2014年12月09日
米カリフォルニア州サニーベール
(ビジネスワイヤ) -- マルチメディア接続ソリューションおよびサービスの大手プロバイダー、Silicon Image(NASDAQ:SIMG)は、クアルコム・テクノロジーズがSilicon Imageの新子会社キューテリクスに700万ドル、持ち株比率にして7%の戦略投資を行ったと発表しました。
キューテリクスは、インターネットに対応したテレビ、携帯電話、タブレット、ルーター、ホームオートメーション機器、白物家電などの消費者製品を対象とする多種多様なソリューションとサービスの実現に取り組んでいきます。キューテリクスは、アップデートロジック時代のサービス事業をSilicon Imageのソフトウエアをはじめとする知的財産(IP)などの関連資産と結合させた構成になっています。アップデートロジックの現ゼネラルマネジャー、クルト・ティーレンがキューテリクスの社長を務めます。
クアルコムインターネットサービス部門のシニアバイスプレジデント(SVP)兼ゼネラルマネジャーのマイケル・ウォレス氏は、次のように述べています。「クアルコムは自社の『すべてをつなぐインターネット』イニシアティブを支援するイネーブリング技術に取り組んでいます。キューテリクスへの戦略投資には、オールシーン・アライアンスのオープンソースのソフトウエアフレームワークAllJoynを利用したソリューションの開発も含まれ、IoEのさらなる発展を促します。これにより、確実な相互運用性を備えたIoEを目指します。」
クアルコムとSilicon Imageは今回の投資だけでなく、AllJoynオープンソース・ソフトウエアフレームワークの普及促進や新しいIoEサービスの開発でも協力の機会を模索していきます。
Silicon Imageの最高経営責任者(CEO)のカミロ・マルティーノは、次のように述べています。「キューテリクスは、『すべてをつなぐインターネット』機器に関し、IoE分野の他の企業が概して見過ごしているユニークな提案をしています。IoEが成長するなか、コネクテッドデバイスに対して安全な方法でデバイス管理サービスを提供する業務は、難易度が劇的に高まっています。キューテリクスはクラウドに置いてある拡張性の高い、世界規模の演算リソースを活用することにより、極めて洗練された手法でこの難題を解決します。」
インターネット対応デバイスが大幅に拡大すれば、新しいアプリケーションとサービスが生まれますが、それはデバイスが適切に管理されている場合に限ります。アップデートロジック(現キューテリクス)は、デバイス管理サービスとリモートアクセスサービスの大手プロバイダーです。既に、テレビ、セットトップボックス、タブレットなどのコンシューマー向け電化製品数千万台に配備されており、こうした製品が今日のIoEの大部分を占めています。
キューテリクスについて
キューテリクスは、インターネット対応機器のデバイス管理ソリューションをリードする企業です。Qterics NetReady™サービスプラットフォームの安全で堅牢なグローバルデバイス管理システムを介して、デバイスメーカーとサービスプロバイダーは素晴らしい顧客体験を提供することができます。OEMとサードパーティーのサービスプロバイダーは、インターネットに対応したテレビなどのデバイス、携帯電話、タブレット、インターネットルーター、ホームオートメーション、ゲームシステム、ならびに拡大するエコシステムを構成する「スマート」なデバイスとアプライアンスに対する仮想ハンズオンサポート体験を提供し、お客さまを満足させることができます。キューテリクスのサービスは、多数の大手CEメーカーに利用されており、世界規模で数千万台のデバイスを出荷しています。詳細については、http://www.qterics.com/をご覧ください。
Silicon Image, Inc.について
Silicon Image(NASDAQ:SIMG)は、携帯機器、コンシューマー向け電化製品、およびPC市場でマルチメディア接続ソリューションおよびサービスを提供する大手プロバイダーです。Silicon Imageの半導体製品と知的財産製品は、家庭、オフィス、外出先で使用する多種多様な機器類を接続する無線・有線技術を特色としています。Silicon Imageは業界標準のHDMI、DVI、MHL、WirelessHDの策定を主導し、全額出資の子会社であるSimplay Labsを通じて、メーカーに対し、総合的な標準相互運用性とコンプライアンスのテストサービスを提供します。詳しくは、http://www.siliconimage.com/をご覧ください。
将来予想に関する記述
本ニュースリリースには、連邦証券法や各種法令内での将来予想に関する記述が含まれています。これには、IoEと関連技術から成るエコシステム、イネーブリング・アプリケーション、サービスの成長とデバイス管理、リモートアクセスサービスの需要増に関する記述、キューテリクスの技術、製品、サービスの入手可能性、性能、機能、特徴、利点、および応用に関する記述が含まれますが、これらに限定されているわけではありません。これらの将来予想に関する記述には、リスクおよび不確定要素が伴われます。これには、前述の市場が予想通りの業績を上げないリスク、キューテリクスの技術、製品、サービスが期待された通りに機能しない、または本ニュースリリースに記載されている機能、特徴、利益を提供しないリスク、ならびにSilicon ImageがSEC(証券取引委員会)に提出している書類に随時記載されているリスクや不確定要素が含まれ、このことから実際の結果がこれらの将来予測に関する記述により予想されるものと大きく異なるものとなる可能性があります。Silicon Imageは将来予想に関する記述の更新に関して一切義務を負わないものとします。
Silicon ImageならびにSilicon Imageのロゴは、米国およびまたはその他の国におけるSilicon Image, Inc.の商品、登録商標、またはサービスマークです。その他の商標および登録商標は、米国および/またはその他の国におけるそれぞれの所有者が所有しています。
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