【未来総研トレンドラボ】土用の丑の日には年間平均の約30倍うなぎの予定が集中!
株式会社TimeTree

~「うなぎ」の予定最多の県は石川県~
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株式会社TimeTree(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:深川 泰斗)の社内研究所『TimeTree未来総合研究所』(
https://timetreeapp.com/intl/ja/future-research-institute)は、TimeTreeユーザーの予定動向をもとに、夏の風物詩である「土用の丑の日」についてのトレンドを分析しました。
毎年夏の土用の丑の日は「うなぎを食べる日」として一般的に知られています。土用の丑の日が近付くにつれてスーパーやレストランなどで、うなぎの文字を見かけるようになった方も多いのではないでしょうか。今回の調査では、土用の丑の日にうなぎを食べる食習慣について、1年間の予定登録数の推移や都道府県別の予定数などの切り口から調べました。
【分析データについて】
・2019年1月1日~2025年7月10日の期間で登録されたデータを対象として分析 (登録ユーザー数は2019年1月時点で1200万超、2025年5月時点で6500万超)
・分析に使用したデータは、匿名性を保つために統計的に処理しています
まずは2024年に登録された予定データから土用の丑の日に「うなぎ」関連の予定がどのぐらいされるのかを調べたところ、2024年の土用の丑の日(7月24日)には、「うなぎ」をタイトルに含む予定が年間の平均登録数の約30倍にものぼることがわかりました。
また、夏の土用期間(7月24日~8月6日)全体で見ると、年間の「うなぎ」関連予定の約1/4が登録されており、丑の日を筆頭に土用の期間が日本人にとって「うなぎを食べる日」として強く意識されていることが推察されました。
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なお、去年に比べて今年の土用の丑の日がどの程度盛り上がりそうかについても検証してみました。2025年と2024年それぞれ、土用の丑の日の10日前時点で、土用の丑の日に登録された「うなぎ」関連予定数を見ると、2024年は登録予定1万件あたりの「うなぎ」関連予定数は31.9件、2025年は21.3件と去年の2/3程度に留まる結果に。
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土用の丑の日にスーパーやコンビニで買ったうなぎを食べる方もいれば、うなぎ屋さんで食べる方もいらっしゃると思いますが、去年に比べて「うなぎ」予定が少なくなることが予想される今年は、例年であれば混雑するようなうなぎ屋さんにも訪れやすくなるチャンスかもしれません。
続いて、2024年夏の土用期間中に登録された予定1万件あたりの「うなぎ」関連予定の出現数を都道府県別に見てみたところ、出現数が1位となったのは石川県(10.7件)で最下位の沖縄(2.0件)の5倍強の予定が登録されていました。その他予定登録数が多い県を見ると、中部地方・中国地方・四国が上位を占める結果に。
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一般的にうなぎの産地のイメージが強い静岡県(7.2件)は18位、うなぎの年間生産量1位の鹿児島(4.5件)は42位、2位の愛知(7.4件)は16位、3位の宮崎(6.1件)は24位に留まりました。
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うなぎは近年、稚魚の漁獲量の減少や円安による輸入コストの上昇などの影響で価格高騰が続いています。
価格の高騰により、うなぎの予定が登録されづらくなっていることが予想されましたが、2019年~2024年の全国のうなぎの平均価格推移と、7月1日から8月末の期間に登録されたうなぎ関連の予定数の推移を分析してみたところ、うなぎの平均価格は2019年から2024年にかけて約14%上昇しているにもかかわらず、登録予定1万件あたりのうなぎ関連予定の出現数は2019年から2024年で約70%増加していることがわかりました。
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一般的に食事の予定は「レストラン名」などで登録されることが多く、「うなぎ」のような食材名で登録されることは多くありません。しかし、価格の高騰によってうなぎはこれまで以上に特別なものとなり、「あえて予定として登録する価値のある非日常の食事」としての認知が高まったことから、このような結果となったのかもしれません。
土用の丑の日の起源は、土用の丑の日当日に「う」の付く食べ物を食べると夏バテしないという言い伝えを利用して、江戸時代にうなぎ屋さんが宣伝を行ったことだと言われています。
今回の調査結果からは、その習慣が令和の時代にもしっかりと根付き、価格高騰が続く中でも、うなぎを特別な食事として楽しむ人々の夏ならではの食生活が見えてきました。
今年は近年稀に見る水準でシラスウナギの稚魚が豊漁となったと言われています。市場に並ぶうなぎの価格が下がるのは少し先になりそうですが、価格が低下した際には土用の丑の日「以外」でも「うなぎ」関連の予定数が増加するといった影響が起こるかもしれません。
TimeTree未来総合研究所は、全世界の登録ユーザー数が6,500万人を超えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された120億超の予定データを統計的に分析するTimeTreeの社内研究所です。多様性に溢れ、先の読めない時代においても、みなさまが納得して未来を選べるきっかけをつくるために、予定データから見える世の中の動きや未来の兆しを発信しています。
TimeTree未来総研Webサイト
予定データを活用したTimeTreeの広告サービスについては、以下をご確認ください。
「予定」にターゲティングできる広告ソリューション「TimeTree Ads」
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」は、共有とコミュニケーションを前提にしたカレンダーサービスです。家族、パートナー、サークル、職場など複数人数の予定共有が簡単にできて、目的に応じたカレンダーを複数つくることができます。2015年3月24日よりサービスの提供を開始、2025年5月には全世界で登録ユーザー数が6,500万を突破しました。「スマホの中の壁掛けカレンダー」として、ユーザーのみなさまの毎日の生活の中で幅広くご利用いただいています。
- 社名:株式会社TimeTree(英語表記:TimeTree, Inc.)- 設立:2014年9月1日- 代表者:深川泰斗(代表取締役社長)- 所在地:〒160-0023東京都新宿区西新宿6丁目18-1住友不動産セントラルパークタワー18階- 事業内容:カレンダーシェアアプリ「TimeTree」の運営・開発
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes