その日報、誰のため? テレワーク下で“報告疲れ”が生まれる理由と見直しの視点
株式会社給与アップ研究所

提出するだけの日報、確認できない現場、成果につながらない報告─その原因と打ち手を考える。─
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コロナ禍以降、働き方のスタンダードは大きく変わりました。
テレワーク、フレックス、ハイブリッドワーク。
出社の頻度も時間の使い方も、チームごとに多様化しています。
こうした環境の中で、多くの企業が悩んでいるのが「どうやって業務実態を把握するか」ということ。
上司と部下が顔を合わせる時間は減り、声かけや確認がしにくくなった今、
「日報」が唯一の進捗共有ツールになっているケースも増えています。
しかし、現場からはこんな声も上がっています。
■書くことに意味を見いだせない
■伝えたいことが伝わらない
■何にどう活かされているのかが見えない
テレワーク下での“報告”は、形式に流れやすく、日報が「ただ提出するだけのもの」になっているという声が少なくありません。
日報そのものを見直す前に必要なのは、「何のために書くのか?」という原点の問い直しです。
業務が分断され、進捗が見えにくくなった今こそ、情報共有の設計そのものを再構築すべきタイミングです。
私たち給与アップ研究所では、こうした日報課題の本質的な解決には、
「業務棚卸」を通じた全体把握が不可欠だと考えています。
業務棚卸では、営業活動だけでなく、会議、資料作成、事務処理、移動など、
日報では見えにくい業務をすべて洗い出し、時間と負荷を整理していきます。
これにより、
- どの業務が属人的か- どこにムダが多いか- 誰に業務が偏っているか
といった課題が浮かび上がり、本当に意味のある日報設計やKPI設定につなげることが可能になります。
私たちは過去に、「営業日報の運用実態」に関する調査も実施してきました。
当時も多くの企業が、「提出が目的化している」「確認できていない」「書いても活かせていない」といった課題を抱えていました。
今回のような働き方の変化を経た今、あの時以上に「報告の意味」が問われていると感じています。
日報運用のリアルな声や、マネジメント課題を可視化した資料をPDFでご用意しています。
報告体制の見直しをご検討中の方は、ぜひご覧ください。
記事提供:PRTimes