2013年11月22日
アラブ首長国連邦ドバイ
(ビジネスワイヤ) -- ExxonMobil Chemical Companyのスティーブ・プライヤー社長は本日、第8回湾岸石油化学協会年次フォーラムの出席者を前に、「技術革新と統合によって原料の柔軟性が向上したことで、エクソンモービルの化学事業に大きな競争優位性が実現しました」と語りました。
プライヤーによれば、原料に関する状況は、化学業界内と川上・精製業界の動向や技術革新の影響を受けて常に変化しています。
「総合企業のエクソンモービルは、当社の川上、川下、化学事業全体で常に原料を動かし、個々の分子から最大の価値を生み出しています。」
「例えば欧州では、当社のロッテルダムの芳香族プラントは、エクソンモービルの9カ所の製油所と化学プラントから原料を受け取るよう設計されています。原料供給のプールと先進技術により、このプラントはこの地域最大で最も収益性の高いプラントの一つになっています。」
プライヤーは、原料の柔軟性は現在もExxonMobil Chemicalの投資戦略の中心的要素であると語りました。
プライヤーは、「例えば、米国のメキシコ湾岸では、精製液体の処理能力を保持しながら、ガス分解能力を拡大しました」と述べています。エクソンモービルは、原料の柔軟性の水準を上げる新技術の開発も続けてきました。「その好例は、シンガポールの精製・石油化学コンビナートの新たなスチームクラッカーです。この世界規模のユニットは、原油を含めて前例のない範囲の原料を処理することができます。」
プライヤーは、「原油を直接、化学製品に変換することは、アジアの業界標準のナフサ原料に比べてコスト優位性があります」と述べています。ナフサ生産に必要な精製工程を省くことによって、省エネと排出削減も実現します。
「原油の分解は当社にとっても世界にとっても初めての作業ですが、有利な化学原料を探し求める私たちの業界の継続的な取り組みの新たなステップです。この絶えず変化する環境で競争優位性を維持しようとする化学企業のために、当社は原材料から完成品までのバリューチェーン全体で継続して技術革新を行う必要があります。」
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将来の計画、予測、出来事または条件に関する記述は、将来見通しに関する記述です。プロジェクトの計画・費用・時期・生産能力・経済的影響を含む実際の結果は、さまざまな要因によって大きく異なるものとなる可能性があります。そうした要因には、石油またはガス価格の変動もしくは石油、ガスおよび石油化学業界に影響を及ぼすその他の市場環境または経済状況(景気後退の範囲や期間を含む)、税金および環境要件を含む法律または政府規制の変更、商業交渉の結果、技術環境または事業環境の変化、ならびに当社ウェブサイトの「投資家(Investors)」セクションおよびエクソンモービルの2012年度のフォーム10-Kの第1A項で「将来の業績に影響する要因(Factors Affecting Future Results)」の見出しの下に記載されているその他の要因が含まれます。当社は、将来の日付でこのような記述を更新する義務を負いません。本リリース中に使用されている「プロジェクト」という用語は、政府支出報告に関係するSEC規則13q-1に基づくものと同一の意味を持っているとは限りません。
発言の全文は、http://www.exxonmobil.com.sa/KSA-English/PA/Files/GPCAKeynote.pdf をご覧ください。
ExxonMobil Chemicalについて
ExxonMobil Chemicalは、世界有数の大手石油化学メーカーとして世界各地で製造・技術開発・販売を行っています。当社では、高い顧客価値と株主価値を実現すべく、幅広い製品やソリューションを効率的に責任ある形で提供しています。ExxonMobil Chemicalは持続可能な発展の原則を支持し、経済の成長、社会の発展、環境への配慮のバランスに配慮しています。
さらに詳しくは、www.exxonmobilchemical.comをご覧ください。
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連絡先
ExxonMobil Chemical
Margaret Ross, 281-870-6607
記事提供:ビジネスワイヤ
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