2019年08月05日
パリ
(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2019年第2四半期の業績を発表しました。
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
四半期
変化率
2019年6月30日締め
2019年3月31日締め
2018年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$8,269
$7,879
$8,303
5%
0%
税引き前セグメント営業利益
$968
$908
$1,094
7%
-12%
税引き前セグメント営業利益率
11.7%
11.5%
13.2%
17 bps
-148 bps
純利益 - GAAPベース
$492
$421
$430
17%
14%
純利益(特別費用・利益を除く)*
$492
$421
$594
17%
-17%
希薄化後1株当たり利益 - GAAPベース
$0.35
$0.30
$0.31
17%
13%
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)*
$0.35
$0.30
$0.43
17%
-19%
北米の売上高
$2,801
$2,738
$3,139
2%
-11%
海外の売上高
$5,463
$5,037
$5,065
8%
8%
北米の売上高(キャメロンを除く)
$2,243
$2,178
$2,546
3%
-12%
海外の売上高(キャメロンを除く)
$4,761
$4,469
$4,387
7%
9%
* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
シュルンベルジェのポール・キブスガード会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「第2四半期の売上高は83億ドルで、前四半期比で5%増加しました。これは海外部門が8%の伸びを見せたためで、引き続きE&P投資および活動に幅広い好転の兆しが見えています。海外のリグカウントは前四半期比で6%、前年同期比で5%増加しました。一方、北米陸上事業の売上高も前四半期比で1%増加し、北米沖合事業の売上高は10%増加しました。」
「2019年上半期に、キャメロンを除く海外部門の売上高は前年同期比で8%増加しましたが、北米陸上事業の売上高は前年同期比で12%減少しました。この業績は、成熟資産の減退が加速したことへの対応として海外での投資が増加したことから、予想どおりに世界的なE&P支出が正常化したことを表しています。北米陸上での投資が減少したのは、E&Pオペレーターのキャッシュフローの制約によるものです。2019年上半期に前年同期比で2桁の伸びを見せたのは、メキシコ・中米、中南米北部、サハラ以南アフリカ、極東アジア・オーストラリアの各地域市場で、英国・大陸欧州、中東東部、南アジア・東アジアの各地域市場も1桁後半の伸びを見せました。そのため、この業績は、2019年の海外事業全体で1桁後半の伸びを達成するという当社の予想に合致しています。」
「第2四半期に海外部門の前四半期比での成長を後押ししたのは欧州/CIS/アフリカ地域で、この地域の売上高は前四半期比で11%増加しました。その要因は、ロシア・中央アジアおよび英国・大陸欧州の地域市場で季節的な回復を上回って活動が活発になったことです。海外部門の前四半期比での伸びを牽引した他の要因は、極東アジア・オーストラリア地域市場の19%の改善と、中南米地域での12%の増加です。中東地域の売上高も3%増加しました。」
「北米陸上事業では、カナダでの春季の解氷の影響があったものの、ワンスティム(OneStim®)の活動が増加しました。しかし、水圧破砕の価格が低調だったことと、掘削活動が全体的に減少したことから、その効果は相殺されました。北米沖合では、探査主導で活動が活発化したことから、ウェスタンジーコ(WesternGeco® )のマルチクライアント地震探査ライセンスの販売を中心に、売上高が増加しました。」
「事業セグメント別では、第2四半期に前四半期比で売上高が伸びた要因は、油層定義グループの売上高が7%増加し、生産グループでも6%増加したことです。生産グループでは、北半球の冬季後の季節的回復の勢いを上回って海外での活動が活発になりました。海外での活動が活発になったことで、ワイヤーライン、ウェスタンジーコ、坑井サービス、坑井仕上げ、シュルンベルジェ生産管理(SPM)、人工採油ソリューションに有利な影響が及びました。主に海外市場でワンサブシー(OneSubsea®)と坑口システムの活動が活発になり、キャメロンの売上高は前四半期比で5%増加しました。掘削グループの売上高は前四半期比で1%増加しました。海外部門で売上高が増加したものの、北米陸上事業の活動が低調だったことから、その効果は部分的に相殺されました。」
「マクロ的視点では、石油市場のセンチメントは今後も中立的なままであると見ています。2019年の石油需要予想は、貿易戦争の不安と現在の世界的な地政学的緊張により若干低下しましたが、中期的な構造的需要の見通しが変わることはないと見ています。供給サイドでは、米国のシェールオイルは、短期から中期の世界的生産の伸びの唯一の源泉であると見ています。ただし、その成長率は緩慢です。E&Pオペレーターが成長重視からキャッシュと利益に重点を移し続けていることが、投資水準に制約的な影響を及ぼしています。このような影響により、OPECとロシアが2020年第1四半期まで減産を延長する決定を行ったことと相まって、原油価格は現在のレベルあたりに留まることになりそうです。市場では、2015年までに制裁を受けたプロジェクトが加わったことによる供給が豊富にありますが、この追加供給は2020年には減少し、多くの成熟した生産盆地での減少率がますます大きな問題になっていることから、将来的にはリスクを生み出すことになるでしょう。また、2019年に最終投資決断(FID)の承認を得られると予想される新規プロジェクトの件数は、4年連続して増加しそうですが、その規模と追加供給の件数は、必要な世界的年間生産置換率を大きく下回っています。そのため、当社は、世界的なE&P投資は、世界的なリグカウントの増加に支えられて2019年には7%~8%増加するという見方を維持しています。一方、北米陸上での支出は、今年10%減少するという当社の予想に沿っています。」
「海外市場での投資の増加と、北米陸上での設備投資の減少は、シュルンベルジェにとって好ましい市場の変化であり、喜ばしいことに、非常に馴染みのある一連の機会が戻ってきました。当社の比類ない世界的強み、最新の執行プラットフォーム、幅広いデジタル化の準備が整っている拡大された技術ポートフォリオにより、当社は、新たな世界的上昇サイクルにおいて、優れた収益成長、利益率の伸び、フリーキャッシュフローを生み出す体制を整えました。」
その他の出来事
シュルンベルジェは本日、取締役会が2019年8月1日付けでオリビエ・ル・プェッシュをシュルンベルジェの最高経営責任者(CEO)および取締役に任命したことを発表しました。ル・プェッシュは、同日付けで最高経営責任者(CEO)を退任するポール・キブスガードの後任となります。同じく8月1日付けで、キブスガードは取締役会長も辞任し、取締役を退任します。キブスガードは、当社での22年にわたる勤務を終えて退職します。その間、8年間最高経営責任者を務め、4年間会長を務めました。同日付けで、現在非独立取締役であるマーク・G・パパが非業務執行取締役会長となります。ペーター・キュリーは引き続き取締役会の筆頭独立取締役を務めます。
当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式250万株を1株当たり平均40.12ドル、総額1億100万ドルで買い戻しました。
2019年4月28日、サウジアラビアのIndustrialization and Energy Services Company(TAQA)が、TAQAとシュルンベルジェの合弁会社であるアラビアン・ドリリング・カンパニー(ADC)が、クウェート、オマーン、イラク、パキスタンでのシュルンベルジェの中東陸上掘削リグ事業を4億1500万ドルで買収することで合意したと発表しました。シュルンベルジェとTAQAは1964年にADC合弁会社を設立し、シュルンベルジェが同社の持分49%を所有し、TAQAが51%を所有しています。この取引は、規制当局の承認を受け、他の慣例的完了条件を満たすことを前提に2019年下半期に完了する予定です。
2019年5月14日、シュルンベルジェと、ローヌ・キャピタルの関連会社であるウェルボア・インテグリティ・ソリューションズ(WIS)は、WISがシュルンベルジェの事業と、DRILCO、トーマス・ツールズ、および採揚・補修サービスの関連資産を取得する契約を結んだことを発表しました。この取引の評価額は約4億ドルで、規制当局の承認を受けて他の慣例的完了条件を満たすことを前提に2019年末までに完了する予定です。
2019年7月17日、取締役会は、流通普通株式1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認しました。この配当金は、2019年9月4日現在の登録株主に対し、2019年10月11日に支払われます。
地域別連結売上高
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年6月30日締め
2019年3月31日締め
2018年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
北米
$2,801
$2,738
$3,139
2%
-11%
中南米
1,115
992
919
12%
21%
欧州/CIS/アフリカ
1,896
1,707
1,784
11%
6%
中東・アジア
2,452
2,338
2,362
5%
4%
その他
5
104
99
n/m
n/m
$8,269
$7,879
$8,303
5%
0%
北米の売上高
$2,801
$2,738
$3,139
2%
-11%
海外の売上高
$5,463
$5,037
$5,065
8%
8%
北米の売上高(キャメロンを除く)
$2,243
$2,178
$2,546
3%
-12%
海外の売上高(キャメロンを除く)
$4,761
$4,469
$4,387
7%
9%
n/m = not meaningful(非適用)
第2四半期の売上高は前四半期比で5%増加して83億ドルとなり、北米の売上高は2%増の28億ドル、海外の売上高は8%増の55億ドルとなりました。
北米部門
北米地域では、カナダで春季の解氷の影響があったものの、連結売上高は前四半期比で2%増加して28億ドルとなりました。北米陸上事業では、ワンスティム(OneStim)の売上高は前四半期比で3%増加しました。市場需要の高まりに伴い水圧破砕設備の利用率が向上しましたが、継続的な価格の低迷により、その効果は部分的に相殺されました。北米陸上の掘削事業ではリグカウントの減少に伴って売上高が減少し、キャメロンの売上高は前四半期比で若干減少しました。北米沖合事業では、ウェスタンジーコ・マルチクライアント地震探査ライセンスの売上が好調で、探査活動が活発になったことから、売上高が増加しました。
海外部門
中南米地域の連結売上高は11億ドルで、前四半期比で12%増加しました。メキシコ・中米地域市場では、IOC向けの沖合での探査主導の活動が活発になったことと、統合掘削サービス(IDS)の陸上活動が増加したことから、売上高は2桁の伸びを見せました。中南米北部地域市場では、主にエクアドルでSPM活動の活発化と生産量の増加により売上高が増加しました。中南米南部地域市場では、主にワンサブシー(OneSubsea)と坑口システム設備の売上によりキャメロンの売上高が増加したことから、売上高が増加しました。
欧州/CIS/アフリカ地域の連結売上高は19億ドルとなり、前四半期比で11%増加しました。活動は北半球での季節的回復の効果を上回り、ロシア・中央アジアおよび英国・大陸欧州地域市場の売上高は前四半期比で2桁の伸びを達成しました。これにより、主にワイヤーライン、坑井サービス、掘削・計測、IDS、M-I SWACOに有利な効果が及びました。サハラ以南アフリカ地域市場では、リグカウントが増加し、坑井介入活動が増加し、新たな統合掘削プロジェクトが開始されたことから、特に西アフリカ、ナイジェリア、アンゴラ、ガボン、赤道ギニアで、売上高が増加しました。キャメロンは、主に英国・大陸欧州、ノルウェー・デンマーク、北アフリカ、ロシア・中央アジアの地域市場で、ワンサブシー(OneSubsea)と坑口システムの設備の売上が増加したことから、この地域での売上高が増加しました。
中東・アジア地域の連結売上高は25億ドルとなり、前四半期比で5%増加しました。極東アジア・オーストラリア地域市場、特に中国とオーストラリアで前四半期比で売上高が2桁の伸びを見せました。これにより、掘削・計測、坑井サービス、ワイヤーライン、試験サービス、M-I SWACOに有利な効果が及びました。売上高増加の主な要因は、オーストラリアおよびインドネシアの沖合で掘削活動が増加したことと、中国で季節的な回復があったことです。サウジアラビアでは、ワイヤーラインおよび坑井仕上げ活動が活発になったものの、坑井サービス、IDS、陸上地震探査データ取得調査の売上高が減少したことから、その効果は部分的に相殺されました。中東東部地域市場の売上高は前四半期比で横ばいでした。キャメロンの活動は活発になったものの、イラクでプロジェクトが完了したことからIDSの売上高が減少し、その効果が相殺されました。南アジア・東アジア地域市場の売上高は前四半期比で減少しました。インドでIDS活動が減少し、キャメロンの活動が低調でしたが、ミャンマー、マレーシア、タイでの探査および掘削作業が増加したことから、その影響は部分的に相殺されました。サウジアラビア・バーレーン、中東東部、極東アジア・オーストラリアの地域市場でワンサブシー(OneSubsea)と坑口システム設備の売上が増加したこともこの地域の増収に寄与しました。
油層定義
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年6月30日締め
2019年3月31日締め
2018年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$1,649
$1,543
$1,640
7%
1%
税引き前営業利益
$326
$293
$350
11%
-7%
税引き前営業利益率
19.8%
19.0%
21.3%
81 bps
-153 bps
油層定義グループの売上高は前四半期比で7%増加して16億ドルとなり、そのうち80%は海外市場の売上高でした。これは、北半球での冬季からの季節的な回復を上回る勢いで活動が活発化したためです。この売上高増加は、沖合での探鉱活動が活発になったためで、英国・大陸欧州、ロシア・中央アジア、サウジアラビア・バーレーン、極東アジア・オーストラリアの地域市場で、ワイヤーラインと試験サービスに有利な効果が及びました。また、メキシコ・カンペチェ湾および米国メキシコ湾でウェスタンジーコ・マルチクライアント地震探査ライセンスの売上が増加したことも油層定義グループの売上高増加に寄与しました。ソフトウエア統合ソリューション(SIS)の売上高も、ロシア・中央アジアおよび南アジア・東アジアの地域市場で増加しました。
油層定義の税引き前営業利益率は前四半期比で0.81ポイント上昇して20%となりました。これは、利益率の高いワイヤーラインの活動が季節的要因で回復したことと、ウェスタンジーコ・マルチクライアント地震探査ライセンスの売上が伸びたためです。
油層定義グループの業績は、DELFI* コグニティブE&P環境の多数のサービスとしてのソフトウエア(SaaS)契約、ならびにこの環境の他の分野への拡大によって後押しされました。これには、DrillPlan* 整合的坑井建設計画策定ソリューションおよびGAIA* デジタル地中プラットフォーム導入の契約が含まれます。これにより、探査チームは盆地規模のデータを迅速に発見してアクセスし、DELFI環境で探査の機会を管理することができます。
マレーシアでは、SISがハイビスカス・ペトロリアムと、DELFIコグニティブE&P環境を使用するSaaS契約を結びました。
ペンシルベニア州では、ハントリー&ハントリー・エナジー・エクスプロレーションがシュルンベルジェにDrillPlanソリューションの提供契約を付与しました。複数のDrillPlanソリューション・ワークフローを顧客企業の標準計画策定プロセスに統合することで、エンジニアリングの質が高まり、サードパーティ・サービス提供業者との協働が向上します。
アンゴラ沖合では、ワイヤーラインがエニ(Eni)向けに試掘井で楊降同時地層試験(FTWT)技術を採用し、操業コストを1000万ドル削減しました。これは、標準的ドリルステム・テスト(DST)作業に比べ、2週間以上リグ時間が短縮されたためです。InSitu Fluid Analyzer* リアルタイム坑内流体分析システムとSaturn* 3Dラジアルプローブを併用することで、FTWT技術により、石油の存在を確認し、油層の生産性指数を概算することができました。顧客企業は油層の潜在能力を確認し、さらなる石油埋蔵量を追加することができました。
カタール・ペトロリアムはシュルンベルジェと、坑井試験、ドリルステム・テスト(DST)、およびMUZIC* ワイヤレス遠隔測定技術を用いた坑内データ取得で5年契約を結びました。
アパッチ・エジプトはシュルンベルジェと、エジプト西部の11本の試掘井で地層評価サービスを提供する2年契約を結びました。これには、2年延長のオプションが含まれています。
ブラジルでは、ペトロブラスがウェスタンジーコと、サントス盆地、カンポス盆地、エスピリト・サント盆地で収集した曳航式海洋ストリーマーのデータと海底地震探査データIの再画像化で2年半の契約を結びました。全波形インバージョンを含む高度な画像化技術を用いて、これらの深海盆地の特性を評価する上で必要な高解像度の速度と異方性モデルを導き出しました。
掘削
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年6月30日締め
2019年3月31日締め
2018年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$2,421
$2,387
$2,234
1%
8%
税引き前営業利益
$300
$307
$289
-2%
4%
税引き前営業利益率
12.4%
12.9%
12.9%
-45 bps
-53 bps
掘削グループの売上高は前四半期比1%増の24億ドルで、そのうち75%は海外市場の売上高でした。海外での活動は、北半球での季節的な回復を上回り、さらに海外のリグカウントは6%増加しました。しかし、北米陸上では米国の陸上リグカウントが5%減少し、シェール掘削活動が低下したことから、その効果は相殺されました。海外で売上高が伸びたのは活動が活発になったためで、これにより、英国・大陸欧州、ロシア・中央アジア、メキシコ・中米、極東アジア・オーストラリアの地域市場でM-I SWACOと掘削・計測に有利な効果が及びました。IDSの売上高は前四半期比で減少しました。メキシコ・中米地域市場で陸上IDS活動は活発になったものの、インドでプロジェクト活動が低調だったことや、イラクでプロジェクトが完了したために、その効果は相殺され、マイナスの影響が出ました。
掘削グループの税引き前営業利益率は、前四半期比で0.45ポイント低下して12%となりました。欧州/CIS/アフリカ地域および極東アジア・オーストラリア地域市場で掘削・計測とM-I SWACOの利益率は向上しましたが、中東地域でのIDSプロジェクトの利益率が低下したために、その効果は相殺され、マイナスの影響が出ました。
掘削グループの業績は、契約締結、および掘削システムと流体技術の導入により後押しされました。
ルンディン・ノルウェーは、シュルンベルジェと北海ノルウェー区域での操業を対象とした1億1500万ドルの4年IDS契約を結びました。これには4年延長のオプションが含まれています。契約範囲には、ソルヴェイグ(Solveig)油田の生産井および注入井、エドヴァルド・グリーク油田のインフィル井、ならびにノルウェー大陸棚での試掘井および評価井の掘削での坑井建設サービスが含まれます。
QGCシェル・オーストラリアは、スラット盆地で4基の掘削リグを提供する3年契約をシュルンベルジェに付与しました。操業は2019年2月に開始されました。
パーミアン盆地では、掘削・計測がダイヤモンドバック・エナジー向けにPowerDrive Orbit* 回転操行性システムを採用し、同じ油田でのこれまでの掘削記録に比べ、水平坑井区間での掘進率(ROP)を13%向上させました。PowerDrive Orbitシステムは、1万3,351フィートの水平区間を、平均掘進率189フィート/時で2.9日間で掘削し、最初の24時間で5,287フィートを掘削しました。
中東では、シュルンベルジェは、RHELIANT* 耐熱性フラットレオロジー掘削流体システムを提供する2年契約を結びました。RHELIANTシステムは幅広い温度で機能し、特に、一部の中東地域での高性能油性泥事業に非常に適しています。これにより、等価循環泥水比重と流体特性を制御し、ホールクリーニングを向上させることができます。
生産
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年6月30日締め
2019年3月31日締め
2018年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$3,077
$2,890
$3,253
6%
-5%
税引き前営業利益
$235
$217
$316
8%
-26%
税引き前営業利益率
7.6%
7.5%
9.7%
13 bps
-207 bps
生産の売上高は、前四半期比で6%増加して31億ドルとなり、そのうち54%は海外市場の売上高でした。その主な要因は、ロシア・中央アジア、極東アジア・オーストラリア、英国・大陸欧州の地域市場で、坑井サービスの海外での活動が高まったことです。また、海外市場全体で人工採油の売上が増加し、サウジアラビアではインテリジェント坑井仕上げ活動が活発になり、主にエクアドルではSPMプロジェクト活動が増加しました。これらの要因も生産グループの売上高増加に寄与しました。北米陸上では、カナダでの春季の解氷の影響があったものの、セメンチング活動が活発になり、市場の需要の高まりに伴い、ワンスティム(OneStim)の水圧破砕設備の稼働率が向上したことから、生産グループの売上高は前四半期比で3%増加しました。しかし、水圧破砕の価格が低下したことから、このような効果は部分的に相殺されました。
生産グループの税引き前営業利益率は、前四半期比でほぼ横ばいの8%でした。活動の活発化により海外での利益率は向上しましたが、北米陸上での価格圧力の影響でその効果は相殺されました。
生産グループの売上高は、北米陸上で新しい破砕技術の導入が増えたことから坑井仕上げの成績が改善し、自動化により坑井現場での効率が高まったことで後押しされました。また、海外での契約締結と、革新的な人工採油技術と坑井仕上げ技術の導入により、水平坑井での生産を最大化し、生産性の低い区間での回収を向上させることができました。
テキサス南部では、ワンスティム(OneStim)は、フリーダム・オイル&ガス向けにWellWatcher Stim* 刺激監視サービスと、BroadBand Shield* 破砕形状制御サービスを提供し、親子坑井の干渉効果を防止しました。また、ファーフィールド・ダイバーターの設計でKinetix*貯留層重視の刺激・生産ソフトウエアを用い、坑井仕上げのスケジュールを最適化しました。これらの技術を組み合わせることで、オペレーターは、仕上げが完了した坑井および今後の坑井仕上げで生産目標を向上させることができました。
北米陸上では、すべての主要シェールプレイで、合計2万9,000ステージ以上、ポンプ採油5万1,000時間、StimCommander Pumps* 自動インテリジェント速度・圧力制御技術を使用しました。ポンプを完全自動にすることで、速度制御がより効率的になり、機器の故障を最小限に抑え、現場でのダウンタイムを削減しました。ある顧客企業はシュルンベルジェの全設備をStimCommander Pumps制御に転換して5,000ステージ以上を無事配置し、その結果、保守整備のダウンタイムが削減され、燃料経済性が向上しました。
カナダでは、人工採油ソリューションズが、ロングショア・リソーシズ向けにHEAL Systems™ 技術を採用し、チャーリーレイク油田の水平坑井での生産で多相スラグ流の問題を克服しました。3台のHEALシステムにより、設置から最初の100日で2万5,000 BOE以上の増産を実現しました。
タイ沖合では、坑井仕上げがクリスエナジー向けに自律式流入制御装置(AID)を採用し、重油ワッサナ油田で出水を制御し、炭化水素の回収を向上させました。AICD設計により、水とガスの流量を削減し、同時に、受動型流入制御装置(ICD)と同程度の圧力降下で石油を装置から排出できました。その結果、生産性の低い区間では通常のスクリーン仕上げを用いた場合よりも多くの石油を生産し、石油生産を最適化することができました。
MODECオフショア・プロダクション・システムズ(シンガポール)は、メキシコ沖合のエリア1鉱区で使用する浮体式生産貯蔵積出(FPSO)船舶に海水処理および生産水システムを提供する契約をシュルンベルジェに付与しました。
キャメロン
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年6月30日締め
2019年3月31日締め
2018年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$1,237
$1,174
$1,295
5%
-4%
税引き前営業利益
$156
$137
$166
14%
-6%
税引き前営業利益率
12.6%
11.6%
12.8%
94 bps
-26 bps
キャメロンの売上高は前四半期比で5%増加して12億ドルとなり、そのうちの57%は海外市場の売上高でした。ワンサブシー(OneSubsea)、坑口システム、および掘削システムで海外の売上高が増加しましたが、バルブ・計測では、北米での活動が低下したため売上高は減少しました。地域別では、海外の売上高は前四半期比で24%増加しましたが、北米での売上高はほぼ横ばいでした。
キャメロンの税引き前営業利益率は、前四半期比で0.94ポイント上昇して13%となりました。ワンサブシーと坑口システムで利益率が向上したものの、掘削システムの利益率が低下したため、その効果は部分的に相殺されました。
第2四半期、キャメロンは海中設備、バルブ、アクチュエーター、ならびに海中圧縮システムおよび圧力制御式掘削(MPD)システムの提供で、長期の製品・サービス契約を締結しました。
シェブロンU.S.A.(シェブロン)はワンサブシー(OneSubsea)と、メキシコ湾での海中開発プロジェクトで海中設備とサービスを提供する20年のマスター契約を結びました。このマスター契約と、事前に承認された標準海中設備目録を組み合わせることで、シェブロンは海中プロジェクトの操業コストを削減することができます。ワンサブシーのカスタム設備目録にはまた、高温プロジェクトや、20,000 psiに耐えられる設備が必要な高圧プロジェクトなど、シェブロンのプロジェクト要件を満たす革新的技術が含まれます。
シェル・グローバル・ソリューションズは、北海ノルウェー区域のオーメン・ランゲ油田でガス回収を向上させるためのワンサブシー湿式圧縮コンセプトの提供契約をシュルンベルジェに付与しました。2つの海中圧縮基地は、沿岸から120 km離れた水深850 mに設置される予定です。
米国では、ステナ・ドリリング(Stena Drilling)がシュルンベルジェの圧力制御式掘削(MPD)システムを購入しました。深海パッケージ・ソリューションには、一体型ライザージョイント、坑口マニホールド、単一制御システム、アンビリカル、およびその他の関連設備が含まれます。納入は2019年第4四半期に予定されています。
バルブ・計測は、カザフスタン最大の生産分担契約会社の1社から4年間のサービス契約を獲得しました。このフランジ加工契約により、顧客企業は、複数のサービスを1社の業者が行うことで、プロセスとコストの管理を向上させることができます。
極東アジアでは、バルブ・計測が大手石油ガス会社と緊密に協力し、LNG施設の定期および予定外の停止に伴うターンアラウンド・リスクを最小限に抑える長期計画を策定しました。顧客企業と密接に協力することで、現場で必要な重要な予備装置の選択と数量を最適化することができました。これには、顧客企業の商業的ニーズに合わせて、ORBIT *ライジングステム・ボールバルブおよびLEDEEN *アクチュエーターの提供が含まれます。
財務諸表
要約連結損益計算書
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
第2四半期
上半期
6月30日締め
2019
2018
2019
2018
売上高
$8,269
$8,303
$16,149
$16,131
利息およびその他の収入
25
40
39
82
経費
売上原価
7,252
7,179
14,209
13,980
研究・エンジニアリング
179
175
351
347
一般管理費
114
114
225
225
減損その他 (1)
-
184
-
184
利息
156
144
302
287
税引き前利益
$593
$547
$1,101
$1,190
税金費用(1)
99
106
178
219
純利益(1)
$494
$441
$923
$971
非支配持分に帰属する純利益
2
11
10
16
シュルンベルジェに帰属する純利益 (1)
$492
$430
$913
$955
シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(1)
$0.35
$0.31
$0.65
$0.69
平均流通株式数
1,384
1,384
1,385
1,385
希薄化後平均流通株式数
1,395
1,392
1,396
1,393
経費に含まれる減価償却費(2)
$938
$876
$1,841
$1,750
(1)
詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
(2)
有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
要約連結貸借対照表
(単位:100万)
6月30日
12月31日
資産の部
2019
2018
流動資産
現金および短期投資
$2,348
$2,777
売掛金
8,471
7,881
その他の流動資産
5,514
5,073
16,333
15,731
固定資産
11,359
11,679
マルチクライアント地震探査データ
577
601
のれん
24,950
24,931
無形資産
8,485
8,727
その他の資産
8,887
8,838
$70,591
$70,507
負債および株主資本の部
流動負債
買掛金・未払負債
$9,851
$10,223
概算所得税債務
1,123
1,155
短期借入金・長期債務の1年以内返済分
98
1,407
未払配当金
701
701
11,773
13,486
長期債務
16,978
14,644
繰延税金
1,330
1,441
退職後給付
1,119
1,153
その他の負債
3,118
3,197
34,318
33,921
株主資本
36,273
36,586
$70,591
$70,507
流動性
(単位:100万)
流動性内訳
6月30日 2019
3月31日 2019
12月31日 2018
6月30日 2018
現金および短期投資
$2,348
$2,155
$2,777
$3,049
短期借入金・長期債務の1年以内返済分
(98)
(99)
(1,407)
(3,736)
長期債務
(16,978)
(16,449)
(14,644)
(13,865)
純負債 (1)
$(14,728)
$(14,393)
$(13,274)
$(14,552)
流動性増減の詳細を以下に示します。
上半期
第2四半期
上半期
6月30日締め
2019
2019
2018
純利益(非支配持分控除前)
$923
$494
$971
減損およびその他の費用(税引き後)(非支配持分控除前)
-
-
164
$923
$494
$1,135
減価償却(2)
1,841
938
1,750
株式報酬費用
194
86
176
運転資金の増減
(1,460)
(412)
(1,338)
その他
(64)
2
(168)
営業活動によるキャッシュフロー(3)
$1,434
$1,108
$1,555
設備投資
(817)
(404)
(974)
SPM投資
(332)
(181)
(434)
資本計上されたマルチクライアント地震探査データ
(109)
(64)
(47)
フリーキャッシュフロー(4)
176
459
100
支払配当金
(1,385)
(693)
(1,385)
自社株買い戻しプログラム
(199)
(101)
(200)
従業員持株制度による受取金
106
-
133
事業買収・投資(取得した現金と負担した負債を控除)
(17)
(12)
(47)
その他
(135)
12
(43)
純負債の増加
(1,454)
(335)
(1,442)
純負債(期首)
(13,274)
(14,393)
(13,110)
純負債(期末)
$(14,728)
$(14,728)
$(14,552)
(1)
「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経営陣は考えています。純負債は非GAAP財務指標であり、総負債と併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。
(2)
有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
(3)
2019年6月30日締め上半期および第2四半期にそれぞれ約7100万ドルと2300万ドル、2018年6月30日締め上半期に約1億6000万ドルの退職手当が含まれます。
(4)
「フリーキャッシュフロー」とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資、SPM投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資家ならびに経営陣にとって、現金を創出する当社の事業能力の指標として有益であると経営陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。
特別費用・利益
2019年第2四半期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。特別費用・利益を除く純利益、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、特別費用・利益を除くシュルンベルジェの純利益、特別費用・利益を除く実効税率)は非GAAP財務指標です。財務指標から特別費用・利益を除外することで、期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効果的に評価し、除外された項目で分かりにくくなる業務の動向を確認できると経営陣は考えています。これらの指標はまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用いています。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、そのような指標の代替あるいは
記事提供:ビジネスワイヤ
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