2019年11月14日
東京
(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、車載機器向けとして業界最大容量[注1]となる512GBの、JEDEC UFS[注2] Version 2.1インターフェースに準拠した組み込み式フラッシュメモリ(UFS製品)を開発し、本日からサンプル出荷を開始します[注3]。新製品は、当社の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASHTM」とコントローラーチップを一体化した制御機能付きの組み込み式フラッシュメモリ製品です。既存のラインアップ(16GB、32GB、64GB、128GB、256GB)と同様、AEC-Q100 Grade2[注4]に適合し、-40℃から105℃の広い動作温度範囲を実現するなど、幅広い車載機器の信頼性要求に対応します。また、リフレッシュ機能[注5]、サーマルスロットリング機能[注6]、拡張診断機能[注7]など、車載機器用に開発された機能も搭載しています。
現在、自動車産業は、CASE[注8]やMaaS[注9]といったトレンドにより、大きな変革期を迎えています。それに伴い、車両内の車載情報・エンターテインメント機器やADAS[注10]機器においては、膨大なデータの格納が必要となる見込みで、新製品はこれに対応します。また、同じシリーズで、16GBから512GBまで幅広くラインアップすることで、さまざまな車載アプリケーションにおけるメモリインターフェースを共通化でき、開発負荷を軽減することが可能となります。
今後も車載機器のストレージに対する要求は加速化する見通しであり、当社は高性能、大容量のフラッシュメモリ製品のラインアップを強化することにより、市場におけるリーダーシップを堅持していきます。
[注1] 業界最大容量512GBの車載機器向け組み込み式フラッシュメモリ(UFS製品)を初めて開発。2019年11月14日現在。キオクシア株式会社調べ。 [注2] UFS (Universal Flash Storage):JEDECが規定する組み込み式フラッシュストレージの標準規格の一つ。 [注3] サンプル出荷品は量産時と仕様が異なる場合があります。 [注4] AEC(Automotive Electronics Council)が策定する集積回路の信頼性認定試験基準。 [注5] 製品に記録されたデータをリフレッシュし、データの寿命を延ばす機能。 [注6] 高温条件において、性能を抑制し、製品のオーバーヒートを防ぐ機能。 [注7] 製品の内部状態を詳細に把握する機能。 [注8] CASE: Connected、Autonomous、Shared、Electric の頭文字。 [注9] MaaS: Mobility as a Service。サービスとしての移動。 [注10] ADAS: Advanced Driving Assistant System。先進運転支援システム。
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