2014年05月19日
ニューヨーク
（ビジネスワイヤ） -- 為替（FX）取引および関連サービスのオンライン提供をリードするFXCMインク（NYSE:FXCM）は本日、2014年3月31日締め四半期の米国GAAPに基づく収益が1億1500万ドルとなったと発表しました。これは、2013年3月31日締め四半期の1億2290万ドルから6%の減少となります。2014年第1四半期の米国GAAP純利益は210万ドル（完全希薄化後1株当たり0.05ドル）で、2013年第1四半期の690万ドル（完全希薄化後1株当たり0.23ドル）から70%（1株当たりでは79%）減少しました。
2014年第1四半期の調整プロフォーマEBITDAは2460万ドルで、2013年第1四半期の4380万ドルから44%減少しました。2014年第1四半期の調整プロフォーマ純利益は520万ドル（完全交換完全希薄化後1株当たり0.07ドル）で、2013年第1四半期の1750万ドル（完全交換完全希薄化後1株当たり0.23ドル）から70%（1株当たりでは70%）減少しました。
FXCMのドリュー・ニヴ最高経営責任者（CEO）は次のように述べています。「現在、通貨市場の変動性は、過去20年間で2度しかないほど低い状態です。しかし、当社はこの数年で事業を大きく成長させたことから、競合他社に比べ、今後も困難な取引状況を切り抜ける規模を有しており、この規模を活用して、状況が改善された時に備えて市場シェアを拡大できると考えています。」
調整プロフォーマ業績では、FXCMホールディングスのすべてのユニットがFXCMインクのクラスA普通株式に転換・交換されて非支配持分が除外され、それに伴って当組織の法人税引当金の調整を行うことが前提となっています。また、調整プロフォーマ業績では、一定の臨時費用と、2010年12月のFXCMの新規株式公開時に付与した株式報酬費用を除外しています。
また、FXCMインクは本日、2014年4月のリテールおよび法人為替事業に関する特定の主要営業指標を発表しました。月次指標は以下のとおりです。
2014年4月営業指標
リテール取引指標
1. 2014年4月のリテール顧客の取引高(1)は2500億ドルで、2014年3月比で14%の減少、2013年4月比で32%の減少となりました。 2. 2014年4月のリテール顧客の1日平均取引高(1)は114億ドルで、2014年3月比で17%の減少、2013年4月比で32%の減少となりました。 3. 2014年4月の1日平均リテール顧客取引件数は35万1138件で、2014年3月比で18%の減少、2013年4月比で30%の減少となりました。 4. 2014年4月30日現在の取引可能口座数(2)は19万2605口座で、2014年3月比で3342口座（2%）の増加、2013年4月比で3569口座（2%）の減少となりました。法人取引指標
2014年4月の法人顧客の取引高(1)は1850億ドルで、2014年3月比で8%の減少、2013年4月比で1%の増加となりました。 2014年4月の法人顧客の1日平均取引高(1)は84億ドルで、2014年3月比で12%の減少、2013年4月比で1%の増加となりました。 2014年4月の1日平均法人顧客取引件数は4万2876件で、2014年3月比で14%の増加、2013年4月比で88%の増加となりました。上記の各指標の過去の結果を含む詳細情報は、当社ウェブサイト（http://www.fxcm.co.jp/）の投資家情報ページでご覧いただけます。
この営業データは速報値であり、変更される可能性があり、FXCMインクの財務業績を示唆するものと解釈すべきではありません。FXCMは、過去に報告した営業データを更新あるいは見直して公表する義務を負いません。過去に報告した営業データの更新は、当社ウェブサイト（http://www.fxcm.co.jp/）の投資家情報ページでご覧いただける営業データ履歴に反映されます。
(1) 期間中にFXCM顧客が取引した額を米ドルに換算しています。
(2) 取引可能口座とは、FXCMの取引方針に従って取引を行う資金のある口座のことです。
要約連結米国GAAPおよび調整後プロフォーマ業績
未監査 米国GAAP（単位：千、1株当たりの金額を除く） 3月31日締め四半期 2014 2013 変化率（%） 総純収益 $ 115,008 $ 122,864 -6 % 報酬および手当 29,890 23,533 27 % 提供サービスに対するルーシッド構成員への純利益配分 2,973 - 100 % 報酬および手当合計 32,863 23,533 40 % 紹介ブローカー手数料 19,122 21,350 -10 % その他の費用 42,990 36,115 19 % 持分法投資による損失（純額） 310 148 109 % 減価償却 12,630 11,974 5 % 借入金利息 2,997 817 267 % 法人税引き前利益 4,096 28,927 -86 % 法人税引当金 1,251 7,959 -84 % 純利益 2,845 20,968 -86 % FXCMホールディングス・エルエルシーの非支配持分に帰属する純利益 2,427 10,230 -76 % その他の非支配持分に帰属する純利益（損失） (1,659 ) 3,878 -143 % FXCMインクに帰属する純利益 $ 2,077 $ 6,860 -70 % 加重平均クラスA流通株式数 – 基本 39,077 28,472 37 % 加重平均クラスA流通株式数 – 希薄化後 43,152 29,678 45 % クラスA株式1株当たり純利益 基本 $ 0.05 $ 0.24 -78 % クラスA株式1株当たり純利益 希薄化後 $ 0.05 $ 0.23 -79 %未監査 調整プロフォーマ（単位：千、1株当たりの金額を除く） 3月31日締め四半期 2014 2013 変化率（%） 総収益 $ 111,336 $ 122,864 -9 % 報酬および手当 27,716 21,471 29 % 提供サービスに対するルーシッド構成員への純利益配分 - - - 報酬および手当合計 27,716 21,471 29 % 紹介ブローカー手数料 19,122 21,350 -10 % 持分法投資による損失（純額） 310 148 109 % その他の費用 39,584 36,115 10 % EBITDA 24,604 43,780 -44 % 減価償却 12,630 11,974 5 % 借入金利息 2,997 817 267 % 法人税引き前利益 8,977 30,989 -71 % 法人税引当金 2,179 9,596 -77 % 純利益 6,798 21,393 -68 % FXCMホールディングス・エルエルシーの非支配持分に帰属する純利益 - - - その他の非支配持分に帰属する純利益 1,604 3,878 -59 % FXCMインクに帰属する純利益 $ 5,194 $ 17,515 -70 % プロフォーマ完全交換完全希薄化後加重平均流通株式数 79,766 75,785 5 % 1株当たり利益 $ 0.07 $ 0.23 -70 %
営業指標抜粋
（未監査） 3月31日締め四半期 2014 2013 変化率（%） リテール総取引高（単位：十億ドル） $ 936 $ 1,041 -10 % 法人総取引高（単位：十億ドル） $ 546 $ 373 46 % 稼働口座総数 181,156 173,265 5 % 期間中の取引日数 63 63 0 % 1日平均取引件数 413,912 437,813 -5 % 稼働口座当たり1日平均取引件数 2.3 2.5 -8 % 取引百万件当たりリテール取引収益 $ 88 $ 88 0 % 顧客預かり総資産（単位：百万ドル） $ 1,245.3 $ 1,190.4 5 %非GAAP財務指標
調整プロフォーマEBITDA、調整プロフォーマ純利益、希薄化後1株当たり調整プロフォーマ純利益は、非GAAP財務指標です。これらの指標は、純利益、FXCMインクに帰属する純利益、クラスA株式1株当たり純利益の代替、または営業活動によるキャッシュフローの代替（いずれもGAAPに従って決定されるもの）ではなく、かつそのようなものと見なされるべきではありません。また、これらの指標の当社による計算は、他社が報告する同種の名称の指標と比較可能でないかもしれません。これらの非GAAP財務指標に関する詳細情報およびそのような指標の最も直接的に比較可能なGAAP指標への差異調整については、本リリースのA-3以下の「調整プロフォーマ業績」をご覧ください。
四半期配当の発表
当社は本日、取締役会が発行済みクラスA普通株式に対して1株当たり0.06ドルの四半期配当を宣言したことも発表しました。配当金は、2014年6月6日の営業終了時に登録されているクラスA株主に対して2014年7月1日付けで支払われます。
電話会議
以前発表したとおり、当社は午前8時15分（米国東部夏時間）に当社業績に関する電話会議を開催します。この電話会議には、国内からは877.445.4603、外国からは443.295.9270にお電話いただくことで参加できます。電話会議のID番号は、37161819です。
生中継の音声ウェブキャスト、FXCMの業績発表、本電話会議のプレゼンテーション・スライドが、http://ir.fxcm.com/でご利用いただけるようになります。
将来見通しに関する記述についての開示事項
過去の事実に関する情報に加えて、本業績発表には1933年証券法第27A条および1934年証券取引所法第21E条の意味における将来見通しに関する記述が含まれ、これにはFXCMインクの特に将来の営業成果および財務成果に関する最新の見解が反映されています。このような将来見通しに関する記述は、「見通し」、「考える」、「予想する」、「可能性」、「引き続き」、「かもしれない」、「するだろう」、「するはずである」、「目指す」、「およそ」、「予見する」、「意図する」、「計画する」、「推定する」、「予期する」といった言葉もしくはこれらの言葉の否定形またはその他の同様の言葉が使用されていることによって識別することができます。そのような将来見通しに関する記述は、さまざまなリスクと不確実性を伴います。それ故、実際の結果や業績をそのような記述の中で示されたものとは著しく異なるものにさせ得る重要な要因が存在するか、あるいは発生します。FXCMインクの考えでは、これらの要因にはFX業界の変化する法的および規制的要件、FX業界の営業の歴史の短さ、自社技術の保護に関連するリスク、FXのマーケット・メーカーへの依存に関連するリスク、市場環境ならびにFXCMインクのフォーム10-Kによる年次報告書およびその他のSEC提出物（SECのウェブサイト（sec.gov）で閲覧可能）の中の「リスク要因」に記述されているその他のリスクがありますが、それらに限定されません。
これらの要因は網羅的なものと見なされるべきではなく、本資料および当社のSEC提出物に含まれるその他の注意事項と併せて読まれる必要があります。FXCMインクは、法律によって要求される場合を除き、新たな情報、将来の展開、またはその他の理由により将来見通しに関する記述を公に更新することや見直すことの義務を負いません。
http://www.fxcm.co.jp/をご覧ください。また、ツイッター（@FXCM）、フェイスブック（FXCM）、グーグル+（FXCM）、またはユーチューブ（FXCM）で当社をフォローしてください。
FXCMインクについて
FXCMインク（NYSE: FXCM）は、為替（FX）取引および関連サービスをオンライン提供する世界的企業として、世界のリテール顧客と法人顧客にサービスを提供しています。
FXCMの顧客サービスは、「ディーリング・デスクなし」のFX取引が基本です。為替流動性プロバイダーの大規模なネットワークにより、FXCMは主要な通貨ペアで有利なスプレッドを提供することができます。モバイル取引では、ワンクリックでの注文機能やリアルタイム・チャートを確認しながらの取引機能を提供しています。FXCMの英国子会社のフォレックス・キャピタル・マーケッツ・リミテッドはリクォートのない差金決済取引（CFD）商品を提供し、原油、金、銀、株式指数をFXと共に1つのプラットフォームで取引できるサービスを提供しています。さらに、FXCMはFX取引に関する教育コースも提供し、DailyFX.comでニュースとマーケット・リサーチを無料で提供しています。
為替とCFDの差金取引には高いレベルのリスクが伴い、すべての人に適しているとは限りません。免責規定の全文をお読みください。
付属書I
表 ページ番号 米国GAAP業績 未監査米国GAAP要約連結損益計算書（2014年、2013年3月31日締め四半期） A-1 未監査米国GAAP要約連結貸借対照表（2014年3月31日および2013年12月31日現在） A-2 調整プロフォーマ業績 A-3 未監査調整プロフォーマおよび米国GAAP要約連結損益計算書（2014年、2013年3月31日締め四半期） A-4 非GAAP指標と対応する米国GAAP業績との差異調整 A-5 EBITDAと米国GAAP純利益との差異調整 A-6 FXCMインク 要約連結損益計算書 （単位：千、1株当たりの金額を除く） （未監査） 3月31日締め四半期 2014 2013 収益 リテール取引収益 $ 82,660 $ 91,254 法人取引収益 26,150 27,556 取引収益 108,810 118,810 受取利息 563 679 ブローカー支払利息 (96 ) (55 ) 純受取利息 467 624 その他の利益 5,731 3,430 総純収益 115,008 122,864 営業費用 報酬および手当 29,890 23,533 提供サービスに対するルーシッド構成員への純利益配分 2,973 - 報酬および手当合計 32,863 23,533 紹介ブローカー手数料 19,122 21,350 広告・マーケティング 6,497 7,351 通信および技術 12,219 8,355 取引費用、プライムブローカーおよび精算手数料 8,206 7,938 一般管理費 16,068 12,471 減価償却 12,630 11,974 営業費用合計 107,605 92,972 営業利益合計 7,403 29,892 その他の費用 持分法投資による損失（純額） 310 148 借入金利息 2,997 817 法人税引き前利益 4,096 28,927 法人税引当金 1,251 7,959 純利益 2,845 20,968 FXCMホールディングス・エルエルシーの非支配持分に帰属する純利益 2,427 10,230 その他の非支配持分に帰属する純（損失）利益 (1,659 ) 3,878 FXCMインクに帰属する純利益 $ 2,077 $ 6,860 加重平均クラスA流通株式数 – 基本 39,077 28,472 加重平均クラスA流通株式数 – 希薄化後 43,152 29,678 クラスA株式1株当たり純利益 基本 $ 0.05 $ 0.24 希薄化後 $ 0.05 $ 0.23A-1
FXCMインク 要約連結貸借対照表 2014年3月31日および2013年12月31日現在 （単位：千、1株当たりのデータを除く） （未監査） 3月31日 12月31日 ____________________ 2014 2013 資産の部 流動資産 現金および現金同等物 $ 357,905 $ 365,245 現金および現金同等物、顧客預かり 1,245,341 1,190,880 ブローカー未収金 44,301 5,450 受取勘定（純額） 14,039 9,953 繰延税金資産 9,834 11,910 受取手形 - 5,992 税務資産 7,205 3,861 流動資産合計 1,678,625 1,593,291 繰延税金資産 170,445 166,576 事務所、通信、コンピュータ機器（純額） 50,794 49,165 のれん 328,461 307,936 その他の無形資産（純額） 71,935 76,713 受取手形 8,108 5,950 その他の資産 31,930 24,316 資産合計 $ 2,340,298 $ 2,223,947 負債および資本の部 流動負債 顧客口座負債 $ 1,245,341 $ 1,190,880 支払勘定および未払費用 70,888 69,697 与信契約 50,000 - 支払手形 9,800 9,800 ブローカー未払金 633 8,652 売却有価証券（未購入） 3,586 - 税務資産契約に基づく関係者への未払金 14,880 18,588 流動負債合計 1,395,128 1,297,617 繰延税金債務 3,930 3,687 税務資産契約に基づく関係者への未払金 136,655 131,670 シニア転換社債 147,598 146,303 その他の負債 5,721 9,289 負債合計 1,689,032 1,588,566 契約債務および偶発債務 株主資本 クラスA普通株式（1株額面0.01ドル）： 458 447 授権3,000,000,000株、発行済み（自己株式を除く）45,835,442株（2014年3月31日現在）、44,664,884株（2013年12月31現在） クラスB普通株式（1株額面0.01ドル）： 1 1 授権1,000,000株、発行済み（自己株式を除く）41株（2014年3月31日現在、2013年12月31日現在） 追加払込資本 254,270 245,426 利益剰余金 15,679 16,352 その他の包括累積損失 (4,537 ) (5,344 ) FXCMインク株主資本合計 265,871 256,882 非支配持分 385,395 378,499 株主資本合計 651,266 635,381 負債および株主資本合計 $ 2,340,298 $ 2,223,947A-2
調整プロフォーマ業績
FXCMインクの業績の説明では、情報は調整プロフォーマ・ベースで表示されています。これは、一般的に認められた会計原則に依らない（非GAAP）指標です。調整プロフォーマ業績は、米国で一般的に認められた会計原則（米国GAAP）に基づいて作成された情報を基礎として、特定の項目を除外するための調整を行い、FXCMホールディングス・エルエルシーのすべてのユニットのFXCMインクのクラスA普通株式への転換を反映させています。当社経営陣は、開示された調整プロフォーマ指標とそれに適用された調整は、対応する米国GAAP指標と共に提示することで、投資家がFXCMの業績を複数の期間にわたって比較する上で有用であり、FXCMの営業業績の理解を助けるものであると考えています。当社は、自社の営業業績と個々の従業員の成果を評価するためにこれらの指標を用いています。このような指標は、米国GAAPに基づいて作成された財務業績指標の代替となるものではなく、それより優れたものと見なすべきではありません。調整プロフォーマ業績と米国GAAP業績との差異調整は次のとおりです。
1. FXCMホールディングス・エルエルシーのユニットがFXCMインクのクラスA株式に交換されるという想定。FXCMホールディングスのユニットが交換されると、これらのユニットに関連する非支配持分は支配持分に転換されます。当社経営陣は、FXCMホールディングスのすべてのユニットが交換されるという想定での1株当たりの数字への影響を示すことが有益であると考えています。 2. 報酬費用。調整プロフォーマ利益には、当社の新規株式公開に関連する株式報酬に関する費用、ならびに当社の事業部門の業績に対する利益共有権を有する特定の雇用契約の再交渉または解除に伴う費用を除外するための調整を行っています。このような費用の性質上、経営陣はこれらを通常の事業過程で発生する費用とは見なしておらず、これらの費用を除外した効果を提示することが有益であると考えています。 3. ルーシッドの少数持分／報酬費用。当社の報告米国GAAP業績には、提供されたサービスに基づいてルーシッドの非支配構成員に配分されるルーシッドの利益の49.9%の部分が反映されています。これは、報酬費用の一部として「提供サービスに対するルーシッド構成員への純利益配分」の項目に示されています。調整プロフォーマ利益では、この非支配構成員に帰属するルーシッドの利益の配分を「その他の非支配持分に帰属する純利益」に分類替えする調整を行っています。当社経営陣は、この分類替えによって、当社の営業費用および当社とルーシッドの非支配構成員との経済的取り決めについてより有意義に理解できると考えています。この調整は、FXCMインクが報告する純利益に影響を与えるものではありません。 4.記事提供：ビジネスワイヤ
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