ヤギと藍野大学の協働による、卒業で不要になった実習衣の リサイクル推進プロジェクトを開始
ヤギ

株式会社ヤギは藍野大学と一緒に学内に「繊維のサーキュラー・エコノミー」を確立し、衣類の廃棄ゼロエリア創出に取り組んでいきます。
株式会社ヤギ(本社:大阪市中央区・東京都中央区、 代表取締役 社長執行役員 八木 隆夫)は、学校法人藍野大学(理事長 山本 嘉人)と協働し、不要になった実習衣を回収~再繊維化による衣料のサーキュラー推進と環境負荷低減に取り組むプロジェクトを開始いたします。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21099/171/21099-171-e5b5929cbec8dbf37fcb96888f7d4b12-2328x1485.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本プロジェクトの概要
医療系大学である藍野大学では、看護学部と医療保健学部の学生が指定の実習衣を購入しています。
(健康科学科を除く。)しかし、就職時には病院・施設からユニフォームが支給されるため、4年次の病院・施設での実習を終えると実習衣が不要となり、廃棄につながっていました。
そこで、当社が取り組む衣料品回収~再繊維化の仕組みを活用し、卒業により不要になった実習衣をリサイクルして、後輩が実習で使うアルコールや専門器具を入れる医療ポーチとして引き継ぐプロジェクトを始動いたしました。
令和7年3月に発表された「環境省 令和6年度循環型ファッションの推進方策に関する調査業務~マテリアルフロー調査結果~」によると、55.8万トンの衣服が事業所と家庭から手放され廃棄されていると推計されています。リユースに出されている13.7万トン、資源や回収に出している19.1万トンと比較しても、廃棄される量が圧倒的に多くなっています。廃棄された衣服のほとんどは、埋め立てや焼却によって処分され、その際排出される温室効果ガスは、地球環境に多くの負担をかけていることは周知の事実です。
衣料廃棄が与える環境への負荷について学生の関心・理解を促すことを目的として、本プロジェクトの実施を通じて、実習衣の廃棄削減並びに資源の効率的・循環的な利用を実現する「繊維のサーキュラー・エコノミ-」を藍野大学内に確立、カーボンニュートラル・衣類廃棄ゼロエリアの創出に貢献いたします。また本プロジェクトは、今後も継続的に実施し、他の医療系大学への波及・連携も視野に入れて進めていく計画です。
ヤギグループは、持続可能な社会の実現にむけて「繊維の可能性をイノベーションによって引きだしていく」ことを VISIONとして掲げ、中期経営計画の基本戦略として「サステナブル」をキーワードの一つとして 取り組んでいます。また、当社のESG戦略に直結するSDGs方針とそのマテリアリティにおいても、様々なステークホルダーとのパートナーシップで繊維産業の課題を解決していく事を目標に掲げており、今後も持続可能な社会に向けての様々なアクションを行ってまいります。当社の取り組むサステナビリティアクションについて、詳しくは当社ウェブサイト サステナビリティページをご覧ください。
https://www.yaginet.co.jp/sustainability/index.html
学校概要学校名:藍野大学
代表者:学長 佐々木 惠雲
所在地:大阪府茨木市東太田4丁目5番4号
設 立:2004(平成16)年
URL:
https://univ.aino.ac.jp/index2.php
以上
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21099/171/21099-171-806cc412ac16ea569183824e2be132c5-424x76.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes