Finatext、SaaS型クレジット基幹システム「Crest」の主要機能を単体で導入できる「機能モジュール」の提供を開始
株式会社Finatextホールディングス
～AI活用と API連携で、貸金業務のスマートなデジタル化を実現～
次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社Finatext（本社：東京都千代田区、代表取締役CEO：木下 あかね、以下「Finatext」）は、SaaS型クレジット基幹システム「Crest（クレスト）」が従来包括的なパッケージとして提供していた主要機能をそれぞれ単体で導入できる「機能モジュール」の提供を本日2025年8月1日（金）から開始します。既存システムを活かしながら部分的に「Crest」を導入できるため、貸金や銀行、リース、決済などの金融業者および割賦販売（自社割賦）を提供している事業者は、導入コストを抑えつつ、より短期間で効率的に業務のデジタル化に取り組むことができます。
■提供背景
昨今、金融業界では既存のビジネスモデルを改善・強化する取り組みが進んでおり、システム基盤の柔軟性がますます重要になっています。同時に、運用コストの削減や、規制強化・消費者保護の流れを受けた高度なガバナンスの実現といった対応も求められています。
Finatextが提供するSaaS型クレジット基幹システム「Crest」は、最新のAI技術も活用しながら、与信・契約管理からユーザー向けアプリケーション構築までをデジタル化できるクラウドサービスです。ペーパーレスと自動化・省力化を指向した業務フローや自由度の高い権限管理を特徴とし、包括的なパッケージ型システムでありながら、金融機関の複雑な業務オペレーションに柔軟に対応できます。
この度、「特定の業務プロセスのみをデジタル化したい」「初期コストを抑えながら、段階的に導入を進めたい」「既存システムを活用しつつ、新しい機能を追加したい」といった金融機関からのニーズに応えるため、「機能モジュール」を提供することとしました。
＜「機能モジュール」提供のイメージ＞
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■「機能モジュール」の特徴
1. ニーズに応じた最適な選択
必要な機能のみを柔軟に選択して導入できるため、システム全体の改修を行わずに、特定の業務プロセスを短期間で最適化できます。また、AI技術による自動化機能を必要に応じて導入することで、業務効率やユーザーエクスペリエンスの劇的な向上が可能です。
2. 業務への影響を最小限に抑えた段階的な進化
必要最小限の機能からスタートし、業務の拡大や変化に合わせて追加機能を柔軟に導入できるため、既存の業務プロセスへの影響を抑えつつ段階的な進化が可能です。
3. システム連携の容易さと運用効率の向上
APIと専用画面をセットで提供するため、既存システムとの連携が容易です。これにより業務負担を最小限に抑えつつ、従業員がより付加価値の高い業務に集中できる環境を実現します。また、AI技術の活用により、定型業務の自動化と精度向上を実現します。
■提供する「機能モジュール」
勘定系モジュール
- 複雑な金利計算や柔軟な金利設定- 自動化された貸付・返済- 法定帳簿・取引履歴を即時開示可能なデータモデル- 繰上返済・条件変更に対応したスケジュール設定- 利息制限法・総量規制（年収の3分の1）等の規制・法令要件を網羅的に具備- キャンペーン金利・無利息期間設定等の自由設計機能- UXに優れた顧客管理画面
収入証明モジュール
- 提出から確認作業までをフルデジタル化した、エンドツーエンドでの収入証明書管理- 生成AI技術を活用した高精度な文書認識と情報抽出- セキュアなURL発行システムによる安全な提出環境- API連携による既存システムとの円滑な統合- 今後マイナポータルとの連携機能も実装予定
信用情報モジュール
- 信用情報機関との複雑な接続をワンストップで実現- 自動照会・判定機能による業務効率化- API経由で連携を受けた報告データの自動フォーマット変換・送信機能- 信用情報を活用した与信スコアリング
申し込みモジュール
- 「Crest APP」による優れたユーザー体験の提供- 充実したマイページ機能（契約詳細確認、残高確認、借入・返済、取引履歴等）- 従来保証会社に蓄積されていた申し込み情報を自社データとして蓄積
＜「機能モジュール」の利用イメージ＞
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＜参考：「Crest」の機能概要＞
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【Finatextグループと株式会社Finatextについて】
Finatextグループは、「金融を“サービス”として再発明する」をミッションに掲げ、次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するフィンテック企業グループです。金融サービスのあるべき姿をユーザー視点から見直し、パートナー事業者と共に新しい金融サービスを開発する「株式会社Finatext」、オルタナティブデータ解析サービスの「株式会社ナウキャスト」、証券ビジネスプラットフォームを提供する「株式会社スマートプラス」、次世代型デジタル保険の「スマートプラス少額短期保険株式会社」といった事業会社を擁し、「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」の実現を目指しています。
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会社名 ： 株式会社Finatextホールディングス
代表者 ： 代表取締役社長CEO 林 良太
証券コード： 東証グロース市場 4419
設立 ： 2013年12月
所在地 ： 東京都千代田区九段北一丁目8番10号
住友不動産九段ビル9階
公式サイト：
https://finatext.com/
■株式会社Finatext
株式会社Finatextは、次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループにおいて、フィンテックシフト事業および保険領域における金融インフラストラクチャ事業を担っています。「最速で、金融の新領域へ」をスローガンに掲げるフィンテックシフト事業では、金融機関の進化を実現するプロフェッショナル集団として、現状把握から目指す未来の実現まで一気通貫で導きます。金融サービサーとしての豊富な実務経験とユーザー理解、柔軟な対応力と圧倒的なスピードを強みとし、これまでに、複数の金融事業者のサービスを1つのプラットフォームで提供する三菱UFJ銀行様の『Money Canvas』、少額変額年金保険をスマートフォンで購入できる三井住友海上プライマリー生命様の『AHARA』など、革新的なサービスを開発しています。また、保険領域における金融インフラストラクチャ事業では、SaaS型デジタル保険システム「Inspire（インスパイア）」を軸に、保険をデジタルサービスに組み込んで提供する「組込型保険」の開発を通して、デジタルトランスフォーメーションに取り組む保険事業者を支援しています。Finatextは、これまで世の中になかった新しい金融サービスの創出により、金融がもっと暮らしに寄り添う世界を実現します。
会社名 ： 株式会社Finatext
代表者 ： 代表取締役CEO 木下 あかね
設立 ： 2018年12月
所在地 ： 東京都千代田区九段北一丁目8番10号 住友不動産九段ビル9階
公式サイト：
https://finatext.com/fnプレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
