デザイン×対話、学問、社会──専門家31名の批評性と生活史が交錯するデザイン誌『DESIGN AND PEOPLE|Issue No.2 他者たちとどう生きるか』を8月13日(水)にコンセントより発売
株式会社コンセント

対話9篇とエセー8篇を収録。デザインの鍵を探る書評6篇も
デザインで社会をひらき、デザイン自体の可能性をひらいていくことをミッションに活動する株式会社コンセント(本社:東京都渋谷区 代表:長谷川敦士 以下、コンセント)は、デザイナー、クリエイター、エンジニア、研究者、建築家、装丁家、イラストレーター、作家、編集者、行政官などが、自分の仕事と生活、興味関心、研究テーマ、時事問題について語る、書く《対話とエセー》によるデザイン誌『DESIGN AND PEOPLE|Issue No.2 他者たちとどう生きるか』を2025年8月13日(水)に発売します。
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『DESIGN AND PEOPLE』は、デザインやクリエイティブへの問いを抱えながら、自分の仕事と生活、興味関心、研究テーマ、時事問題についてを語る、書く──《対話とエセー》によるデザイン誌。
・著者(敬称略)
長嶋りかこ(グラフィックデザイナー)、永井玲衣(作家)、辻愛沙子(クリエイティブディレクター)、渡邉康太郎(コンテクストデザイナー)、八重樫文(デザイン学研究者)、小杉幸一(アートディレクター)、川名潤(装丁家)、長田年伸(装丁家)、沼本和輝(行政官)、高野葉子(PRエキスパート)、緒方壽人(デザインエンジニア)、加島卓(社会学者)、武田砂鉄(ライター)、横山雄(画家/デザイナー)、角尾舞(デザインライター)、大西隆介(アートディレクター/グラフィックデザイナー)、佐賀一郎(デザイン研究者)、磯貝直紀(デザインディレクター)、沖本尚志(編集者/ライター)、浅子佳英(建築家/編集者)、古賀稔章(デザイン研究者)、室賀清徳(編集者)、岡あゆみ(編集者)、長崎陸(プロトタイピスト)、大崎優(デザインストラテジスト)、小山田那由他(サービスデザイナー)、石野博一(コンテンツストラテジスト)、計良拓行(テクニカルディレクター)、佐々木未来也(デザイナー)、上原哲郎(経営者)、吉田知哉(編集者)
■ゆるやかなつなぎ直しの契機を探るデザイン誌の第2号
複雑に絡み合う難問が堆積する現代において、その解決の「手立て」として多方面から期待が高まるデザインの力。一方で、近代に工法・職能として生まれた「デザイン」という言葉は、今日に至るまでに経済的合理性により分業化・細分化されてきました。
──あらゆる領域をつなぐ・垣根を超えるという、主体的な当事者たちの意志がないかぎり、その場しのぎのビジネスに終始してしまうのかもしれない。(中略)本誌で当事者同士のつなぎ直しの契機を探ることはできるだろうか。──
『DESIGN AND PEOPLE|Issue No. 1 デザインは主語じゃない』編集後記|発刊に際してより抜粋
本誌は、さまざまな領域の専門家やデザインの当事者による《対話とエセー》を通して、デザインの在り方をじっくりと考え、人と人、産業と産業のゆるやかなつなぎ直しの契機を模索すべく、2023年8月4日(金)に創刊しました。
[デザイン誌『DESIGN AND PEOPLE』について]
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創刊号『DESIGN AND PEOPLE|Issue No. 1 デザインは主語じゃない』のプレスリリース
■対話の先に見えてきた「他者たちとどう生きるか」という問い
本誌編集長・吉田知哉の個人としての思い、そして著者同士の対話や編集過程の末に、Issue No.2のタイトル「他者たちとどう生きるか」という問いが立ち現れてきました。
「分断の時代」と言われる今を生きる著者たちの戸惑いと希望が、この一冊には詰まっています。分断と対立の構造は、世界、国家、社会といった大きな枠組みのみならず、職場や家庭、仕事や日常といったあらゆる局面に存在し、疑いようもなく著者たちにも影響を与えていました。その生身の姿が、読者にとっての他者である著者たちへの想像力、ひいては分断をつないでいくためのさらなる想像力の糧となることを願い制作しています。
■31人が紡ぐ、対話9篇とエセー8篇、デザインの鍵を探る書評6篇
31人の著者たちは、それぞれの専門領域におけるつくり手としての当事者であり、また一生活者としての当事者でもあります。その視線は、過去・現在・未来を行き来し、ともすれば難しく感じられる専門的な話となり、あるいは至極個人的で感情的な話となり──今号に収録した9篇の対話、8篇のエセー、6篇の書評となって露われました。デザインの鍵を探る書評6篇は、建築、デザイン、写真、絵本、読書、五輪・万博といった多様なジャンルで綴っています。
同時代に生きる人たちの「批評性」と「生活史」の発露である本誌。著者たちのクリティカルなまなざしと本音が交錯する全256ページです。
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・構成(目次)
《対話篇》
長嶋りかこと永井玲衣|デザインと対話:何がその詩の言葉を語らなくさせているのか
辻愛沙子と渡邉康太郎|デザインと言葉:シグナルではなくノイズを
八重樫文と長崎陸|デザインと学問:美的感性を失わずにどう生きるか
小杉幸一と大崎優|デザインと仕事:個性を宿らせようとして
川名潤と長田年伸|デザインと本:何に加担しているか、自覚はもたないといけない
沼本和輝と小山田那由他|デザインと行政:いまこの瞬間にがんばること、先を見据えて考えていくこと
高野葉子と石野博一|デザインと広報:その先には誰かが
緒方壽人と計良拓行|デザインとテクノロジー:テクノロジーを生活のなかで会得する
加島卓と吉田知哉|デザインと社会:構造と揺らぎ
《エセー篇》
武田砂鉄|デザインと文章:人生をデザインさせられないために
横山雄|デザインと絵:本当より本当っぽい話
角尾舞|デザインとライティング:デザインを書く
大西隆介|デザインと展覧会:展覧会のグラフィックについて
佐賀一郎|デザインと線:生きられる線から、生きられるデザインへ
磯貝直紀|デザインとゲーム:僕のゲーム思考、その展開と結実
沖本尚志|デザインと写真:篠山紀信論のパラドックス
浅子佳英|デザインと万博:祭りは日常のなかにしかない
《書評》
古賀稔章、室賀清徳、沖本尚志、岡あゆみ、佐々木未来也、上原哲郎
カバー写真=長沢慎一郎
■生きた言葉を、“今”という時代の社会性を宿した風景とともに
デザインの在り方を見つめ直し、人と人、産業と産業のゆるやかなつなぎ直しの契機を模索する本誌のデザインコンセプトは、人々の「過去と“今”と未来をつなぐ」ことです。分断は、時間のなか、歴史にもあります。情報伝達だけでなく、人々の時をつなぎとめていくデザインを意識しました。また、9篇の対話ごとに異なる作家を起用し、書評篇を含め10人の作家に挿絵やポートレートを描いていただいています。
・作家(敬称略)
Machida Lina、小泉理恵、北林みなみ、竹浪音羽、横山雄、萩結、OCO、川名晴郎、林規章、安藤和佳
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デザインと“人々”が、関わっていく様を表現したIssue No.2のロゴ。
カバー写真を手がけたのは、第49回「木村伊兵衛写真賞」を受賞した写真家・長沢慎一郎氏。2008年に制作を始め、13年の年月をかけ出版した写真集『The Bonin Islanders』、続編となる『Mary Had a Little Lamb』などで、目には見えない記憶や歴史を写し出してきた長沢氏が、『DESIGN AND PEOPLE|Issue No.2 他者たちとどう生きるか』に封じた“今”をぜひ手に取ってご覧ください。
■イベントシリーズ「DESIGN AND PEOPLE SOCIAL CLUB」を開催予定
『DESIGN AND PEOPLE』では、誌面に登場いただいた方と直接交流するイベントシリーズ「DESIGN AND PEOPLE SOCIAL CLUB」(通称:デザピー・ソシアルクラブ)を開催しています。
創刊号では哲学研究者/作家の永井玲衣氏、装丁家の長田年伸氏、編集者/ライターの沖本尚志氏らを迎え、それぞれのテーマ・プログラムで過去5回実施してきました。引き続きIssue No.2に合わせた企画も行っていきます。また、刊行記念イベントも予定しています。
[過去開催イベントレポート(一部)]
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DESIGN AND PEOPLE SOCIAL CLUB vol.1-
永井玲衣さんとの哲学対話 アフタートーク / DESIGN AND PEOPLE SOCIAL CLUB vol.1
【書誌情報】
書名:DESIGN AND PEOPLE|Issue No. 2 他者たちとどう生きるか
著者:長嶋りかこ、永井玲衣、辻愛沙子、渡邉康太郎、八重樫文、小杉幸一、川名潤、長田年伸、沼本和輝、高野葉子、緒方壽人、加島卓、武田砂鉄、横山雄、角尾舞、大西隆介、佐賀一郎、磯貝直紀、沖本尚志、浅子佳英、古賀稔章、室賀清徳、岡あゆみ、長崎陸、大崎優、小山田那由他、石野博一、計良拓行、佐々木未来也、上原哲郎、吉田知哉
発行所:株式会社コンセント
発売日:2025年8月13日(水)
仕様:A5判、256ページ
定価:2,700円+税
ISBN:978-4-909290-05-2
ご購入先:
・Amazon
https://amzn.asia/d/dEG46bl
・楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/18312005/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社コンセント
広報/PR 前田瑞穂、岩楯ユカ
E-mail:mktg@concentinc.jp
Tel:03-5725-0115(代表)
【株式会社コンセントについて】
コンセントは「デザインでひらく、デザインをひらく」をミッションに、企業や行政と伴走し活動を支えるデザイン会社です。
デザイン経営や事業開発、マーケティングやブランディング、クリエイティブ開発等において、サービスデザインの視点と技術を生かして戦略策定から実行まで一貫して支援しています。また、誰もがデザインについて学べる「コンセントデザインスクール」の運営等を通して「デザインの知の活用」を広く共有しています。生活者一人ひとりがデザインの視点を身につけ、問題解決に役立てられる社会となることを目指して活動しています。
会社名:株式会社コンセント
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-20-6 プレファス恵比寿南
設立:1973年12月
代表者:代表取締役社長 長谷川敦士
事業内容:デザイン経営支援、事業開発や成長支援、デザイン組織や業務の構築支援、サービスデザイン、ブランディング支援、デジタルメディア開発、クリエイティブ開発
・ コーポレートサイト:
https://www.concentinc.jp/
・ デザイン経営をリードする「Design Leadership」:
https://www.concentinc.jp/solution/design-leadership/
・ 誰もがデザインを実践できる世の中に「コンセントデザインスクール 」:
https://cds.concentinc.jp/プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes