Microsoft Fabric/Azure Databricks基盤を活用したAIデータドリブンBizOpsマネージドサービスの提供開始
株式会社ヘッドウォータース

~データ駆動型経営の推進を伴走支援~
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AIソリューション事業を手がける株式会社ヘッドウォータース(代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)とAI/DXに関する構想・戦略の策定から施策の検討・実施までを一気通貫で支援する株式会社ヘッドウォータースコンサルティング(本社:東京都新宿区、代表取締役:加藤 健司、以下「ヘッドウォータースコンサルティング」)は、データ駆動型経営を推進するエンタープライズ企業向けに、Microsoft Fabric(※1)およびAzure Databricks(※2)をデータプラットフォームとした「BizOps(※3)マネージドサービス」の提供を開始したことをお知らせします。
本サービスにより、大量のデータを意思決定に活用したい大手企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を、ヘッドウォータース独自のAIエージェント技術と実績を活かした伴走支援によって加速させ、顧客の競争力強化と新たな価値の創出に貢献してまいります。
■市場背景:データ駆動型経営の必要性と課題
近年、「データドリブン経営(データ駆動型経営)」の重要性が高まり、多くの企業が取り組みを開始していますが、真に実現できている企業は、まだ少数にとどまっています。しかし、市場環境が目まぐるしく変化する中で競争力を高めるには、データ活用による迅速かつ的確な意思決定が急務となっています。
特に年商規模1兆円クラスの製造業や金融業をはじめとする大手企業では、全社横断のDX推進や生成AIの活用が本格化しており、経営層主導でデータを軸とした改革に乗り出しています。
一方、多くの企業では、「データはあるのに経営に活かされない」という状況に直面しています。実際には、ダッシュボードは整備されても誰も見ない、BIツールは導入済みでも部門ごとに指標が異なる、日々データが蓄積されても会議の判断は勘と経験に頼っている――こうした課題が浮き彫りになっています。
データ基盤やBIツールの整備が進んだ今だからこそ、現場と経営の間で「目的と指標の不整合」「データのサイロ化」「データが使われる形になっていない」といった構造的なギャップが顕在化しています。
このギャップは製造業などで特に大きく、たとえばグローバル調査会社IDCの分析によれば、製造業の多くの企業でERPなどの経営管理システムと現場データの統合に課題を抱えており、戦略と実行の乖離が生じていると報告されています。
一方で、この溝を乗り越え、データ活用に成功している企業は全体の2割程度に過ぎません。そうした「データ先進企業」は、他社より迅速かつ高精度にデータから価値を引き出し、優れた財務実績を達成しています。これらの企業に共通するのは、強固なデータ戦略のもと、部門横断で協力し、全社員が信頼できるデータにアクセスできる「データの民主化」を実現している点です。
このように、多くの企業にとっての課題は、ツール導入だけではなく、経営戦略と現場オペレーションをデータで結びつける仕組みづくりにあります(いわゆる“BizOps”の実践)。そこで鍵となるのが、最新のデータ基盤技術の活用と、ビジネス側との橋渡しを行う伴走支援です。
近年、統合型のデータ&AIプラットフォームが各社から提供されており、データ駆動型経営を支える基盤として注目を集めています。
たとえば、Microsoft Fabricは、データの移動・蓄積から分析・BIまでを網羅する、オールインワンのクラウド分析プラットフォームであり、複数のツールを組み合わせることなく、企業の分析ニーズに対応できます。
また、Azure Databricksは、Apache Sparkを基盤に構築されたクラウドベースの大規模データ分析プラットフォームであり、データレイクとデータウェアハウスの利点を融合したレイクハウスアーキテクチャにより、ビッグデータ処理と機械学習を効率的に実現します。
これらの最新プラットフォームを活用することで、企業内外に散在する大規模データを統合し、高度な分析やAIによるインサイトの創出が可能となります。
しかし、プラットフォームを導入するだけでは、真の成果は得られません。現場の業務プロセスを見直し、継続的に改善する体制まで構築しなければ、期待した成果に届かないケースも多く見られます。
実際、「ツールを導入するだけでは精度が上がらない」「PoC止まりで終わってしまう」といった声もあり、肝心の運用定着と改善プロセスが不足しているのが現状です。
こうした背景から、テクノロジーとビジネスの双方に精通したパートナーによる、包括的な支援が求められています。
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■サービス概要:データ&AIプラットフォーム「BizOps」伴走支援サービス
こうした課題を解決するため、ヘッドウォータースは「BizOpsマネージドサービス」を立ち上げました。本サービスでは、Microsoft FabricやAzure Databricksといった最新のデータプラットフォーム導入支援、導入後のマネージドサービス(運用管理)、さらにビジネス部門とIT部門をつなぐBizOps支援をワンストップで提供します。単なるシステム導入にとどまらず、お客様のデータ活用体制が軌道に乗るまで、継続的に伴走する点が大きな特徴です。
まず、顧客企業の課題や目的に応じて、最適なデータ基盤アーキテクチャを設計し、Microsoft FabricまたはAzure Databricks上のデータ統合基盤構築を支援します。企業内に散在するデータの収集・蓄積・前処理から、データガバナンスの整備、分析ダッシュボードの構築まで、幅広くサポートします。
次に、構築したデータプラットフォームの運用・保守をマネージドサービスとして提供し、システムの安定稼働と性能の最適化、セキュリティ確保を担保します。さらに、ビジネス現場へのデータ活用定着を目的に、BizOps支援チームが経営層と現場の橋渡し役を担います。
具体的には、経営指標(KPI)と現場データを連動させた活用シナリオの設計、ユースケースを創出するためのワークショップ実施、現場スタッフ向けのトレーニングや運用フローの改善提案などを行い、「データが使われる仕組み」と「使いこなす人材の育成」まで包括的に支援します。これにより、お客様企業内で部門横断のデータ活用文化を醸成し、投資対効果(ROI)の最大化を目指します。
また、ヘッドウォータースは、自社開発のAIエージェント技術を本サービスに組み込むことも可能です。たとえば、複数のAIモデルを組み合わせた自律型のエージェントを用いて、データ分類やレポート作成などの定型分析業務を自動化し、人手による分析を支援することで、より迅速で高度な意思決定支援を実現します。
独自のAIエージェントを活用することで、プラットフォーム上に蓄積されたデータから有益な示唆をリアルタイムで経営層に提供し、予兆検知によるプロジェクトのリスクを低減することが可能となります。
ヘッドウォータースならではの、AIとデータを融合したソリューションにより、従来は人的リソースに依存していたデータ活用の「ラストワンマイル」を飛躍的に効率化します。
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■ヘッドウォータースの強みと選ばれる理由
本サービスには、ヘッドウォータースならではの、以下の強みと差別化ポイントがあります。
1.経営と現場をつなぐBizOps伴走支援
単なるシステム導入業者ではなく、経営戦略(Biz)と現場オペレーション(Ops)をデータでつなぐBizOpsの実践者として支援します。経営陣が描く戦略を迅速かつ正確に現場に反映し、現場の知見をデータで経営にフィードバックする体制を構築します。
これにより、データに基づく意思決定のサイクルを企業内に根付かせ、経営のスピードと精度を向上させます。従来、なかなか埋められなかったビジネス部門とIT部門の溝を埋め、全社を挙げたデータドリブン経営を実現する伴走者として寄り添います。
2.データ&AIプラットフォーム分野の高度な技術力と実績
ヘッドウォータースは、Microsoft社およびDatabricks社の公式パートナーとして認定されており、データプラットフォーム構築に関する高い技術力と豊富な実績を有しています。
マイクロソフトから「Data & AI(Azure)ソリューションパートナー Advanced Specialization」認定を受けるとともに、米Databricks社のSIコンサルティングパートナーにも認定されており、プラットフォーム製品に関する最新のトレーニングやサポートを直接受ける体制が整っています。
実際に、大手企業へのAzure Databricks導入による大規模データ分析基盤の構築支援や、生成AI活用のためのプラットフォーム開発など、多数のプロジェクトを成功させてきました。こうした豊富なナレッジとベストプラクティスを活かし、信頼性の高いソリューションの提供とスピーディなプロジェクト推進を実現します。
3.独自AIエージェント技術の活用による差別化
ヘッドウォータース最大の強みであるAIエージェント技術を最大限に活用し、他社には真似できない高度な自動化・知能化を提供します。
AIエージェントとは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムであり、複数のAIモデルを組み合わせることで、単一モデルでは対応が難しい複雑なタスクを自動処理します。
ヘッドウォータースは、この分野のパイオニアとして研究開発を進めており、社内業務プロセスを複数のエージェントで自律的に遂行する「エージェンティック・ワークフロー」において、正答率99%という実運用レベルの精度を達成した実績があります。
本サービスにおいても、必要に応じてAIエージェントを組み込み、たとえばデータ品質チェックやアラート検知、意思決定支援の自動化など、人間の判断を支える領域でAIが24時間稼働する仕組みを提供します。
これにより、人手では対応が難しいスピードとスケールでビジネスを下支えし、お客様の業務に柔軟性と高い効率をもたらします。
4.導入後の継続的なPDCAと高度運用支援
ヘッドウォータースは、サービス提供後も継続的な改善活動を重視します。通常、大規模なデータ&AIシステム導入直後は、精度や成果が十分でない場合もありますが、適切な改善を重ねることで飛躍的に効果が向上します。
しかし、こうした専門的なチューニングの知見を有する企業は多くありません。ヘッドウォータースでは、プロジェクトの初期段階からKPIを段階的に設定し、導入後も定期的な評価とフィードバックを行うことで精度と品質の向上を継続します。
たとえば、データ前処理の工夫や検索インデックス改善など、蓄積された高度なチューニングノウハウを適用することで、当初50%未満であった分析精度を要求水準まで高めたケースもあります。このようなPDCAサイクルを徹底し、お客様とともに走りながらシステムと運用を進化させていくことで、時間の経過とともに、より大きな投資対効果(ROI)を創出できる点も、ヘッドウォータースが選ばれる理由のひとつです。
■今後について
ヘッドウォータースは、労働力人口が減少する国内市場において、AIとデータを活用した業務改革が企業の競争力維持に不可欠であると考えています。
本サービスを通じて得られた知見やAIエージェントの精度改善に関するナレッジを、今後さらに広範な領域へ展開してまいります。具体的には、Microsoft社のCopilotをはじめとする各種ジェネレーティブAIサービスとの連携において、当社の強みを発揮し、AIエージェントの精度向上支援にも注力します。
また、データ&AIプラットフォームを提供するテクノロジーパートナー企業やDXコンサルティング企業、国産の大規模言語モデルを活用したソリューションを展開する大手SIerなどと積極的に協業し、汎用的なソリューションでは対応が難しかった領域にもカスタマイズ伴走支援を提供していきます。
これにより、データ駆動型経営の「ラストワンマイル」まで踏み込んだ支援を実現し、日本企業のDXを末端まで加速させることを目指します。
ヘッドウォータースは、今後もお客様の良きパートナーとして、テクノロジーとビジネスを融合したサービスの提供に努めてまいります。
以上
※1 Microsoft Fabricとは
Microsoft Fabricは、データ移動、データレイク、データエンジニアリング、データサイエンス、リアルタイム分析、BI(ビジネス・インテリジェンス)まで企業のデータ活用に必要な機能を網羅したオールインワンの分析プラットフォームとなるSaaS型サービスです。複数の異なるデータサービスを組み合わせることなく、ひとつの統合環境でデータを扱えるため、分析基盤の複雑さを大幅に軽減し、生成AIをはじめ高度なAI機能とのシームレスな連携も可能となっています。企業はFabricを活用することで、迅速なデータ活用基盤の構築とDX推進を図ることができます。
※2 Azure Databricksとは
Azure Databricksは、データ分析とAIを統合的に実現するクラウドベースのデータプラットフォームで、Apache Sparkを基盤に構築されています。データレイクとデータウェアハウスの利点を融合した「レイクハウス」アーキテクチャを採用しており、大規模なデータの高速処理と機械学習モデルの開発・運用を一元化できます。マイクロソフトのAzure上で提供されることで、他のAzureサービス(Azure Machine LearningやAzure Synapse Analyticsなど)とも連携しやすく、企業のデータ&AI活用基盤として重要な役割を果たしています。
※3 BizOps(ビズオプス)とは
経営陣によるビジネス戦略(Biz)と現場のオペレーション(Ops)をデータでつなぎ、オペレーショナル・エクセレンス(卓越した業務運営)を追求する手法です。経営で描いた戦略を、迅速かつ正確に現場へ落とし込み、現場から得られた知見をデータによって経営にフィードバックすることで、意思決定をより効果的で説得力のあるものにします。ビジネス全体のスピード、効率、柔軟性を高めるアプローチとして、近年注目されています。
■参考
・RAGを活用した複数AIエージェントによる自律業務遂行で 「Agentic Work Flow」の正答率99%を達成
https://www.headwaters.co.jp/news/achieved_99_accuracy_rate_agentic_workflow.html
・AIエージェント導入を検討する企業向けに AIエージェント業務可視化・コンサルティングサービスを開始 ~172万時間の業務時間削減効果も~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_ai_agent_consulting_service.html
・Microsoft AzureでAIエージェントを検討している企業向けに「Azure AI Foundry Agent Service」ハンズオン型AgentOpsラボサービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/azure_ai_foundry_agent_service_agentops_labo_service.html
・FastLabelと協業し、Data-centric AIアプローチによる業界特化型AIエージェント、SLM、Agentic RAGの開発を強化
https://www.headwaters.co.jp/news/headwaters_fastlabel_datacentric_collaboration.html
・ヘッドウォータース、 データブリックスと生成AIおよびデータ基盤の協業を拡大する 「Databricks GenAI LAB」を新設
https://www.headwaters.co.jp/news/_ai_databricks_genai_lab.html
・マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
■商標について
Microsoft、Azure、Microsoft 365は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :
https://www.headwaters.co.jp
会社名:株式会社ヘッドウォータースコンサルティング
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 加藤 健司
設 立:2022年2月
URL :
https://consulting.headwaters.co.jpプレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes