楽曲情報管理システム「KENDRIX」がアップデート
一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)

-創作の寄与度に応じた分配率の届出機能を追加-
日本音楽著作権協会(本部:東京都渋谷区、理事長:伊澤 一雅、以下「JASRAC」)は、2025年8月5日、ブロックチェーン技術を活用した存在証明機能とeKYC機能を備える楽曲情報管理システム「KENDRIX」(
https://kendrix.jp/)のアップデートを行いました。
<KENDRIXの新たな機能>
■創作の寄与度に応じた分配率の届出機能
JASRACと信託契約を締結している音楽クリエイターは、KENDRIXに登録した作品情報と著作者情報を基にして作品届を作成し、JASRACに提出することができます。この作品届提出機能に付随して、創作の寄与度に応じた分配率の届出がKENDRIXから行えるようになりました。
【分配率の原則】
・詞と曲がある場合は、まず詞と曲で均等分割
・詞と曲、それぞれの区分で著作者が複数いる場合は、各著作者で均等分割
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71197/94/71197-94-f481b72d89df7c8b1015506f3eb0e5a9-928x252.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【創作の寄与度に応じた分配率】
・創作への寄与度を反映した、各著作者で均等分割ではない分配率
・当事者間での協議を経て合意している場合に、代表者が届け出る
※詞と曲がある場合に、まず詞と曲で均等分割となる取扱いは変わりません。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71197/94/71197-94-5fec715180dcbc2aa9406ae0cb5cff84-923x251.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ただし、創作の寄与度に応じた分配率を設定する区分の著作者全員が以下の条件を満たしている必要があります。
・JASRACと信託契約を締結している(KENDRIXのアカウント種別が「ビジネス+」)
・対象の楽曲のプロジェクトメンバーである(KENDRIXのプロジェクト機能を通じて楽曲のオーナーから招待され、その招待を承諾している)
(画像イメージ)
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71197/94/71197-94-4b40322582f819ba64dea506fbc1137a-3163x1768.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
原則どおり均等分割の場合の分配率を表示している画面
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71197/94/71197-94-0d37b5e638cef9e734efb0b7606b8374-3163x1768.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(作曲のみ)創作の寄与度に応じた分配率を設定した画面
ご利用方法等の詳細はKENDRIX Mediaの
新機能紹介記事をご覧ください。
※KENDRIXからJASRACと信託契約を締結する方法の詳細は
こちらの記事の(point 3)をご覧ください。
※既にJASRACと信託契約を締結している方が、KENDRIXのアカウント種別を「ビジネス+」にアップグレードする方法の詳細は
こちらの記事の(point 1)をご覧ください。
※KENDRIXに楽曲情報を登録したユーザー(オーナー)が、共同著作者等を招待して自身の登録した楽曲情報を参照できるようにするプロジェクト機能の詳細は
こちらの記事の(point 1)をご覧ください。
JASRAC管理作品において創作の寄与度に応じた分配率を設定することは、コライトなどにより創作環境が国際化・多様化するなかで、創作的な寄与度を分配率に反映させることの必要性・合理性がより高まっていくという見地に基づき、2021年4月から可能となっています。
新たな創作スタイルを志向する音楽クリエイターをターゲットとするKENDRIXは、プロジェクト機能やコメント機能により当事者間の合意形成も効率的にサポートできることから、創作の寄与度に応じた分配率の届出をオンラインで簡便に行えるようにしました。
KENDRIXはクリエイターの活動をサポートするテクノロジーの活用を通じてイノベーションを推進し、音楽の創作の未来を支えていきます。
■KENDRIXとは
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71197/94/71197-94-8ee6cb4fce401547d4ba5c8c0dce7a9f-438x115.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「すべての音楽クリエイターがCreation Ecosystemに参画できる世界へ」というコンセプトのもと、音楽クリエイターが安心して楽曲を発表でき、適正な対価還元を受けるための各種手続きのハードルを下げることを目的としたクリエイターDXプラットフォームです。
プロアマ問わず、どなたでも無料でご利用いただけます。
以下のページからアカウント登録を行ってください。
https://kendrix.jp/
(プロモーションムービー)
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=IpYvQz8cliU ]
■関連情報
YouTube「KENDRIX」チャンネル
KENDRIXの利用が想定される音楽制作の現場を紹介するコンテンツや、KENDRIXで改善したい権利やお金に関する課題のポイントなどを分かりやすく解説するコンテンツを随時公開しています。
KENDRIX Media
KENDRIXがターゲットとするユーザー向けに、KENDRIX関連情報のみならず、音楽クリエイターのインタビューや音楽活動で役立つ情報などを幅広く発信しています。
[画像6:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71197/94/71197-94-08898f7173744f44ffc44cba33c6d1d1-312x48.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)について
JASRACは作詞家、作曲家、音楽出版社等の権利者から音楽の著作権の管理委託を受け、音楽を利用する方々に利用を許諾し、その対価としてお支払いいただいた著作物使用料を著作権者に分配しています。1939年に国内初の著作権管理団体として設立され、85年以上にわたり、著作権管理のプロフェッショナルとして音楽文化の発展に向けた努力を続けています。
団体名 :一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)
代表者 :理事長 伊澤 一雅
本部所在地:東京都渋谷区上原3-6-12
設立 :1939年11月18日
URL :
https://www.jasrac.or.jp
事業内容 :音楽の著作物の著作権に関する管理事業、音楽著作物に関する外国著作権管理団体等との連絡および著作権の相互保護、私的録音録画補償金に関する事業、著作権思想の普及事業、音楽著作権に関する調査研究、音楽文化の振興に資する事業
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes