2020年02月01日
ヒューストン
(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2019年第4四半期および通期の業績を発表しました。
通期業績
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
通期
変化率
2019年12月31日締め
2018年12月31日締め
前年同期比
売上高
$32,917
$32,815
0%
税引き前利益(損失) - GAAPベース
$(10,418
)
$2,624
n/m
税引き前セグメント営業利益*
$3,978
$4,187
-5%
税引き前セグメント営業利益率*
12.1
%
12.8
%
-68 bps
純利益(損失) - GAAPベース
$(10,137
)
$2,138
n/m
純利益(特別費用・利益を除く)*
$2,054
$2,261
-9%
希薄化後1株当たり利益(1株当たり損失) - GAAPベース
$(7.32
)
$1.53
n/m
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)*
$1.47
$1.62
-9%
通期地域別売上高
北米
$10,843
11,984
-10%
中南米
4,149
3,745
11%
欧州/CIS/アフリカ
7,683
7,158
7%
中東・アジア
10,017
9,543
5%
その他
225
385
n/m
$32,917
$32,815
0%
北米の売上高
$10,843
$11,984
-10%
海外の売上高
$21,849
$20,446
7%
北米の売上高(キャメロンを除く)
$8,525
$9,556
-11%
海外の売上高(キャメロンを除く)
$18,874
$17,439
8%
* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
n/m = not meaningful(非適用)
シュルンベルジェのオリビエ・ル・プェッシュ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「2019年通期の売上高は329億ドルで、2018年比で実質的に横ばいでした。全体として、特に海外市場で業績は良好で、フリーキャッシュフローは27億ドルとなりました。このような市場状況においては素晴らしい業績です。しかし、通期の税引き前セグメント営業利益率は12%で、前年比で若干の低下となりました。」
「キャメロンを除く海外部門の売上高は8%増加し、これは1桁台後半の伸びという当社の予想に沿ったものです。海外地域市場のほとんどは、このような好ましい市場状況により好調で、ほぼ半分で売上高は前年比で2桁台の伸びを見せました。これを後押ししたのは、探鉱活動と沖合事業、ならびに業界でデジタル変革が加速したことです。2019年上半期と比べて下半期の海外部門の税引き前セグメント営業利益率は1ポイント上昇し、当社の戦略的利益率向上目標に向けた着実な一歩となりました。」
「これに対し、2年間の力強い成長の後、北米の売上高は大幅に減少しました。これは主に陸上市場が低調だったためで、ワンスティム(OneStim®)の圧力ポンピング事業に影響が及びました。当期は、顧客企業が早期に予算限度に達し、その後設備投資を厳しく自制しました。」
(単位:100万)
通期セグメント別売上高
通期
変化率
2019年12月31日締め
2018年12月31日締め
前年同期比
油層定義
$6,312
6,173
2%
掘削
9,721
9,250
5%
生産
11,987
12,394
-3%
キャメロン
5,336
5,520
-3%
その他
(439
)
(522
)
n/m
$32,917
$32,815
0%
n/m = not meaningful(非適用)
「事業セグメントの中で、掘削グループと油層定義グループの売上高は、海外市場での活動によりプラスの影響を受けましたが、生産グループとキャメロンの売上高は、北米陸上市場の低迷により前年比で減少しました。」
「当期は、特に北米で、市場状況により多額の税引き前費用を計上しました。このような費用は主に非現金性であり、主にのれん、無形資産、固定資産に関連しているため、当期の下半期に見せたように強力なキャッシュフローを生み出す能力を妨げることはありませんでした。」
「4年連続して売上高は減少しましたが、世界的な回復の範囲が広がったことで、海外のフランチャイズの好調が拡大する中で年度末を迎えることができました。長引く厳しい市場環境において、北米陸上事業で適正規模戦略を開始し、利益率を守るために構造的コストを削減し、技術アクセス・ビジネスモデルとアセットライト変革を加速させました。」
「2019年は、シュルンベルジェにとって新たな段階の始まりとなりました。当社が前進する中、当社のビジョンは、事業面でも財務面でも持続可能な高い業績を定義して推進することです。簡単に言えば、当社は、お客さまと業界の利益のために選ばれるパフォーマンス・パートナーになりたいと思っています。この戦略により、シュルンベルジェは利益率を向上させ、資本利益率を高め、フリーキャッシュフローを増やす有利な立場に立つことができました。」
第4四半期業績
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
四半期
変化率
2019年12月31日締め
2019年9月30日締め
2018年12月31日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$8,228
$8,541
$8,180
-4%
1%
税引き前利益(損失) - GAAPベース
$452
$(11,971
)
$648
n/m
-30%
税引き前セグメント営業利益*
$1,006
$1,096
$967
-8%
4%
税引き前セグメント営業利益率*
12.2
%
12.8
%
11.8
%
-60 bps
40 bps
純利益(損失) - GAAPベース
$333
$(11,383
)
$538
n/m
-38%
純利益(特別費用・利益を除く)*
$545
$596
$498
-9%
9%
希薄化後1株当たり利益(1株当たり損失) - GAAPベース
$0.24
$(8.22
)
$0.39
n/m
-38%
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)*
$0.39
$0.43
$0.36
-9%
8%
北米の売上高
$2,454
$2,850
$2,820
-14%
-13%
海外の売上高
$5,721
$5,629
$5,284
2%
8%
北米の売上高(キャメロンを除く)
$1,907
$2,261
$2,235
-16%
-15%
海外の売上高(キャメロンを除く)
$4,892
$4,857
$4,526
1%
8%
* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」および「セグメント」の項をご覧ください。
n/m = not meaningful(非適用)
「第4四半期の売上高は82億ドルで、前四半期比4%減となりました。海外部門の売上高は57億ドルで、前四半期比2%増、前年同期比8%増となりました。しかし、北米部門では、顧客企業の予算の枯渇とキャッシュフローの制約により、売上高は前四半期比14%減の25億ドルとなりました。」
「海外部門では、中東・アジア地域が後押しして売上高は前四半期比で増加しました。この地域では、売上高は5%増加しています。これを後押ししたのは、クウェート、イラク、オマーンで年度末の製品売上高が増加したこと、サウジアラビアで一括請負(LSTK)抗井の追加引き渡しがあったこと、カタールで抗井サービスの活動が活発になったことです。中南米では、メキシコ湾カンペチェでウェスタンジーコ・マルチクライアント地震探査ライセンスの売上高が増加したことから、売上高が1%増加しました。欧州/CIS/アフリカ地域の売上高は2%の減少にとどまりました。北半球で暖冬の影響により活動が低下しましたが、年度末の製品売上高が好調だったことや、ソフトウエア統合ソリューション(SIS)のデジタル・ソフトウエアの売上高が増加したことから、その影響は部分的に緩和されました。」
第4四半期セグメント別売上高
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年12月31日締め
2019年9月30日締め
2018年12月31日締め
前四半期比
前年同期比
油層定義
$1,643
$1,651
$1,571
-1%
5%
掘削
2,442
2,470
2,461
-1%
-1%
生産
2,867
3,153
2,936
-9%
-2%
キャメロン
1,387
1,363
1,345
2%
3%
その他
(110
)
(96
)
(133
)
n/m
n/m
$8,228
$8,541
$8,180
-4%
1%
n/m = not meaningful(非適用)
「生産グループの売上高は前四半期比で9%減少しました。これは主にワンスティムの売上高が前四半期比で33%減少したためです。当社は引き続き、需要の減少に伴い、より多くの設備を待機させて水圧破砕の容量を適正な規模に調整しています。これは当社が北米陸上事業で実施している適正規模戦略の一環であり、事業ポートフォリオを合理化して利益と収益性の向上を図っています。掘削グループと油層定義グループの売上高は、北海とロシアで夏季キャンペーンが終了したことから、前四半期比でそれぞれ1%減少しました。しかし、中東・アジア地域で掘削活動が活発になり、いくつかの地域市場でSISデジタル・ソフトウエアの売上高が増加したことから、この影響は部分的に相殺されました。キャメロンの売上高は前四半期比で2%増加しました。これは、主に海外市場でワンサブシー(OneSubsea®)、坑口システム、掘削システムの売上高が増加したためです。」
「2019年を終え、事業と財務の業績に大変満足しています。北米陸上の状況はますます厳しくなっていますが、海外での活動が持続的に伸びていることは励みになります。特別費用と利益を除く第4四半期の1株当たり利益は0.39ドルとなり、前四半期比で減少しましたが、前年同期比では8%増となりました。税引き前セグメント営業利益率は、季節的な影響により前四半期比で減少しましたが、前年同期比では向上しました。当四半期には、2014年以後の第4四半期で初めて海外部門の利益率が前四半期比で上昇しました。そのため、当社は峠を越えたと確信しています。特に、規律と執行能力に重点を置いた結果、この3四半期には海外部門の利益率は前四半期から上昇しています。一方、北米陸上では、適正規模戦略を実施し、容量の削減に断固として取り組み、事業を再編することで、活動の低下による利益率の低下を最小限に抑えました。」
「また、当社は資本管理プログラムを活用し、多額の営業活動によるキャッシュフローを生み出して年度末を迎えました。また、当四半期にはセンシア合弁事業の設立と、掘削ツール事業の売却という2つの大きな節目を完了しました。これらの取引による受取金により、当四半期には純負債をさらに大幅に削減することができました。」
「マクロ的観点では、米中貿易協定に向けた進展に伴い不確実性が減少したため、年度末時点で、2020年の石油需要の増加に対するセンチメントはプラスに転じました。北米での生産成長率の低下は40万~80万bpdと推定され、引き続き海外投資に根拠を与えることになります。最近の地政学的リスクの高まりにより、原油価格の下限は押し上げられるでしょう。短期的には、2019年12月に合意されたOPECプラスの減産により、2020年上半期には特に中東とロシアで投資と活動が制限されると予想されます。月日の経過と共に北米の生産の伸びの鈍化の影響により市場が逼迫し、下半期以降はさらに海外事業者が投資を強化する可能性があります。」
「そのため、海外市場における2020年のE&P設備投資支出の成長率は一桁台半ばになると予想しています。したがって、センシアおよび掘削ツールの取引の影響を除き、海外ポートフォリオの売上高は、同じペースかそれ以上の伸びを見せると予想しています。これらの取引で除外された事業は、2019年の世界全体の売上高の約2%に当たります。海外部門の売上高の伸びは、沖合活動の活発化、初期の深海成長サイクルによる活動構成の向上、年度末から2021年にかけての探鉱活動の増加により、下半期により大きな影響を及ぼすでしょう。」
「北米では、業績の低い事業部門を別の目的で使用するか撤退させ、資産の少ない事業に重点を置き、技術アクセス・ビジネスモデルを拡大することで、組織とポートフォリオを適正規模に調整していきます。この戦略に沿って、当社ポートフォリオの優れた部分を選別することで、北米陸上市場において利益率を拡大し、利益を伸ばすことができると慎重でありながらも楽観視しています。また、これにより、かなりの数の施設が閉鎖され、残念なことですが、人員も削減されました。」
「2019年下半期にはフリーキャッシュフローが好調に推移したことから、2020年にはキャッシュフローの生成をさらに向上させることができると確信しています。利益率向上、資本管理、運転資本の慎重な管理に注力することで、今後も多くのフリーキャッシュフローを生み出す能力が支えられるでしょう。」
「全体として、非常に好調な四半期で当期を終えることができました。これは当社の業績のビジョンと利益重視の姿勢に沿ったものです。この結果には大変満足しており、この業績を達成したシュルンベルジェのチームを誇りに思っています。」
その他の出来事
2019年12月10日、シュルンベルジェは、執行副社長兼最高財務責任者のサイモン・アヤットが2020年1月22日付けで退任することを発表しました。1982年にシュルンベルジェに入社したアヤットは、最高経営責任者(CEO)に対する上級戦略顧問として今後2年間シュルンベルジェに残ります。シュルンベルジェに24年間勤務するベテランで現在財務担当副社長を務めるステファン・ビグエが、アヤットの後任として、執行副社長兼最高財務責任者を務めます。
2019年10月1日、シュルンベルジェとロックウェル・オートメーションは、以前発表した合弁事業センシアの取引を完了しました。ロックウェル・オートメーションが合弁事業の53%を所有し、シュルンベルジェが47%を所有しています。取引完了時に、ロックウェル・オートメーションはシュルンベルジェに2億3800万ドルの現金(運転資本調整額を除く)を支払いました。
2019年12月31日、シュルンベルジェはDRILCO、トーマス・ツールズ、採揚・補修サービスの事業と関連資産の売却を完了し、純額3億4800万ドルの現金受取金を受領しました。
第4四半期にシュルンベルジェは総額11億ドルの未償還債券を買い戻しました。債券の内訳は、満期2020年利率3.00%の未償還債券4億1600万ドル、満期2021年利率4.50%の未償還債券1億2600万ドル、満期2021年利率4.20%の未償還債券5億ドル、および満期2022年利率3.60%のシニア債1億600万ドルです。
2020年1月17日、シュルンベルジェの取締役会は、流通普通株式1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認しました。この配当金は、2020年2月12日現在の登録株主に対し、2020年4月9日に支払われます。
地域別連結売上高
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年12月31日締め
2019年9月30日締め
2018年12月31日締め
前四半期比
前年同期比
北米
$2,454
$2,850
$2,820
-14%
-13%
中南米
1,028
1,014
978
1%
5%
欧州/CIS/アフリカ
2,018
2,062
1,842
-2%
10%
中東・アジア
2,675
2,553
2,464
5%
9%
その他
53
62
76
n/m
n/m
$8,228
$8,541
$8,180
-4%
1%
北米の売上高
$2,454
$2,850
$2,820
-14%
-13%
海外の売上高
$5,721
$5,629
$5,284
2%
8%
北米の売上高(キャメロンを除く)
$1,907
$2,261
$2,235
-16%
-15%
海外の売上高(キャメロンを除く)
$4,892
$4,857
$4,526
1%
8%
n/m = not meaningful(非適用)
以前の期間の一定の項目は、現在の期間の表示に合わせて再分類されています。
第4四半期の売上高は82億ドルで、前四半期比4%減となりました。北米の売上高は25億ドルで前四半期比14%減、海外の売上高は57億ドルで前四半期比2%増となりました。
北米部門
北米の連結売上高は25億ドルで、前四半期比14%減となりました。売上高が前四半期比で減少した要因は、北米陸上事業で、予想された顧客企業の予算限度とキャッシュフローの制約により、OneStim(ワンスティム)と掘削事業の活動が低迷して価格が下落したことです。北米陸上の売上高は前四半期比で19%減少しましたが、北米沖合の売上高は3%増加しました。ワンスティムの売上高は前四半期比で33%減少しました。当社は引き続き、需要の減少に応じて、より多くの設備を待機させ、水圧破砕の容量を適正規模に抑えました。これは当社が北米陸上事業で実施している適正規模戦略の一環であり、事業ポートフォリオを合理化して利益と収益性の向上を図っています。
海外部門
中南米の連結売上高は前四半期比1%増の10億ドルとなりました。その主な要因はメキシコ湾カンペチェでウェスタンジーコ・マルチクライアント地震探査ライセンスの売上高が増加したことですが、アルゼンチンでの掘削および抗井サービスの活動の低下による売上高の減少により、部分的に相殺されました。エクアドルの売上高は、当四半期初頭の市民騒擾により生産施設が閉鎖されたことから、若干減少しました。キャメロンの売上高は、メキシコ・中米地域市場で抗口システムの売上高が増加したため増加しました。
欧州/CIS/アフリカ地域の連結売上高は20億ドルで、前四半期比2%減となりました。これは、北海とロシアで夏季キャンペーンが終了して冬季にワイヤーラインと抗井サービスの活動が減速したことが要因です。しかし、この地域全体でSISデジタル・ソフトウエアの売上高と人工採油ソリューションの製品売上高が増加したことから、その影響は部分的に相殺されました。サハラ以南アフリカ・北アフリカ地域市場では、新しいプロジェクトが始動したことから売上高が増加しました。これが、北半球での季節的な活動の減速を補う形となりました。キャメロンでは、ロシアでバルブ・プロセスシステム(VPS)の売上高が増加し、ノルウェーでワンサブシー(OneSubsea)のプロジェクトとサービス活動が活発化したことから、売上高が増加しました。
中東・アジア地域の連結売上高は27億ドルで、前四半期比5%増となりました。これは、中東の売上高の増加が要因であり、クウェート、イラク、オマーンで抗井仕上げ、人工採油ソリューション、M-I SWACOの製品売上高が増加し、サウジアラビアでLSTK抗井の追加引き渡しがあり、カタールで抗井サービスの活動が活発化しました。南・東アジアおよび極東アジア・オーストラリア地域市場では、SISデジタル・ソフトウエアおよび抗井仕上げの製品売上高が増加し、売上高が前四半期比で増加しました。キャメロンの売上高は、インドでワンサブシーの活動が活発になったことで増加しました。
油層定義
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年12月31日締め
2019年9月30日締め
2018年12月31日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$1,643
$1,651
$1,571
-1%
5%
税引き前営業利益
$368
$360
$360
2%
2%
税引き前営業利益率
22.4
%
21.8
%
22.9
%
59 bps
-48 bps
油層定義グループの売上高は16億ドルで、そのうち83%は海外市場の売上高でした。北海とロシアでワイヤーラインおよび試験活動の夏季キャンペーンが終了したことで前四半期比では1%減となりましたが、暖冬の影響で活動が大きく損なわれることはありませんでした。この減少は、いくつかの地域市場でSISデジタル・ソフトウエアの売上高が増加したことで部分的に相殺されました。ウェスタンジーコのマルチクライアント地震探査ライセンスの売上高も減少しました。メキシコ湾カンペチェで売上高が増加したものの、米国メキシコ湾で活動が減少したため、その効果は相殺されてマイナスの影響が出ました。
油層定義グループの税引き前営業利益率は22%となり、前四半期比で0.59ポイント上昇しました。これはSISデジタル・ソフトウエアの売上高が増加したためです。利益率は向上したものの、ワイヤーラインの売上高が季節的に減少し、マルチクライアント地震探査ライセンス活動が減少したため、その効果は部分的に相殺されました。
掘削
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年12月31日締め
2019年9月30日締め
2018年12月31日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$2,442
$2,470
$2,461
-1%
-1%
税引き前営業利益
$303
$305
$318
-1%
-5%
税引き前営業利益率
12.4
%
12.4
%
12.9
%
5 bps
-51 bps
掘削グループの売上高は前四半期比1%減の24億ドルで、そのうち76%は海外市場の売上高でした。ロシアで夏季の掘削キャンペーンが終了したことや、北米陸上で掘削活動が減少したため、主にM-I SWACOとビット・掘削ツールに影響が及びました。この減少は、主にサウジアラビアでのLSTK抗井の追加引き渡しによる中東・アジア地域の掘削活動の活発化により、部分的に相殺されました。
掘削グループの税引き前営業利益率は12%となり、前四半期で横ばいでした。中東での掘削プロジェクトにより利益率は向上したものの、ロシアで季節的に利益率が低下し、北米陸上で掘削の利益率が低下したことから、その効果は相殺されました。
生産
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年12月31日締め
2019年9月30日締め
2018年12月31日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$2,867
$3,153
$2,936
-9%
-2%
税引き前営業利益
$253
$288
$198
-12%
27%
税引き前営業利益率
8.8
%
9.1
%
6.8
%
-32 bps
205 bps
生産グループの売上高は前四半期比9%減の29億ドルで、そのうち61%は海外市場の売上高でした。これは、ワンスティムの売上高が前四半期比で33%減少したためです。当社は引き続き、需要の減少に応じて、より多くの設備を待機させ、水圧破砕の容量を適正規模に抑えました。これは当社の北米陸上事業における適正規模戦略の実行の一環であり、事業ポートフォリオを合理化して利益と収益性の向上を図っています。また、砂・プロッパント供給の売上高も減少しました。しかし、クウェート、オマーン、南・東アジア地域市場などの海外で抗井仕上げ活動が増加したことから、この減少は部分的に相殺されました。エクアドルで一時的に生産施設の閉鎖という問題があったものの、資産パフォーマンス・ソリューション(APS)(旧シュルンベルジェ生産管理(SPM))のプロジェクト活動が活発になったことが、当四半期の業績にプラスの効果をもたらしました。
生産部門の税引き前営業利益率は、前四半期比で0.32ポイント低下して9%となりました。これは、ワンスティムの活動が低下したためですが、海外での活動の活発化による利益率の好調により、部分的に相殺されました。
キャメロン
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年12月31日締め
2019年9月30日締め
2018年12月31日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$1,387
$1,363
$1,345
2%
3%
税引き前営業利益
$126
$173
$131
-27%
-4%
税引き前営業利益率
9.1
%
12.7
%
9.8
%
-359 bps
-64 bps
キャメロンの売上高は前四半期比2%増の14億ドルで、そのうち60%は海外市場の売上高でした。主に海外市場で、ワンサブシー、抗口システム、掘削システムの売上高が増加しました。VPSは、北米陸上での活動が減少し、VPS計測事業がセンシア合弁事業に向けられたことから、前四半期比で減少しました。地域別では、海外の売上高は前四半期比で7%増加しました。これは主にノルウェー・デンマーク地域市場および極東・オーストラリア地域市場での大きな伸びが要因ですが、北米の売上高は活動の低下により7%減少しました。
キャメロンの税引き前営業利益率は9%で、前四半期比で3.59ポイント低下しました。その主な要因は、ワンサブシー(OneSubsea)のプロジェクト・ポートフォリオで利益率が低下したことです。北米陸上での活動の低下は、特にVPSと抗口システムに関して、利益率低下につながりました。
四半期ハイライト
顧客企業と業界の課題に重点を置いた独自のシュルンベルジェ・チームと技術性能により、市場平均を上回る財務業績を達成する可能性が生まれます。このビジョンにおいて、盆地に適した技術とビジネスモデルの導入により、シュルンベルジェの差別化が図られます。当四半期における実例は以下のとおりです。
ノルウェーでは、シュルンベルジェ、アケルBP、スティムウェル・サービシズが抗井介入・刺激アライアンスを設立し、5+5年の三者契約を結びました。新たに設立されたアライアンスは、共同作業、革新的技術、デジタル化を通して、ノルウェー大陸棚の新規および既存の資産で炭化水素生産を推進する明確な目標を打ち立て、従来の抗井介入作業を完全に変革することを目指します。このアライアンスは抗井介入作業全般に重点的に取り組みます。シュルンベルジェは、アケルの固定設置設備でデジタル・スリックライン、コイルドチュービング、フローバック作業を通じたワイヤーライン検層、穿孔、抗井刺激のパートナーとして活動し、スティムウェルは船舶ベースの刺激サービスを活用して破砕サービスを提供するパートナーとして活動します。このアライアンスの初期の成功事例として、Valhall油田でのシングルトリップのマルチフラクチャリング作業を執行しました。これは、沖合環境でコイルドチュービングを用いた世界で初めての抗井刺激手法であり、作業時間を大幅に削減することができました。 クウェートでは、中東で初めて、掘削・計測グループがクウェート国営石油開発会社向けにGeoSphere HD*掘削同時油層マッピング・サービスを採用しました。このサービスにより、掘削と同時に、ツール測定ポイントから合計40フィートの垂直深度での油水接触面のマッピングが可能になりました。この技術により、油水接触領域を確認するためにパイロットホールを掘削する必要がなくなり、ウム・グダイル油田の同様の抗井で操業コストを抗井当たり55万ドル削減できることが明らかになりました。 米国陸上では、ビット・掘削ツールがマタドール・リソーシズと協力して、テキサス西部のウルフキャンプA地層で掘進率(ROP)を向上させました。マタドール固有の方向性用途のニーズに応え、スミス・ビッツは、IDEAS *統合ダイナミック設計と分析プラットフォームを用いて、水平区間向けに6.75インチのSHARC *高耐摩耗性PDCドリルビットを設計し、盆地適合型のビット設計を実現し、最適なROPと耐久性を提供しました。これにより、顧客企業は、平均的な2マイルの水平区間での実績に比べ、2マイルの水平区間での掘削時間を50%以上短縮することができました。ワンサブシー(OneSubsea)の統合型海底生産・多相流ブースティング・ガス圧縮は、業界最先端の技術であり、これにより顧客企業の執行能力が高まります。また、これらの技術により、サブシー・インテグレーション・アライアンス(Subsea Integration Alliance)(SIA)は、設計・調達・建設(EPC)契約を締結し、世界的事業展開を拡大しました。SIAは、幅広い技術およびサービス・ポートフォリオにより、油田開発計画、プロジェクト実施、総合ライフサイクル・ソリューションを提供します。当四半期の海底技術と統合の実例は以下のとおりです。
A/Sノシュケ・シェル(Norske Shell)は、ワンサブシーと、ノルウェー海のオーメン・ランゲ油田で海底多相流圧縮システムの供給に関する設計・調達・建設・据付(EPCI)契約の枠組み契約を結びました。このEPCI契約に基づき、SIAは業界唯一の海底多相流圧縮技術を用いた海底多相流圧縮システムを設置します。プロジェクトの第1段階で、ワンサブシーは完全なシステムのエンジニアリングと設計を行います。ライセンス・グループによる最終的な投資決定の後、このEPCIの全範囲が執行されます。 シェブロンU.S.A.は、ワンサブシーと、米国メキシコ湾のアンカー油田で統合型海底生産システムおよび多相流ブースティング・システムの供給に関するEPC契約を締結しました。この契約には、垂直モノボア生産ツリーと最大定格20,000 psiの多相流流量計が含まれます。また、生産用マニホールド、定格16,500 psiの統合型マニホールド多相流ポンプステーション、ならびに海底制御装置と分配装置が含まれます。これは、業界初の20,000 psiの海底生産システム契約となります。 ウッドサイドは、SIAと、セネガル沖合のサンゴマール油田開発プロジェクトでEPCI契約を締結しました。このプロジェクトには、ダカールの南100 kmに位置する深海サンゴマール油田の開発が含まれます。プロジェクトの作業範囲には、海底生産システムのEPCIと、海底アンビリカル、ライザー、フローライン・システムが含まれます。この開発には、水深650~1,400 mの23本の抗井が含まれます。沖合での設置活動は2021年~2023年に予定されており、最初の石油生産は2023年初頭となる予定です。この契約に基づき、ワンサブシーは、23台の坑口システム、11台の海底生産ツリー、10台の水圧入ツリー、2台のガス圧入ツリー、トップサイド制御装置、介入ツール、ライフサイクル・サポートを含む標準システム・ポートフォリオを提供します。当四半期にシュルンベルジェは、E&Pプロセスとワークフローのデジタル変革において新たな節目を達成しました。DELFI *コグニティブE&P環境は、クラス最高の人工知能によってさらに強化され、顧客企業は実用的な知見を引き出し、より迅速に意思決定を行うことができます。この実例は以下の通りです。
シュルンベルジェとダタイク(Dataiku)は、独占技術パートナーシップを締結しました。これにより、E&P業界はDELFI環境内において上流部門ワークフロー全体で独自の人工知能ソリューションを構築・導入することができます。このパートナーシップは、機械学習と分野専門知識の間のギャップを埋めてより適切な理解が得られるようにすることで、石油技術分野の専門家にかつてない能力を提供します。これにより、上流部門業界は、イノベーション・プラットフォームにアクセスでき、顧客企業は組織全体で新しいソリューションの導入を加速させることができます。 シュルンベルジェとエクソンモービルは共同で、計画、執行、学習による継続的改善に関連するデジタル掘削ソリューションの導入に取り組んでいます。この道程の最初のステップとして、エクソンモービルは、エクソンモービルの非在来型操業でDrillPlan *コヒーレント抗井建設計画ソリューションの商用展開に合意しました。この合意により、DrillPlanソリューション・ワークフローを用いたDELFI環境でのデジタル抗井計画に基づき、抗井建設での効率性、手順の順守、一貫性が向上すると期待されます。12月にシュルンベルジェは、上流部門のE&Pサービスで初めて、科学的根拠に基づく目標イニシアチブで規定されたように、温室効果ガス排出量の削減に向けた科学的根拠に基づく目標を設定することを約束した企業になりました。シュルンベルジェの広範な科学界の専門知識に基づいて計算されたシュルンベルジェの科学的根拠に基づく目標は、国連パリ協定の目標と一致しています。
財務諸表
要約連結損益計算書
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
第4四半期
通期
12月31日締め
2019
2018
2019
2018
売上高
$8,228
$8,180
$32,917
$32,815
利息およびその他の収
記事提供:ビジネスワイヤ
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