横浜市鶴見区・堺市西区のタンクターミナル用地2物件を取得
地主株式会社

当社は、この度、大手タンクターミナル事業者であるセントラル・タンクターミナル株式会社の100%子会社・内外輸送株式会社(以下、合わせて「CTTグループ」という。)より、横浜市鶴見区および堺市西区に所在するタンクターミナル用地の取得を決定しましたので、お知らせいたします。
<本プレスリリースの要旨>
・売主のCRE(企業不動産)戦略を具現化する「土地のセール&リースバック」
・当社は、希少性と汎用性を兼ね備えた湾岸エリアの、90億円以上の土地を仕入
・米大手投資ファンドであるKKRグループとのネットワークの構築、今後の取り組み拡大
1.取得経緯及び取り組み内容
本件は、CTTグループが、企業価値向上を図るCRE戦略の一環として、本件資産売却を検討する中で、当社グループが推進する「土地のセール&リースバック」が、事業運営環境を維持しながらも、成長投資に向けた資金調達を実現する手法として高く評価されたことにより、実現した取り組みです。
尚、本件は、当社独自のネットワークを通じて情報を入手し組成した案件であり、当社は希少性と汎用性を兼ね備えた湾岸エリアにおける土地を仕入れいたします。(取得総額90億円以上※1)。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93374/73/93374-73-48d11f8546320a3efae92056cf9cd071-1059x772.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
横浜市鶴見区(土地)
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93374/73/93374-73-f13d49d0e57883635a812e0ccc3b4655-1076x759.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
堺市西区(土地)
また、KKRは、CTTグループをはじめとするさまざまな国内企業への投資に加えて、不動産投資にも積極的に取り組んでおります。特に土地のセール&リースバックの実施において、当社グループとの協業可能性は高いものと考えており、引き続き、本件取り組みを契機として、CTTグループおよびKKRとの戦略的パートナーシップの拡大を目指してまいります。
<取り組みスキーム:土地のセール&リースバック >
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93374/73/93374-73-692a1e8d0ddcf772ab01aede1308410a-3900x1504.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2.取得用地について
本件土地は、CTTグループが所有する2つの土地です。いずれの土地も、石油や化学品等の液体貨物を貯蔵するタンクターミナル用地として利用されており、特殊性の高い液体貨物の物流において不可欠な機能を果たしています。なお、化学品貯蔵施設の新規建設が可能な用途地域は法規制上制限されており、極めて希少性の高い土地です。
また、横浜市鶴見区所在の土地(以下、「横浜土地」という。)は横浜湾の臨海工業地帯、大阪府堺市西区所在の土地(以下、「大阪土地」という。)は大阪湾の臨海工業地帯に位置しており、幹線道路や高速道路へのアクセスが良好です。広域配送拠点として高い交通利便性も有し、将来にわたって、タンクターミナル用途にとどまらず、物流施設や工場等の需要が見込めます。
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/93374/table/73_1_2811cc223cca1b241d231f60d070f966.jpg?v=202507080716 ]
3.テナント企業について
大手タンクターミナル事業者であるCTTグループは、東京湾と大阪湾、名古屋、北九州周辺に、複数のタンクターミナル拠点を有しています。また、タンクターミナルは、特殊性の高い液体貨物の物流において不可欠な機能を担っています。2022年には、KKRがセントラル・タンクターミナル株式会社の成長および事業拡大を支援する目的で出資しました(※2)。近年では少量多品種化や高付加価値化の進展に伴い、さらなる需要の増加が見込まれています。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93374/73/93374-73-091556a2a34dab9e6e8a9aa2a9c7fdc9-3574x435.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
セントラル・タンクターミナル株式会社からのコメント
地主株式会社の「土地のセール&リースバック」を採用した決め手は、円滑な資金調達の実現に加え、安定地主である地主グループに土地を所有頂くことで、安心して事業継続が可能となる点にあります。KKRグループの一員として、引き続き地主グループとの取り組みを検討してまいります。
会社名:セントラル・タンクターミナル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋堀留町2-1-3
設立:1966年12月1日
株主:KKRグループ 100%
4.スケジュール
売買契約締結日:2025年7月8日
決済・取得日:2025年9月3日(予定)
※1:取得額については取得に係る諸費用を含みます。また、10億円未満を切捨てて表記しています。
※2:CTTグループは、グローバル投資運用会社KKRが運用するファンドが買収しています。
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes