国内最大級のフッ素樹脂ライニングタンク工場が稼働開始
株式会社バルカー

~バルカー、国内サプライチェーンの強化で半導体産業を支える~
株式会社バルカー(本社 東京都品川区、代表取締役会長CEO 瀧澤利一、以下バルカー)の100%子会社である株式会社バルカーミカワフロンテック(本社 愛知県新城市、以下「VMF」)は、愛知県田原市に建設を進めてきたフッ素樹脂ライニングタンクの一貫生産工場(田原工場)を本格稼働いたしました。
田原工場は、フッ素樹脂ライニングタンクの一貫生産を行う施設としては国内最大級の規模となります。
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田原工場全体写真
■ 半導体産業を支える「世界一クリーンなタンク」を目指した供給体制
フッ素樹脂ライニングタンクは、半導体製造に欠かせない高純度薬液(レジスト、スラリー、洗浄液など)の貯蔵・搬送に使用される重要な設備です。高機能化学品に長時間さらされるため、タンクには極めて高いクリーン性と耐薬品性が求められ、供給可能なメーカーは世界でも限られています。
今回稼働を開始した田原工場では、最新鋭の設備と独自技術を融合し、「世界一クリーンなタンク」を目指すべく、さらなる高品質化と生産効率の向上を実現しています。
田原工場は、世界有数の生産能力を誇るフッ素樹脂ライニングタンク製造拠点として、グローバルな半導体供給網を支えていきます。
■ グローバルサプライチェーンを強化し、東アジア需要にも対応
近年、半導体産業は成長を続け、東アジアを中心とした新工場建設が加速しています。
これに伴い、薬液貯蔵・搬送設備であるライニングタンクの需要も拡大しています。
バルカーグループは、これまで中核拠点としてきた台湾工場に加え、田原工場を稼働させるこ
とで、さらなるグローバル供給能力を確立します。
これにより、半導体関連市場の拡大と、国内回帰による需要増加の双方に対応する体制を整え
ました。
■ 地域とともに、「Made in Mikawa」の製品を世界へ
VMFは、地域密着型企業として三河地域から世界へを掲げ、持続可能な成長を目指しています。
「ミカワ」の名を冠した社名には、地域社会とともに発展し、三河から世界市場に貢献するという想いが込められています。今後は、「Made in Mikawa」のフッ素樹脂ライニングタンクが、世界中の最先端半導体工場で活躍する日を目指して、さらなる成長を続けてまいります。
以上
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes