8月5日は、"ハコの日"!紙パッケージ市場の今と「ダンボールワン」の成長戦略
ラクスル株式会社

~M&Aで拡大するNo.1梱包資材専門通販プラットフォーム~
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8月5日の「ハコの日」(*2)を前に、今後の成長が期待される紙パッケージ市場の現状と、当社がこれまでに取り組んできたM&AやEC化による事業成長の軌跡をご紹介いたします。小ロット対応、短納期、高い環境対応力といった特長により、多くのお客様からご支持をいただいてきた当社は、今後もニーズに応えるプラットフォームとして、さらなる価値の創出に努めてまいります。 (URL:
https://www.notosiki.co.jp/)
■ 紙パッケージ市場は、6割弱を占める段ボールの堅調な需要が市場を下支え、緩やかな成長軌道
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紙パッケージ市場は、新型コロナウイルスの影響からの回復期を終え、2024年以降、新たな成長フェーズに移行しています。今後は、少子高齢化による人口減少や、省包装化の進展が成長の制約要因となる可能性があるものの、市場全体の約6割を占める段ボールの安定した需要が、市場を下支えすると見込まれています。
さらに、環境への配慮による「紙化」の流れが追い風となり、市場は緩やかな成長を続けると予測されています。2024年度の紙パッケージ市場規模(6分野合計)は、前年度比0.6%増の1兆9,079億4,000万円と見込まれており、2030年度には2022年度比で約10%の成長が期待されています。中長期的にも、堅調な拡大が続く見通しです。
出典:株式会社矢野経済研究所「2024年版 紙パッケージ市場の展望と戦略」
※注1:2023年度は見込値、2024年度は予測値
※注2:段ボール、紙器、紙カートン、紙袋、パルプモールドの6種の紙パッケージを対象とした
※注3:紙器、紙袋、パルプモールドは事業者売上高ベース、段ボールはメーカー生産金額ベース、紙カップ、紙カートンはメーカー出荷金額ベース
■ Eコマース市場の伸びとともにダンボール資材のニーズもさらに伸長
物販系分野におけるBtoC-EC市場は年々拡大を続けており、2023年度には14兆6,760億円に達しました。EC化率も同年度で9.38%となっており、国内の商取引における電子化が着実に進んでいることがうかがえます。
こうした流れを背景に、個別配送向けの段ボールや梱包資材の需要も増加しています。
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出典:令和6年9月 経済産業省 商務情報政策局 情報経済課
令和5年度 電子商取引に関する市場調査 報告書
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当社が運営する梱包資材専門の通販プラットフォーム「ダンボールワン」も、市場の成長とともに、売上を順調に伸ばしています。2019年7月期には売上高23億円という規模でしたが、2024年7月期には84億円に到達しています。
この成長は、商取引の電子化に伴って高まる梱包資材ニーズに、的確に応えてきた成果であると考えております。
昨今の業界動向として、段ボール原紙の価格は、物流費や人件費の上昇を背景に各社が2025年10月からの値上げを発表しています。一方、当社ダンボールワンでは以下背景などにより、引き続き安定した成長を維持しております。
- 「
袋」需要の拡大(簡易包装・少資材化の傾向)という社会的トレンドを背景に「段ボール」以外の商品ラインナップも継続的に強化- スモールビジネスを中心とした顧客層では、環境配慮への関心がまだ限定的である- 当社の商品競争力強化およびコスト削減の効果が大きく、原紙価格の上昇による影響は軽微
■ラクスルM&Aとダンボールワンの成長
ダンボールワンは、段ボールや梱包資材を専門に取り扱うECサイトを運営する事業です。1978年に石川県金沢市で創業し、2005年には業界に先駆けてEC化に踏み切りました。その結果、現在では
国内シェアNo.1(*1)を誇るまでに成長しています。従来の非効率な商習慣に正面から向き合い、業界構造の見直しを進めることで、持続的な革新を実現してきました。
2017年のマネジメント・バイアウト(MBO)を契機にEC事業をさらに強化し、翌2018年には、より利便性の高い梱包資材の受発注プラットフォームへと事業を転換。2020年にはラクスル株式会社の資本参加を受け、2022年には完全子会社化されました。このような経緯を経て、ダンボールワンは段階的にラクスルグループの一員としての地位を確立しています。
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事業規模も着実に拡大しており、2024年にはラクスルの連結売上511億円超に貢献。2024年7月期には売上高84億円を達成しました。また、取り扱い商品点数も、創業当初の約850点から現在では11万点以上にまで拡大し、あらゆる業種・業態のニーズに応える体制を整えています。
今後も、梱包資材の調達におけるデジタル化の推進や業務プロセスの効率化、商品ラインナップのさらなる拡充を通じて、ダンボールワンはラクスルグループの一員として、顧客への価値提供を絶えず進化させております。
■サービスの変革と成長に対する、最新の取り組み
- ラクスル顧客基盤との統合グループイン後、継続的に進めてきたラクスルとの決済機能およびID統合が2025年7月期第3四半期時点で完了し、同一アカウントで両サービスのECサイトを利用できるようになりました。さらに、今後の取り組みとしてラクスルグループ全体で利用可能なポイント制度導入も進行中です。ラクスルとダンボールワンの顧客層には高い重複が見られることから、今後のサービス連携やクロスユースの拡大に向けて、さらなる展開の余地が大きいと考えております。- 2025年8月にグループインをした、ラクスルクラフツ株式会社・ラクスルコワークス株式会社とのシナジー2025年8月より、オリジナル手提げ紙袋の企画・製造を手がけるラクスルクラフツ株式会社(旧社名:丸玉工業株式会社)と障がい者就労支援を行う関連会社のラクスルコワークス株式会社(旧社名:丸玉ウェル株式会社)がラクスルグループに加わりました。これにより、グループ内での紙袋の仕入れ体制が強化され、ダンボールワンへも柔軟な供給や納期短縮が見込まれています。当社の梱包材事業との相乗効果も期待され、さらなる成長の足掛かりと考えております。
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■ ダンボールワンのあゆみ
ダンボールワンは1978年創業の梱包資材メーカーで、2005年から段ボールのEC販売を開始しました。小ロット・即日出荷を強みとし、2022年にラクスルの完全子会社となりました。その後、2025年度第3四半期に当社調達プラットフォーム「ラクスル」とのID統合が完了し、同一アカウントでユーザーがダンボールワンの梱包材を購入できるようになりました。現在、約11万点の商品を扱い、2025年には
会員数80万人を突破。独自の製造ネットワークと、ネット完結型の注文システムで段ボール・梱包材通販サイトとして
7年連続No.1(*1)の地位を築いています。
■ダンボールワンの沿革
- 1978年:能登紙器(現・ダンボールワン)設立(5月)- 2005年:ECサイトを開設しオンライン販売を開始(10月)- 2017年:ダンボールワン創業者・前代表取締役がMBOを実施- 2018年:ダンボールや梱包材の「受発注プラットフォーム」へピボット- 2020年:ラクスルが資本参加、関連会社化(12月)- 2022年:ラクスル完全子会社化、代表取締役交代(8月)- 2024年:連結決算で売上高が511億2100万円、純利益が21億円を記録し、大幅な増収増益を達成- 2025年:ラクスル会員IDとダンボールワン会員IDの統合が完了
■ RAKSULグループのM&A方向性と成長戦略
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当社は、プラットフォームが持つ構造的な自律成長モデルに、ロールアップ型のM&Aモデルを組み合わせることで、成長を加速させるビジネスモデルを構築しています。この戦略のもと、需要サイドでは商品・機能の拡充により「顧客基盤の拡大」と「単価上昇」を、サプライサイドでは機能の内製化により「生産能力の強化」と「原価低減」を実現します。この両輪を回すことで、お客様への提供価値をQCDの面で高め、持続的な成長を可能にしています。
2024年7月期からは、連続的なM&Aを本格化させ、専任チームを新たに組成して体制を強化しました。初年度(投資総額51億円)から高い投資効果を実現しています。
現在も当社プラットフォームとの高い親和性を持つ複数の企業に対して意向表明を行い、検討・実行段階にあります。今後もバリュエーションの規律を重視し、成長に資する案件を厳選して取り組んでまいります。
■強固なビジネスプラットフォームの構築と成長加速を支えるM&A戦略
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代表取締役社長 グループCEO:永見 世央
ラクスルグループは、「End-to-Endで中小企業の経営課題を解決するテクノロジープラットフォーム」として、今後の成長を目指しています。その実現のため、「当社サービスを利用することで、中小企業のあらゆる購買業務、販促業務、バックオフィス業務が効率化される」という理想的な顧客体験の実現を目指しており、祖業の印刷物の提供にとどまらず、多様なニーズに応えるサービスを展開しています。
また、顧客価値の創造を基盤としつつ、更なる成長の実現に向けてM&Aを積極的に実施しています。具体的には、B2B Eコマース領域におけるロールアップ型のM&Aによるシェア拡大、クロスセルに資する製品ラインナップの拡充、新規顧客基盤の獲得、そしてバリューチェーンの拡張による付加価値の向上など、多面的な目的で周辺領域におけるM&Aを実行しています。
これらの施策を積み重ねることで、中長期的に「End-to-Endで中小企業の経営課題を解決するテクノロジープラットフォーム」を構築し、顧客価値の最大化を図るとともに、持続的な成長を実現するための経営基盤の強化に取り組んでいきます。
(*1)ダンボール・梱包材専門通販ECサイトNo.1(売上No.1、ユーザー数No.1、受注件数No.1、レビュー数No.1、売上高伸び率No.1、品揃え数No.1)東京商工リサーチ調べ(2024年9月時点/主要ダンボール・梱包資材専門通販サイトにおいて)
(*2)平成3年に東京紙器工業組合が紙器業界の技術の向上と一般消費者に紙箱の良さのPRと普及を図るため、制定
RAKSULグループ会社概要
当社は、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、「End-to-Endで中小企業の経営課題を解決するテクノロジープラットフォーム」を目指し、事業運営をしています。
従来の「モノ」を中心とした事業領域にとどまらず、企業経営における「ヒト・モノ・カネ」すべての管理領域でのサービス提供を通じて、日本企業の約99.7%を占める中小企業の包括的な経営課題解決を実現してまいります。
名称:ラクスル株式会社
所在地:東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー 19階
代表取締役社長 グループCEO:永見 世央
設立年月日:2009年9月1日
コーポレートサイト:
https://corp.raksul.com/
運営サービス一覧:
https://corp.raksul.com/services/
お問合せ:
https://corp.raksul.com/contact/
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes