2025年08月06日
フィンランド、エスポー
(ビジネスワイヤ) -- 通信業界向けのAI、5G、クラウド・ネイティブ・テクノロジーに対応したデジタル・プラットフォームの世界的大手企業であるテクノツリーは、2025年上半期の財務結果を発表しました。同社は、為替の逆風にもかかわらず、強固な業務遂行力を示し、収益性を改善し、成長を維持するとともに、特に欧州を中心に成熟市場での事業展開を拡大しました。
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2025年上半期(1月~6月)
売上高は3,420万ユーロ(前年同期3,490万ユーロ)、前年同期比2.1%減少。一定通貨ベースでは3,590万ユーロ、前年同期比2.7%増加。 営業利益は960万ユーロ(前年同期800万ユーロ)、前年同期比20.6%増加。 営業利益率は28.0%(前年同期22.8%)、前年同期比520ベーシスポイント向上。 為替差損は400万ユーロに増加(前年同期250万ユーロ)。 当期純利益は260万ユーロ(前年同期370万ユーロ)、前年同期比30.0%減少。 営業活動によるグロスキャッシュフローは1,050万ユーロ(前年同期730万ユーロ)。 フリーキャッシュフローは210万ユーロの黒字(前年同期は390万ユーロの赤字)。 1株当たり利益は前年同期と同水準の0.2ユーロ。 期末の受注残高は1億570万ユーロ(前年同期7,260万ユーロ)、前年同期比45.5%増加。主な成果:
新規顧客の獲得:欧州、南アフリカ、および英国を含む成熟市場で複数の新規顧客との契約を締結し、グローバルな事業展開を拡大しました。これは、テクノツリーのAI搭載デジタル・プラットフォームに対する需要の高まりを反映しています。 デジタルスタックの導入:主要な通信サービス・プロバイダー(CSP)向けに10件の重要なデジタル・トランスフォーメーション導入を成功裏に完了し、合計695件の機能を提供しました。これにより、クラウド・ネイティブのBSSスタックを用いた仮想移動体通信事業者(MVNO)および仮想移動体通信支援事業者(MVNX)分野での展開を推進しました。 製品の革新と機能強化:テクノツリー・モーメンツおよびテクノツリー・センサの各プラットフォームにおいて新機能を導入し、製品の機能を継続的に強化しました。これにより、AI/機械学習(ML)を活用したカスタマー・バリュー・マネジメント、キャンペーン・アズ・ア・サービス、およびマルチクラウド対応の能力が向上しました。 アナリストからの評価:2025年に発表された6件の戦略的ガートナー・レポートにおいて取り上げられ、重要なCSP向け機能における当社の有用性とリーダーシップが裏付けられました。 2025年エンタープライズ・コミュニケーション・サービスのハイプ・サイクル 2025年通信産業におけるオペレーションとオートメーションのハイプ・サイクル CSP向け収益管理および収益化ソリューション・マーケット・ガイド CSP向けB2Bデジタルマーケットプレイス・ソリューション・マーケット・ガイド CSP顧客マネジメントおよび体験ソリューション・マーケット・ガイド 2025年通信産業におけるカスタマー・エクスペリエンスおよび収益化のハイプ・サイクル 業界賞:テクノツリーは、アジア全域でのイノベーションと影響力が評価され、「アジアン・テレコム・アワード2025」において、Emtelとの共同による生成AI(GenAI)搭載のカスタマー・バリュー・マネジメント(CVM)およびマーケティング変革製品群により、テレコム・ベンダー・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。さらに、テクノツリーは「TM Forum Excellence Awards 2025」において5部門でノミネートされており、その中では、B2B2Cマネタイズおよびオープン・デジタル・アーキテクチャ(ODA)の導入における優秀性を評価された「ODA実装における卓越賞」で最終候補としての選出も果たしました。 戦略的パートナーシップ:HCLテクノロジーズやアクセンチュアなどの世界的なシステム・インテグレーターとの提携を強化し、成熟した通信市場への展開を加速しました。Microsoft Azureなどのハイパースケーラーとの連携により、テクノツリーのクラウド・ネイティブ対応力と市場展開力が引き続き強化されています。 市場拡大と受注残高の増加:受注残高は過去最高の1億570万ユーロに達し、主に英国、欧州、南アフリカでの大規模新規プロジェクトによって牽引されました。これらのプロジェクトの納入マイルストーンは、2025年後半以降に集中しています。最高経営責任者(CEO)コメント:
テクノツリーのCEOであるパドマ・ラヴィチャンダーは、次のように述べました。「2025年上半期の業績は、当社の業務遂行力と戦略的焦点の強さを示しています。5四半期連続でフリーキャッシュフローを黒字化し、成熟市場での事業展開を拡大できたことは、テクノツリーの成長軌道に対する自信をさらに強めるものです。私たちは引き続き、顧客のデジタル・トランスフォーメーションを支援し、新たな収益源を創出する革新的なAI駆動型ソリューションの提供に取り組んでまいります。この成功を牽引してくれたパートナーと当社チームを誇りに思っており、年内も引き続きこの勢いが続くことを期待しています。」
テクノツリーについて
5G対応のデジタル・ビジネス・サポート・システム(BSS)におけるリーダーであるテクノツリーは、通信業界向けにAI/ML対応、クラウド・ネイティブ、マルチクラウド拡張可能なソリューションを提供しています。同社は、TMフォーラムのオープンAPI認証を59件取得しており、「テクノツリー・モーメンツ」を通じて、迅速な注文から入金までのプロセス管理プラットフォームおよびサブスクリプション管理プラットフォームに加え、フィンテックおよびB2B2Xのマルチエクスペリエンス型デジタル・マーケットプレイスを提供しています。テクノツリーはヘルシンキ・ナスダック(証券コード:TEM1V)に上場しています。
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連絡先
Further Information:
Prianca Ravichander, CMO
Email: marketing@tecnotree.com
www.tecnotree.com
記事提供:ビジネスワイヤ
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