韓国のベストセラー詩人チン・ウニョンらが実践する文学を通じたセルフセラピーの手法『文学カウンセリング入門』8月4日刊行!
株式会社黒鳥社

韓国で注目を集める新たな実践「文学カウンセリング」を紹介する書籍『文学カウンセリング入門』(著:チン・ウニョン/キム・ギョンヒ、訳:吉川凪)。文学を読むこと、書くことは、心のケアにつながる。
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Photos by Kaori Nishida
心の模様を読む12のレッスン
コンテンツレーベル黒鳥社は、韓国のベストセラー詩人チン・ウニョンらが実践する[文学カウンセリング]の理論と実践をまとめた書籍『文学カウンセリング入門』(著者:チン・ウニョン、キム・ギョンヒ/翻訳:吉川凪)を2025年8月4日に刊行しました。
本書は、韓国の詩人・哲学者チン・ウニョンと教育者キム・ギョンヒによる韓国相談大学院大学の[文学カウンセリング]の講義や論文をもとに、詩や文章を通して自分の心と向き合うための理論と実践をまとめた一冊です。
著者の一人であるチン・ウニョンは、2014年、修学旅行中の高校生らが犠牲となったセウォル号事件の遺族たちと向き合い、亡くなった少女の声を想像して綴った詩「あの日以後」で大きな注目を集めた韓国のベストセラー詩人です。
本書『文学カウンセリング入門』は、こうした彼女の詩作・思索の実践を基盤に、誰もが「読む」「書く」ことで自らの感情と向き合い、言葉によって自分自身を癒やし、他者とのつながりを得るための方法を丁寧に案内します。
前半の理論編では、文学による癒しの力についての理論や背景を哲学的視点から解説し、後半の実践編では、谷川俊太郎、ヴィスワヴァ・シンボルスカ、メアリー・オリヴァーらの多様な文学テキストを用いて、自分の心を深く理解する12のレッスンを紹介しています。
詩の書き写しやコラージュなどさまざまな方法を通じて、自分の気持ちを見つめ直し、誰かと分かち合う力を育てるカリキュラムとなっています。
文学とケアをめぐる新しい実践に、ぜひご注目ください。
【目次】
第1部 文学カウンセリングの可能性
・文学的想像力と癒やし
・〈芸術の秘密〉を乗り越える
・美的教育の理想:鑑賞者ではなく芸術家になる
・美的活動についての二つの理解:ポイエーシスとプラクシス
・文学プログラム「自分を振り返る8つの部屋」の試み
・〈自発的服従〉を超えて共生の人生へ
・レクチャーと演習の例:第5の部屋「青春、私の最も詩的な季節」
第2部 文学カウンセリングの理論
・文学が持つ癒しの力
・プラクシスとしての文学カウンセリング
・文学カウンセリングにおいて必要な「共読」
・文学カウンセリングと自己変容
・文学カウンセリングでは誰もが作家になる
第3部 文学カウンセリング12のレッスン
〈前半〉
・Lesson 1:詩作のウォーミングアップとしての筆写(詩を筆写しよう)
・Lesson 2:詩人の言葉を借りて表現する(引用とリライトで表現する)
・Lesson 3:アルファポエムを書く(アルファベット詩で自己紹介する)
・Lesson 4:全力疾走で書く(自由に、ただ書いてみる)
・Lesson 5:プンクトゥムで自分を理解する(心に刺さる言葉を探す)
・Lesson 6:詩のコラージュで自分を表現する(既存の詩をつなげて新しい自分をつくる)
〈後半〉
・Lesson 7:自己紹介詩を書く(自分にニックネームをつけて詩を書く)
・Lesson 8:写真を見て詩を書く(撮影した写真を見て詩を書く)
・Lesson 9:愛の詩を使ってコラージュする(既存の愛の詩をつなげる)
・Lesson 10:辞書形式で詩を書く(自分の内面の模様を示す辞書をつくる)
・Lesson 11:身体について書く(自分の体の一部を観察して共有する)
・Lesson 12:心の本を作る(これまでのレッスンの回答で本を作る)
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【補足情報】
本書は、黒鳥社が制作協力しているメディア「WORKSIGHT[ワークサイト]」で行ったチン・ウニョンへのインタビューをきっかけに翻訳出版を行うことになりました。なぜチン・ウニョンは韓国の大学院大学で「文学カウンセリング」の授業を始めたのか、その必要性について言及されています。ぜひご一読ください。
▼WORKSIGHT2023年12月26日配信 ニュースレター
「あの日以後」の詩:韓国詩壇の第一人者、チン・ウニョンは語る【2024年1月18日トークイベント開催】
https://worksight.substack.com/p/words-of-poetry-4
▼WORKSIGHT2024年4月2日配信 ニュースレター
ことばとともに、成熟する社会へ:韓国現代詩の第一人者、チン・ウニョンが語る「詩の力」
https://worksight.substack.com/p/89
【書籍情報】
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書名 :『文学カウンセリング入門』
著者 :チン・ウニョン、キム・ギョンヒ 訳:吉川凪
ISBN :978-4-910801-03-2
定価 :本体2200円+税
発行 :株式会社黒鳥社
発行日:2025年8月4日
【発行元】
株式会社黒鳥社
いまの当たり前を疑い、あらゆる物事について、「別のありようを再想像(Re-Imagine)する」ことをミッションに、書籍、ウェブ、映像、ポッドキャスト、イベント、旅などメディアを問わず、コンテンツをプロダクション(制作)するコンテンツレーベルです。書籍に『ミュージックシティで暮らそう:音楽エコシステムと新たな都市政策』(2025年7月)、『会社と社会の読書会』(2025年1月)、『第七の男』(2024年5月)、『『忘れられた日本人』をひらく:宮本常一と「世間」のデモクラシー』(2023年12月)ほか。また、ポッドキャスト「メタバースえとせとら」「こんにちは未来」などの企画制作も行っています。2025年2月には東京・虎ノ門に書店+ギャラリー「TIGER MOUNTAIN」(タイガーマウンテン)をオープン!
https://blkswn.tokyoプレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes