しております。
今般、広い意味で軍事の分野にも触れることになりますが、当社は、この反戦の想いに立って事業に取り組む姿勢に変わりはなく、日本の宇宙と防衛に関わる事業に協力してまいります。
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プレスリリース提供：PR TIMES
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