【イベントレポート】グラミン日本×オリィ研究所 移動困難者のインパクト雇用の解決策を考えよう
株式会社オリィ研究所

~社会課題を人材力に変える、企業の挑戦と成長の舞台裏~
株式会社オリィ研究所(本社:東京都中央区、代表取締役 吉藤 健太朗・笹山 正浩、以下「オリィ研究所」)は、一般社団法人グラミン日本(所在地 東京都中央区、代表者 理事長 百野 公裕、以下グラミン日本)と共同で、2025年7月17日(木)『移動困難者のインパクト雇用の解決策を考えよう』を開催いたしました。
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「インパクト雇用」を人的資本経営のひとつの実践手段と位置付け、「移動困難者」の活用を通して、企業の経済価値と社会価値の同時実現に繋げるための新たなビジネスモデルについて議論、共創するイベントを実施しました。
【イベント実施の背景】
2月に開催した一回目のイベントでは、移動困難者の雇用を生み出す上での課題や、それに対しての解決アイデアを考えるグループディスカッションを当事者を交えて行いました。
この度の第二回目では、実際に企業として、オリィ研究所、グラミン日本と共に、移動困難者のインパクト雇用に取り組む、株式会社メドレーウィズ、株式会社ARCOBALENOの推進者が登壇し、より実践的な手法や、その挑戦の舞台裏に迫るトークセッションを実施。
障害者雇用に限らず、介護離職、ヤングケアラー、シングルでの仕事と育児の両立など、さまざまな背景から就労機会を得にくかった方々に対し「インパクト雇用」という広い視点から、企業の新たな雇用のあり方を考えるきっかけとするため、本イベントを企画いたしました。
またイベントの冒頭では、参加者の皆様に分身ロボットカフェでOriHimeパイロットの接客を実際に体験していただきました。
【イベントの模様】
<パネリスト>
森崎 昇 氏
(株式会社メドレーウィズ マネージャー)
正田 創士 氏
(株式会社メドレーウィズ)
大塚 美妃 氏
(株式会社ARCOBALENO 執行役員)
上村 あかね 氏
(一般社団法人グラミン日本 BPO事業チームメンバー)
<ホストスピーカー>
山口 聖子 氏
(一般社団法人グラミン日本)
加藤 寛聡
(株式会社オリィ研究所 事業開発部 雇用支援/FLEMEE 事業責任者・マネージャー)
第1セッション:「分身ロボットカフェ体験」
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はじめにオリィ研究所の加藤より、分身ロボットカフェでは移動困難者がOriHimeパイロットとして働いており、その経験を経て、他の企業さまのお仕事、講演、オリィ研究所内の様々な業務へのジョブチェンジ、キャリアアップを遂げていくメンバーが多数出てきている現場となっていることについてお話ししました。
カフェをハブとして、多くの就労意欲の高い移動困難者と、こうした取り組みを共に行いたい企業さまが集まる状況ができている。そしてカフェの卒業先となる企業就労の拡大や、OriHimeを活用しない形でのテレワークでの企業就職の取り組みも加速していることを紹介し、そうした取り組みを体感していただくため、参加者の皆様に分身ロボットカフェでの接客を体験していただきました。
第2セッション:「インパクト雇用とは」
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グラミン日本の山口氏より、移動困難者のインパクト雇用についてや、インパクト雇用と人的資本経営との関係をお話しいただきました。また、アメリカでの受刑者の出所後の支援事例についてもご紹介がありました。
第3セッション:「オリィ研究所×株式会社メドレーウィズの取り組み紹介」
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メドレーウィズの森崎氏と正田氏より、完全リモートで障害者雇用を行っている事例をご紹介いただきました。誰もが働きやすいよう、コミュニケーションを粘り強く行っていることや、マニュアル整備を工夫されていることなどが語られました。
第4セッション:「グラミン日本×株式会社ARCOBALENOの取り組み紹介」
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グラミン日本の山口氏より、シングルマザーのデジタル就労支援の方法について解説いただきました。
ARCOBALENO大塚氏からは、ARCOBALENOの取り組みのご紹介と、インパクト雇用の事例紹介がありました。
また、グラミン日本上村氏からは、シングルマザーとしてグラミン日本の伴走支援を受け、完全在宅勤務を実現するまでの経緯や苦労されたことなどをお話しいただきました。
第5セッション:「質疑応答」
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質疑応答の時間では障害者雇用に関する補助金について質問がありました。オリィ研究所加藤と中島より、補助金は多様な種類があり管轄のハローワークや労働局で詳しい説明を受けられることや、オリィ研究所で障害者雇用を導入する企業をサポートする事業を行っていることを説明いたしました。
オリィ研究所は今後もこのようなイベントを通じて、障害を抱える方のみならず、介護離職、ヤングケアラー、シングルマザー/ファーザー等、移動困難な事情を抱える方や、その働き方のアップデートに関する情報を提供してまいります。
【一般社団法人グラミン日本について】
ムハマド・ユヌス博士により、バングラデシュに設立されたマイクロファイナンス機関「グラミン銀行」の日本版として2018年に設立。グラミン銀行は、生活困窮層の自立を支援した功績により2006年にノーベル平和賞を受賞しました。「誰もが活き活きと社会で活躍する持続可能な社会」の実現をビジョンに掲げ、主に生活困窮の状態にある女性に対して、生活資金ではなく「起業や就労の準備資金」を融資するマイクロファイナンスと、多様なパートナーとの共創によって生まれる「一歩を踏み出す機会」を提供することをミッションとしています。私達は、チャンスを願い、一歩を踏み出そうと想う人々の伴走者として、共に歩み続けます。
*グラミン日本は特定⾮営利金融法人という免許を取得し、貸金業を行っております。また、記載の情報は、貸金業を営む旨の表示⼜は広告を行うものではなく、かつ、貸付けに係る契約⼜は当該契約に係る保証契約の締結について勧誘を行うものではありません。
所在地 東京都中央区日本橋室町
設立 2018年9月13日
代表者 理事長 百野 公裕
団体概要 生活困窮の状態にある方へ無担保で小口融資を行うグラミン銀行の日本版生活困窮の状態に ある方へ無担保で小口融資を行うグラミン銀行の日本版
事業内容 マイクロファイナンス/小口融資、就労支援
ホームページ:
https://grameen.jp/
Facebook:
https://www.facebook.com/GrameenNippon
X:
https://twitter.com/GrameenNippon
Instagram:
https://www.instagram.com/grameennippon/
note:
https://note.com/grameennippon
【株式会社オリィ研究所について】
「人類の孤独を解消する」を理念に掲げ、障害・病気・介護・子育て等の理由で外に出ることが難しい「移動困難者」の選択肢を豊かにするサービスを研究開発・提供しています。
展開サービス:
- テレワークに特化した障害がある方のための人材紹介サービス「FLEMEE」- 遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」- テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」- 重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」- 移動困難者が”パイロット“として分身ロボットOriHime・OriHime-Dを遠隔操作し、オーダーや配膳、お客様との会話など接客を行う「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」
詳しくは、株式会社オリィ研究所 公式サイト
https://orylab.com/ をご覧ください。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes