スタートアップ起業や転職とは異なる「第3のキャリア」への挑戦
インクルージョン・ジャパン株式会社

コンサル出身者が設立したサーチファンドへの新規出資のお知らせ
インクルージョン・ジャパン株式会社(以下 ICJ)が組成した、サーチファンドを投資対象とする「ICJ 1号ファンドオブサーチファンド投資事業有限責任組合(以下 本ファンド)」は、サーチファンドである乃木坂パートナーズ合同会社(東京都港区、代表 田中健太郎)へ出資したことをお知らせいたします。今回の出資は、本ファンドとして第三号案件となります。
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サーチファンドは、次世代の優れた経営者候補(サーチャー)が、複数の投資家から探索資金を募り、有望な中小企業を探索・買収し、自ら経営することを通じて、事業承継と成長を同時に実現する仕組みです。このモデルは1980年代に米国で誕生し、これまで世界各国で数百件が設立され、高い投資リターンを生み出してきました。現在、日本では事業承継の課題を抱える中小企業が多く、次世代に引き継がれるべき優れた企業が存続の危機に直面しています。そうした状況の中、サーチファンドは事業承継の新たな選択肢として注目を集めています。
近年は、スタートアップ起業や転職に続く「第3のキャリア」として、米国・欧州を中心に注目を集め、日本でも広がりつつあります。
乃木坂パートナーズ合同会社の代表である田中健太郎氏は、慶応大学法学部を卒業後、ENEOS株式会社に入社。数百円規模の海外資源開発プロジェクトにおいて、産油国政府との交渉をまとめた実績を有します。その後、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社にて経営コンサルタントとして、中堅・中小企業の売り上げ拡大、海外進出、新規事業戦略策定などの多様なプロジェクトに従事してきました。2025年にサーチファンド創出のトップ校であるIESE Business SchoolのMBAを取得しています。
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田中氏がサーチファンドに情熱を注ぐ理由としては、事業承継問題が日本の地域経済に深刻な影響を与えている現状を自ら変えたいと強く感じたからです。「現経営者の想いを受け継ぎ、会社をさらに成長させる」を使命に、乃木坂パートナーズ合同会社を設立。本ファンドを含め、17の投資家からの出資を受け、サーチ活動を開始しました。
ICJはこれまで「ICJ 1号ファンド」「ICJ 2号ファンド」を通じて、創業期の起業家支援を行ってきました。本ファンドでは、「事業承継」による中小企業の再成長を目指す次世代経営者(サーチャー)を支援します。ICJは、経営者候補の発掘、支援体制、ガバナンスなどの運営ノウハウを一元化し、サーチャーによる探索・買収フェーズだけでなく、買収後の企業成長支援やExitまでを包括的にサポートしています。今後3年間で30件のサーチャーに対する探索資金提供を目指し、さらに買収資金への追加投資も実施予定です。
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ICJは、サーチファンドを「次世代経営者を社会に送り出すインフラ」と位置づけ、事業承継課題の解決と地域産業の再活性化を同時に実現するプラットフォームとして発展させていきます。引き続き、サーチャー・投資家・事業会社との連携を強化し、日本におけるサーチファンドエコシステムの拡大に努めてまいります。
田中氏のように、“大企業×コンサル×MBA”というバックグラウンドを持つ人材が、あえて中小企業の承継を選ぶ理由とは何か?そのリアルを語るイベントを、2025年7月14日(月)に開催します。特別ゲストには、次世代リーダーを育成する第一人者伊藤羊一氏(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長)を迎え、本ファンド投資責任者・吉沢康弘、本ファンドから出資したサーチャーと、コンサル、商社といった事業会社で活躍しているビジネスパーソンとともに、サーチファンドというキャリアの“実像”と“可能性”に迫ります。
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プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes